今回は007シリーズのボンド役として有名なダニエル・クレイグが出演する作品を紹介します。
あのかっこいい射るような眼差し、厚い胸板、不敵な笑み。
男女問わず惚れてしまうダニエル・クレイグの作品から最もおすすめする作品を紹介します。
ダニエル・クレイグ
1968年3月2日 イングランド・チャーシャー州チェスター生まれ
複数のパブを経営する父と美術教師の母の間に生また。両親の離婚後は母と姉とリバプールで暮らす。幼い頃から演劇に興味を持ち、小学生のときに初舞台を踏む。16歳の時に高校を辞めてナショナル・ユース・シアターに参加する。1988年から1991年までロンドン市立の名門校ギルドホール音楽院で学ぶ。1992年に「パワー・オブ・ワン」で映画デビュー。1998年『愛の悪魔/フランシス・ベイコンの歪んだ肖像』では、エディンバラ国際映画祭最優秀演技賞を受賞する。それ以降、「トゥーム・レイダー」(2001)、「ロード・トゥ・パーディション」(2002)などのアメリカ映画にも出演するようになる。2004年に公開された『Jの悲劇』ではロンドン映画批評家協会賞英国男優賞を受賞。実力が認められ、05年に、6代目ジェームズ・ボンドに抜擢される。2006年公開の「007 カジノ・ロワイヤル」はシリーズ最高興収を記録。その後「007 慰めの報酬」「007 SKY FALL」「007 スペクター」も大ヒット。その他にもスピルバーグ監督の「ミュンヘン」などに出演している。09年にはブロードウェイデビュー。2012年開催のロンドンオリンピック開会式では、ボンド役としてエリザベス2世をエスコート。
少年時代に暮らしていたリバプールFCのファンである。
それでは、ランキングを発表します。
その前に、ランキングの方法ですが、今回は世界中のファンからの推薦によって決定したいと思います。ということで、海外映画2大サイト「ロッテン・トマト」「IMDb」の評価を基にして決めました。
89点 CASINO ROYALE(2006)
- 海外批評家:95点
- 日本人の評価:3.99/5
- レビュー数:1,172,429
- 監督:マーティン・キャンベル「007 ゴールデンアイ」
- キャスト:ジュディ・デンチ、エヴァ・グリーン、マッツ・ミケルセン
解説
英国諜報部に属する敏腕スパイ、ジェームズ・ボンドの活躍を描く人気スパイ・アクションのシリーズ第21弾。原点に戻った今作ではボンドが殺しのライセンスを持つ“007”になる前の物語から始まり、国際テロ組織の壊滅が初任務となるボンドの奔走を活写する。6代目ボンドに『ミュンヘン』のダニエル・クレイグ、ヒロインのボンドガールに『ルパン』のエヴァ・グリーン。豪勢なカジノを舞台に繰り広げられる駆け引きがスリル満点。
あらすじ
英国諜報部MI6のスパイである‘00’の地位に昇格したジェームズ・ボンドは、最初のミッションとして国際テロ組織のネットワークを絶つ任務を課される。テロ組織の資金源であるル・シッフルと接触を命じられたボンドは、モンテネグロのカジノでル・シッフルと高額の掛け金のポーカー対決を開始する。 シネマトゥデイ
ベストショット
86.4点 SKY FALL(2012)
- 海外批評家:93点
- 日本人の評価:3.67/5
- レビュー数:894,468
- 監督:サム・メンデス「アメリカン・ビューティー」「007 スペクター」
- キャスト:ジュディ・デンチ、ハビエル・バルデム、レイフ・ファインズ
解説
007のコードネームを持つイギリスの敏腕諜報員、ジェームズ・ボンドの活躍を描くスパイ・アクションのシリーズ第23弾。上司Mとの信頼が揺らぐ事態が発生する中、世界的ネットワークを誇る悪の犯罪組織とボンドが壮絶な戦いを繰り広げる。『007/カジノ・ロワイヤル』からボンドを演じるダニエル・クレイグが続投。監督に『アメリカン・ビューティー』のサム・メンデス、共演には『ノーカントリー』のハビエル・バルデム、『シンドラーのリスト』のレイフ・ファインズら、そうそうたるメンバーが結集。イスタンブールをはじめ世界各地でロケが行われた美しい映像も見もの。
あらすじ
MI6のエージェントのジェームズ・ボンドは、NATOの諜報部員の情報が記録されているハードドライブを強奪した敵のアジトを特定し、トルコのイスタンブールに降り立つ。その組織をあと少しのところまで追い詰めるも、同僚のロンソンが傷を負ってしまう。上司のMからは、敵の追跡を最優先にとの指令が入り、後から駆け付けたアシスタントエージェントのイヴと共に、敵を追跡するボンドだったが……。 シネマトゥデイ
アカデミー賞
- 音響編集賞
- 歌曲賞 アデル
- 撮影賞(ノミネート)
- 作曲賞(ノミネート)
- 録音賞(ノミネート)
ベストショット
86.4点 ドラゴン・タトゥーの女(2011)
- 海外批評家:86点
- 日本人の評価:3.88/5
- レビュー数:448,284
