この記事では、小さな子供に見せたい映画をランキング形式でご紹介します。
アメリカの大手Webサイト「Ranker」の記事「The Best Movies for Kids」を参考にしました。
子どもに最適な映画とは?
子どもに向けてプレゼントしたり、一緒に見たり、心を豊かにするための映画としてふさわしい映画の条件とはなんでしょうか。
この記事では3つのことを大切にしました。
1 すばらしい映像(アニメーション)
アニメーションの美しさ、それはつまり作品世界の豊かさにつながります。小さなお子様でも、言葉では説明できない作品世界の美しさを感じることは可能です。それが後々のイメジネーション力や、美的感性へと繋がってゆくと思います。
2 素敵なキャラクター
素敵なキャラクター、それはつまり表情の豊かさや感情の深さを指します。素敵なキャラクターの感情に共感することで得られる心の豊かさには、日々生きていて得られないものもあります。
また、そのキャラクターの立場になって考えてみることは、他者への共感力へと結びつきます。
3 面白いあらすじ
子どもが心の底から映画を楽しむには、「すばらしい映像」「素敵なキャラクター」そして「面白いあらすじ」が必要です。
危機一髪のハラハラ感や、楽しいダンスなど、子どもを上手に引きつける展開によって飽きがこないのが理想です。
今から紹介するアニメーションはこの3つの要素を上手に組み合わせた作品ばかりです。
ただし、1位の作品だから絶対に面白いわけではありません。お子様それぞれに面白いと思うポイントが異なるので、作品の解説を見て、どの作品を見ようか決めることをぜひおすすめします。
小さな子どもだけでなく、大人も楽しめる作品!
お母さんやお父さんもせっかく一緒にいるなら、同じく楽しめる映画がいいに決まってます。子どもは自分の親が楽しんでいるのを見ると楽しくなってくるのですから。
なので、この記事で紹介する記事は、全て「大人も楽しめる作品」がランクインしています。例えば「ラマになった王様」や「Mr.インクレディブル」は大人の私でも大声で笑いましたし、「トイ・ストーリー」シリーズは大人だからって涙なしでは見られません。
子どもはもちろんのこと、お父さんもお母さんも、おじいちゃんもおばあちゃんも、見る人すべての心を豊かにし、和ませる。そんな25作品を今から紹介します。
1位は高評価が864人に対し、低評価が107人と圧倒的な指示を得た「ミニオン」。あの可愛いキャラクターがまず子供に愛されるし、内容も終始笑いが絶えない。大人も子どもも楽しめる最高の作品。
1位 ミニオンズ(2015)
- 高評価:864 低評価:107
- 海外の評価:56%(批評家) 49%(観客)
- 日本人の評価:3.83/5
- 監督:カイル・バルダ、ピエール・コフィン
解説
『怪盗グルー』シリーズで登場し人気を博した、謎の生物ミニオンたちが主人公のアニメーション。正体不明の愛くるしいキャラクター、ミニオンたちの秘密や、グルーとの出会いなどが本作で明らかになる。世界中を笑いの渦で包み込む、キュートなミニオンたちの知られざる謎に目を見張る。
あらすじ
バナナに目がない不思議な黄色い生物ミニオンたちは、人類誕生よりもはるか以前に生息していた。彼らの唯一の目的は、向かうところ敵なしのボスに従うことだったが……。
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2位はミニオン映画の第1作目。悪党が孤児の3姉妹を育てるというハートフルな展開に。
2位 怪盗グルーの月泥棒(2010)
- 高評価:821 低評価:169
- 海外の評価:81%(批評家) 82%(観客)
- 日本人の評価:3.80/5
- 監督:ピエール・コフィン、クリス・ルノー
解説
意地悪で皮肉っぽい月泥棒の活躍を描くハートフルなアドベンチャー・エンターテインメント。ひょんなことから孤児の3姉妹を育てることになった月泥棒のドタバタを描く。最新の3D技術を駆使して臨場感たっぷりに描いた主人公グルーの冒険を、アトラクション感覚で楽しめる。
あらすじ
史上最大級の泥棒を企てている嫌味な怪盗グルー。バナナでできた仲間のミニオンたちと共に、秘密基地のある家に住んでいた。月泥棒を企てるグルーたちだったが、ライバルの泥棒に大事な秘密兵器を盗まれてしまう。そこでライバルの家に出入りする孤児の3姉妹を利用しようとしたグルーだったが、なぜか3姉妹と共同生活を送ることとなり……。
なんとミニオン作品が3位まで独占!子どもも一緒に見ているお母さんも同じく楽しめる点が評価されたようです!!個人的にもミニオンは好きです。ディズニーよりも子ども向けかなと思います。
3位 怪盗グルーのミニオン危機一発(2013)
- 高評価:821 低評価:169
- 海外の評価:73%(批評家) 85%(観客)
- 日本人の評価:3.91/5
- 監督:ピエール・コフィン、クリス・ルノー
解説
黄色い不思議な生物が話題となり、大ヒットを記録した3Dアニメ『怪盗グルーの月泥棒 3D』の続編。今は平和に暮らす主人公グルーが、誘拐されたミニオンたちの救出にあたる勇姿を描き出す。キュートなキャラクター、ミニオンたちが大活躍する軽快な物語に夢中になる。
あらすじ
皮肉屋の怪盗グルーは心を入れ替え、バナナが大好きなミニオンたちに支えられながらマイホームパパになろうと努力していた。ある日、彼は世界トップクラスの超極秘組織「反悪党同盟」に引き抜かれ、相棒のルーシーと共に捜査にあたることになる。そんな折り、彼の家から無敵のチームであるミニオンたちが何者かにさらわれてしまう。
4位にはディズニー作品が登場。アリエルは全ての女の子のあこがれ。せっかくプレゼントするならコスチュームも一緒にしましょう!
4位 リトル・マーメイド(1989)
- 高評価:346 低評価:113
- 海外の評価:92%(批評家) 88%(観客)
- 日本人の評価:4.19/5
- 監督:ジョン・マスカー&ロン・クレメンツ「アラジン」
- 主な受賞:アカデミー歌曲賞、作曲賞 アラン・メンケン
解説
アンデルセンの名作童話に材を得た、ウォルト・ディズニー・スタジオ28本目の長編アニメーション映画。監督・脚本は「オリビアちゃんの大冒険」のロン・クレメンツとジョン・マスカーが共同で担当。
作曲は「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」のアラン・メンケン。作詞はプロデューサーも務めたハワード・アシュマン。両者が作り上げた7曲の歌のうち「アンダー・ザ・シー」が90年度アカデミー賞主題歌賞受賞。
足をパタパタさせて踊るタップがかっこいい!リズムとかダンスが好きな子どもには最高の作品かもしれない。
5位 ハッピー・フィート(2006)
- 高評価:522 低評価:502
- 海外の評価:75%(批評家) 70%(観客)
- 日本人の評価:3.55/5
- 監督:ジョージ・ミラー「マッドマックス 怒りのデス・ロード」
- 主な受賞:アカデミー長編アニメーション賞
解説
皇帝ペンギンたちが暮らす南極大陸を舞台に、音痴のペンギン、マンブルの奮闘を描いたミュージカル仕立てのフルCGアニメ。ペンギンたちのホワホワした毛並みまでを再現した精巧なCGと、豪華ボイスキャストの歌声に注目。
あらすじ
皇帝ペンギンのメンフィスとノーマ・ジーン夫妻に、息子のマンブルが誕生。生まれて間もなくしてパタパタと足を動かす妙な癖を披露したマンブルは、その後立派な小学生に成長する。しかし、ペンギンにとって大事な歌の授業中に、音痴であることが発覚してしまう。
普段子どもたちが遊んでいるおもちゃが主人公。「トイ・ストーリー」シリーズを見ればおもちゃにも心があって大切にしないといけないことを知る良い機会になりそう。アカデミー脚本賞にもノミネートしており、母さんも一緒に楽しめる作品!