- 監督:デヴィッド・フィンチャー「ファイト・クラブ」「ソーシャル・ネットワーク」
- キャスト:ルーニー・マーラ、クリストファー・プラマー
解説
『ミレニアム』3部作として映画にもなったスウェーデンのベストセラー小説をハリウッドで映画化。『ソーシャル・ネットワーク』のデヴィッド・フィンチャーが監督を務め、白夜のスウェーデンを舞台に、数十年に及ぶ血族の因縁と猟奇的ミステリーに彩られた物語が展開する。キャスティング選考も話題になった天才ハッカーのヒロインを演じるのは、『ソーシャル・ネットワーク』のルーニー・マーラ。彼女と協力し合うジャーナリストを、『007』シリーズのダニエル・クレイグが演じる。原作とは異なる衝撃のラストに注目だ。
あらすじ
月刊誌「ミレニアム」で大物実業家の不正行為を暴いたジャーナリストのミカエル。そんな彼のもとに、ある大財閥会長から40年前に起こった兄の孫娘失踪事件の調査依頼が舞い込む。連続猟奇殺人事件が失踪にかかわっていると察知したミカエルは、天才ハッカー、リスベットにリサーチ協力を求める。 シネマトゥデイ
アカデミー賞
- 編集賞
- 主演女優賞(ノミネート)
- 音響編集賞(ノミネート)
- 録音賞(ノミネート)
- 撮影賞(ノミネート)
ベストショット
83.7点 ミュンヘン(2005)
- 海外批評家:78点
- 日本人の評価:3.64/5
- レビュー数:506,683
- 監督:スティーヴン・スピルバーグ「シンドラーのリスト」「ジュラシック・パーク」
- キャスト:エリック・バナ、キーラン・ハインズ、マチュー・カソヴィッツ、ジェフリー・ラッシュ
解説
スティーヴン・スピルバーグ監督が、1972年のミュンヘン・オリンピックで実際に起きた事件の真相を、事件に関わった人々のコメントや、史実に基づいて映画化した衝撃の問題作。主演に『トロイ』のエリック・バナや6代目のボンド役を務めるダニエル・クレイグら実力派俳優が名を連ねるほか、製作陣にはピューリツァー賞やオスカー受賞者などが顔を揃え、作品の質を高めている。国家への忠誠心や家族への愛を描きつつ、世界平和の真意を問うストーリー展開が見事。
あらすじ
ミュンヘン・オリンピックの最中、イスラエル選手団が何者かに襲われた。イスラエル側はテロリストの犯行とみなし、復讐を計画する。暗殺チームのリーダーに任命されたアヴナー(エリック・バナ)は、11人の標的を次々に消していくが……。 シネマトゥデイ
アカデミー賞(全てノミネート)
- 作品賞
- 監督賞
- 脚色賞
- 編集賞
- 作曲賞
ベストショット
68.8点 007 スペクター(2015)
- 海外批評家:65点
- 日本人の評価:3.80/5
- レビュー数:381,790
- 監督:サム・メンデス「アメリカン・ビューティー」「007 SKY FALL」
- キャスト:クリストフ・ヴァルツ、レア・セドゥ、レイフ・ファインズ、モニカ・ベルッチ
解説
長い間人々をとりこにしてきた大ヒット作『007』シリーズで、ダニエル・クレイグが4度目のジェームズ・ボンドを体当たりで演じたアクション大作。前作同様サム・メンデス監督がメガホンを取り、新たなる敵スペクターとボンドの死闘を描く。ボンドガールを『サイの季節』などのモニカ・ベルッチと、『アデル、ブルーは熱い色』などのレア・セドゥというイタリアとフランスを代表する美女が熱演。苦悩するボンドの葛藤はもとより、明らかになる彼の幼少期の秘密に期待。
あらすじ
ボンドは、少年時代の思い出が詰まった生家“スカイフォール”で焼け残った写真を受け取る。彼はMが止めるのも無視して、その写真の謎を解き明かすため単身メキシコとローマを訪れる。死んだ犯罪者の妻ルチアと滞在先で巡り合ったボンドは、悪の組織スペクターの存在を確信する。 シネマトゥデイ
アカデミー賞
- 歌曲賞 サム・スミス
ベストショット
66.2点 007 慰めの報酬(2008)
- 海外批評家:65点
- 日本人の評価:3.42/5
- レビュー数:762,325
- 監督:マーク・フォースター「ネバーランド」
- キャスト:オルガ・キュリレンコ、マチュー・アマルリック、ジャンカルロ・ジャンニーニ
解説
イギリスの諜報部に属するスパイ、ジェームズ・ボンドの諜報活動を描く人気スパイ・アクションのシリーズ第22弾。前作のエンディングから続く本作では、任務と個人的な復讐の間で葛藤するボンドの姿を映し出す。監督は『チョコレート』のマーク・フォースター。ボンド役をダニエル・クレイグが続投し、『潜水服は蝶の夢を見る』のマチュー・アマルリックが悪役で登場する。世界でロケを敢行したスケール倍増のアクションに圧倒される。
あらすじ
愛する人を失ったジェームズ・ボンドは、彼女を操っていたミスター・ホワイトを追及するうち、新たな悪の組織の陰謀を知る。それは謎の組織の非情な男、ドミニク・グリーンが南米のある政府の転覆と同地の天然資源を手にして、世界を支配しようとするものだった。 シネマトゥデイ
ベストショット