6位 トイ・ストーリー(1995)
- 高評価:614 低評価:763
- 海外の評価:100%(批評家) 92%(観客)
- 日本人の評価:4.39/5
- 監督:ジョン・ラセター「カーズ」
- 主な受賞:アカデミー脚本賞、主題歌賞、作曲賞(すべてノミネート)
あらすじ
カウボーイ人形のウッディはアンディ少年の大のお気に入り。だがそれも誕生日プレゼントでアクション人形バズ・ライトイヤーを手にするまでの事だった。NO.1の座を奪われたウッディは何とかバズをこらしめようとするが、バズはバズで自分が本物のスペース・レンジャーだと思い込んでいる有り様。そんな二人がふとしたいざこざから外の世界に飛び出してしまう。なんとか我が家へ帰還しようとする二人だが、なんとアンディの隣に住む悪ガキのシドに捕まってしまった……。
ドラキュラの娘に対する強い愛ゆえの空回りが可愛いアニメ映画。下品すぎないブラックユーモアに子供たちも笑いが止まらない作品です。
7位 モンスター・ホテル(2012)
- 高評価:300 低評価:143
- 海外の評価:45%(批評家) 72%(観客)
- 日本人の評価:3.67/5
- 監督:ゲンディ・タルタコフスキー「カーズ」
解説
モンスターが休暇を楽しむホテルに迷い着いた人間の若者とドラキュラの娘が恋に落ちたことから大騒動が巻き起こるファンタジー・アニメ。吸血鬼ドラキュラのまな娘の誕生日を祝うため世界中のモンスターが集うホテルを舞台に、個性豊かなモンスターたちが織り成すストーリーが描かれる。想定外の事態に慌てるドラキュラの姿や、独特なビジュアルのモンスターたちの立ち振る舞いに笑いがこみ上げる。
あらすじ
モンスターがくつろぐための場として、ドラキュラが故郷のトランシルバニアに作ったモンスター・ホテルで、彼は一人娘メイビスを大切に育ててきた。そんな彼女の118歳の誕生日を祝うべく世界中のモンスターが集まっている館に、人間の若者ジョナサンが迷いこんでしまう。そのことが仲間に知れる前に彼を人間界へ戻そうとするドラキュラだったが、あろうことかメイビスとジョナサンが恋に落ちてしまい……。
8位 ファインディング・ニモ(2003)
- 高評価:608 低評価:755
- 海外の評価:99%(批評家) 86%(観客)
- 日本人の評価:3.88/5
- 監督:アンドリュー・スタントン「ウォーリー」、リー・アンクリッチ「モンスターズ・インク」
- 主な受賞:アカデミー長編アニメーション賞(受賞)
あらすじ
オーストラリア、グレートバリアリーフ。広大な海の中でカクレクマノミの400個の卵が孵化しようとしていた。しかし、無事に生まれたのは母親の命と引き換えに助かったたった1つだけ。父マーリンは、この子を“ニモ”と名付け、同じ悲劇を繰り返さないと誓い過保護なまでに大事に育てていく。そして6歳になったニモに、初めて学校へ行く日がやって来る。しかし、突然の悲劇がニモを襲う。彼は、人間のダイバーにさらわれてしまったのだ。打ちひしがれるマーリンだったが、陽気なナンヨウハギ、ドリーの助けを借りてニモを取り戻す旅へと出るのだった。
「サークル・オブ・ライフ」など素敵な曲が盛りだくさん。テーマは親と子のつながり。一緒に見る親御さんも涙してしまう感動動物アニメーションです。ちなみに、海外で最も評価の高いディズニー作品がこの「ライオン・キング」。
9位 ライオン・キング(1994)
- 高評価:558 低評価:718
- 海外の評価:92%(批評家) 93%(観客)
- 日本人の評価:3.90/5
- 監督:ロブ・ミンコフ「ホーンテッドマンション」、ロジャー・アレーズ
- 主な受賞:アカデミー歌曲賞(受賞)
あらすじ
サバンナの王として君臨するライオン、ムファサに息子シンバが生まれる。ムファサの弟スカーは、王の座を狙い、ムファサ暗殺を企み、罠にはまったムファサは絶命。邪悪な叔父スカーに父王を謀殺されたシンバは国を追われ、イボイノシシ等サバンナのはぐれ者たちと暢気なその日暮らしを送っていたが、恋心を抱く幼なじみのナラに、故国の窮状を訴えられ、皆を引き連れ帰郷、スカーと一対一の決闘に臨む……。
ピクサーと並ぶアニメーションスタジオ「ドリームワークス」製作の動物たちを主人公にしたアニメ。笑いあり、音楽あり、ダンスありの子どもにとっては最高の映画!
10位 マダガスカル(2005)
- 高評価:345 低評価:209
- 海外の評価:55%(批評家) 66%(観客)
- 日本人の評価:3.44/5
- 監督:エリック・ダーネル「アンツ」、トム・マクグラス
解説
『シュレック』『シャーク・テイル』のドリームワークスが描くライオン、シマウマ、キリンそしてカバを主人公にしたアドベンチャー・アニメーション。都会暮らしにどっぷり浸かっていた動物が、マダガスカルへ漂着し、野生の暮らしに右往左往する姿をコミカルに描いた作品。
あらすじ
NY、セントラルパーク動物園。ライオンのアレックス、シマウマのマーティ、キリンのメルマン、そしてカバのグロリアは動物園のスターだった。ある日、動物園から姿を消した仲間を探して、動物園を抜け出したところ、4頭は捕らえれ、アフリカへ向かう船へ乗せられてしまう。
以上1位から10位まででした!「ミニオン」シリーズが3位まで独占しました。
ミニオンは言葉を話さないので、言葉の意味がまだあまり分からない小さなお子様でも楽しめる点が高評価につながったようです。
次は10位から20位まで!
11位 カールじいさんの空飛ぶ家(2009)
- 高評価:572 低評価:658
- 海外の評価:98%(批評家) 90%(観客)
- 日本人の評価:3.78/5
- 監督:ピート・ドクター「モンスターズ・インク」、ボブ・ピーターソン
- 主な受賞:アカデミー長編アニメーション賞、作曲賞(受賞)
解説
冒険家への夢をあきらめ切れずにいる78歳の老人に、驚きの出来事が巻き起こる冒険ロード・ムービー。ピクサー初となる3Dデジタル作品。
あらすじ
いつか世界を旅して回りたいと思っていたカールも、今や78歳。最愛の妻は亡くなってしまい、夢をかなえるには年を取り過ぎている。しかし、何と数千の風船を家に結びつけ、空高く飛び立つことに成功。カールは8歳の少年ラッセルとともに冒険の旅へと出発する。
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女の子の子どもにプレゼントしたら確実に喜ばれる映画。Dハロではアナのコスチュームが大人気!
12位 アナと雪の女王(2013)
- 高評価:572 低評価:658
- 海外の評価:89%(批評家) 86%(観客)
- 日本人の評価:3.69/5
- 監督:クリス・バック「ターザン」、ジェニファー・リー
- 主な受賞:アカデミー長編アニメーション賞、歌曲賞(受賞)
解説
アンデルセンの童話「雪の女王」をヒントに、王家の姉妹が繰り広げる真実の愛を描いたディズニーミュージカル。愛情あふれる感動的なストーリーはもちろん、美しい氷の世界のビジュアルや個性的なキャラクター、壮大な音楽など、ファンタジックな魅力に酔いしれる。
あらすじ
エルサとアナは美しき王家の姉妹。しかし、触ったものを凍らせてしまう秘められた力を持つ姉エルサが、真夏の王国を冬の世界に変化させてしまった。行方不明になったエルサと王国を何とかすべく、妹のアナは山男のクリストフ、トナカイのスヴェン、夏に憧れる雪だるまのオラフと一緒に山の奥深くへと入っていく。
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辛い仕打ちに耐えながら幸福を勝ち取ったシンデレラの物語。教養としても見せたいディズニーの傑作。
13位 シンデレラ(1950)
- 高評価:146 低評価:38
- 海外の評価:97%(批評家) 80%(観客)
- 日本人の評価:4.01/5
- 監督:ウィルフレッド・ジャクソン、ハミルトン・ラスク、クライド・ジェロニミ
- 主な受賞:アカデミー歌曲賞(ノミネート)
あらすじ
継母とその連れ子である姉妹と暮らすことになったエラ。継母と義理の姉妹からつらく当たられ、召使いのように扱われる毎日を送る。勇気と優しさが魔法の力になるという亡き母の教えを胸にひどい仕打ちに耐えてきたエラは魔法の力で王子に出会う。
解説
詩人シャルル・ペローの童話をベースにした、ディズニープロダクションを代表するミュージカル仕立てのアニメ映画のひとつ。マーク・デービスをはじめとした当時のディズニーにおけるベテランアニメーターの総勢9名が参加したこともトピックのひとつ。
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14位 モンスターズ・インク(2001)
- 高評価:441 低評価:313
- 海外の評価:96%(批評家) 90%(観客)
- 日本人の評価:4.35/5
- 監督:ピート・ドクター「インサイド・ヘッド」
- 主な受賞:アカデミー主題歌賞(受賞)、作曲賞、音響効果賞、長編アニメ賞(ノミネート)
あらすじ
子ども部屋のクローゼットの向こう側に広がるモンスターたちの世界。彼らは夜な夜なドアを開いては子どもたちを怖がらせているのだが、実は彼らは“モンスターズ株式会社”のれっきとした社員なのだ。
この会社は、モンスターシティの貴重なエネルギー源である子どもたちの悲鳴を集めるのがその仕事。しかし、最近の子どもは簡単には怖がってくれない。モンスターズ社の経営も苦しくなってきている。そんなある日、大事件が発生した。モンスターたちが実はもっとも怖れる人間の女の子がモンスターシティに紛れ込んでしまったのだ!
15位 バグズ・ライフ(1998)
- 高評価:441 低評価:313
- 海外の評価:92%(批評家) 72%(観客)
- 日本人の評価:3.61/5
- 監督:アンドリュー・スタントン「ウォーリー」、ジョン・ラセター「カーズ」
あらすじ
ホッパー率いるバッタ軍団におさめる食べ物を集めるため、重労働を強いられるアント・アイランドのアリたち。その収穫期の最中、発明家の働きアリ、フリックのミスからバッタ用の食料が川に流される事件が勃発。責任を感じたフリックは、バッタに対抗する助っ人を探しに、ひとり都会へ旅立った。そこで彼がスカウトしたのは、サーカスをクビになった芸人の集団。彼らを英雄と勘違いしたフリックと、新しい余興の仕事にありついたと勘違いしたサーカス虫たちは、意気揚々とアント・アイランドに引き上げてくるのだが……。
「リロ・アンド・スティッチ」の監督がメガホンを取った傑作。敵対関係のドラゴンと少年が次第に打ち解けてゆく、ハートフルな物語です。
16位 ヒックとドラゴン(2010)
- 高評価:267 低評価:194
- 海外の評価:98%(批評家) 91%(観客)
- 日本人の評価:4.47/5
- 監督:ディーン・デュボア&クリス・サンダース「リロ・アンド・スティッチ」、
- 主な受賞:アカデミー長編アニメーション賞、作曲賞(すべてノミネート)
解説
少年とドラゴンとの出会いと友情を描いた児童文学を基にして、ドリームワークスが製作するファンタジックな3Dアニメーション。敵対関係にあるはずのバイキングとドラゴンが巻き起こす奇跡から目が離せない。
あらすじ
以前より、バイキングとドラゴンとの戦いが続いているバーク島。ある日、平凡な少年、ヒックはケガをしたドラゴンのトゥースと偶然に出会う。本来なら敵同士であるヒックとトゥース。しかし、二人の距離は少しずつ縮まり、やがて誰にも知られないように友情を育んでいく。
17位 アラジン(1992)
- 高評価:369 低評価:382
- 海外の評価:94%(批評家) 92%(観客)
- 日本人の評価:4.39/5
- 監督:ジョン・マスカー&ロン・クレメンツ「アラジン」
- 主な受賞:アカデミー主題歌賞(受賞)
あらすじ
街で城から抜け出してきたジャスミン姫と出逢った貧しい青年アラジンは、ジャスミンの結婚相手に相応しい富を得るため、猿のアブーと共に魔法の洞窟に入る。煮えたぎる溶岩にまさに落ちんとする時、魔法のじゅうたんに救われる。アラジンが手に入れたランプからは魔人ジーニーが現れ、三つの願いを叶えるという。
主人公クスコの声は藤原竜也が吹き替え。
横暴な王様がラマになってしまう。優しい農夫との出会い、冒険を通していつしか王様は今までの行いを改めるようになる。これほど笑ったディズニー作品はないと思うぐらい面白い内容です!
18位 ラマになった王様(2000)
- 高評価:214 低評価:122
- 海外の評価:85%(批評家) 83%(観客)
- 日本人の評価:4.51/5
- 監督:マーク・ディンダル
- 主な受賞:アカデミー歌曲賞(ノミネート)
解説
“ラマ”に変えられてしまった若き国王と、心優しき農夫によるファンタジックな冒険を描いたディズニー・アニメ。
あらすじ
南米のジャングルに君臨する若き国王クスコ。才能と美貌を兼ね備えた国王ではあったが、ワガママでイジワルで傲慢なその性格から民からの信望はまったくなかった。ついには魔女からの恨みまでも買ってしまい国王はラマの姿に変えられてしまう。城からも追い出されてしまったクスコは、偶然拾われた農夫パチャの助けを借りて元の姿に戻るため城を目指すのだったが……。
19位 ウォーリー(2008)
- 高評価:364 低評価:341
- 海外の評価:96%(批評家) 89%(観客)
- 日本人の評価:4.16/5
- 監督:アンドリュー・スタントン「ファインディング・ニモ」
- 主な受賞:アカデミー長編アニメ映画賞(受賞)、脚本賞、作曲賞、歌曲賞、音響編集賞(ノミネート)
解説
西暦2700年の荒廃した地球と広大な宇宙を舞台に、独りぼっちで地球に残された“地球型ゴミ処理ロボット”WALL・Eの恋と冒険を描くファンタジーアニメ。地球環境が危ぶまれている今、壮大で美しい宇宙と対比して廃虚となった地球の姿が切ない。
あらすじ
西暦2700年の地球。宇宙に逃れた人間が残したゴミを、700年もの間片付け続ける“地球型ゴミ処理型ロボット”WALL・E。ある日、地球にイヴという名のピカピカのロボットが現れた。ずっと孤独だったウォーリーはイヴに恋をするが、イヴが宇宙船にさらわれてしまい……。
2018年には続編が公開予定。最近のディズニー作品の中でも特に評価の高い作品です!ゲームの世界のキャラクターが登場人物なので子供が簡単に親しみを持てるのも特徴。カーレースなどハラハラした楽しみもあります。また、日本版の主題歌はAKB48が歌っています。
20位 シュガーラッシュ(2012)
- 高評価:258 低評価:153
- 海外の評価:86%(批評家) 86%(観客)
- 日本人の評価:4.24/5
- 監督:リッチ・ムーア「ザ・シンプソンズ」
- 主な受賞:アカデミー長編アニメ映画賞(ノミネート)
解説
ゲームの世界を舞台にしたアドベンチャー・アニメ。「マリオ」シリーズのクッパ、「ストリートファイター」シリーズのザンギエフとベガなど、人気ゲームのキャラクターたちが次々と登場。
あらすじ
アクション・ゲーム「フィックス・イット・フェリックス」の敵キャラを30年間も演じているラルフ。人々から嫌われている状況にうんざりしていた彼は、自分のゲームの世界を抜け出してお菓子だらけの世界でレースが繰り広げられるゲーム「シュガー・ラッシュ」の世界へ。そこで彼は、仲間外れにされてレースに出ることを禁止されている少女ヴァネロペと出会う。お互いに孤独を抱えていた彼らは意気投合し、友情を深めていくように。だが、違うゲームのキャラクター同士が遭遇することはゲーム世界のおきてに背く行為であり……。
以上10位から20位まででした。この順位にはたくさんのディズニー映画が登場しました。
女の子には「アナと雪の女王」「シンデレラ」、男の子には「モンスターズ・インク」や「シュガー・ラッシュ」をおすすめします!
それでは最後に21位から25位までの発表です!
21位 モンスターズ・ユニバーシティ(2013)
- 高評価:195 低評価:94
- 海外の評価:78%(批評家) 81%(観客)
- 日本人の評価:4.16/5
- 監督:ダン・スキャンロン
解説
ディズニー/ピクサーの代表作『モンスターズ・インク』のシリーズ第2弾にして前日譚。幼い頃のキュートなマイクのビジュアルや、舞台となるモンスターたちが通う大学のユーモラスな雰囲気も見どころだ。
あらすじ
人間の子どもたちを怖がらせ、その悲鳴をエネルギー源として用いるモンスターの世界。そこに暮らすモンスター青年マイクは、明朗活発でポジティブな思考の持ち主だったが、仲間よりも体が小さくてルックスもかわいいことに劣等感を抱いていた。これでは子どもたちを絶叫させる“恐がらせ屋”にはなれないと、世界中のモンスターが憧れを抱く名門大学「モンスターズ・ユニバーシティ」に入学。期待に胸を膨らませる彼だが、そこにはサリーを筆頭に大きくて姿が恐ろしい“恐がらせ屋”のエリート候補生があふれていた。
ブラッド・バード監督は「Mr.インクレディブル」に続く2度目のアカデミー賞をこの作品で受賞。料理の世界を舞台にしてねずみと人間の関わり合いを描く。自分にふさわしい職業は何か?そんなことを考えるチャンスも与えてくれる傑作。
22位 レミーのおいしいレストラン(2007)
- 高評価:217 低評価:108
- 海外の評価:96%(批評家) 87%(観客)
- 日本人の評価:4.08/5
- 監督:ブラッド・バード「Mr.インクレディブル」、ヤン・ピンカヴァ
- 主な受賞:アカデミー長編アニメ映画賞(受賞)、脚本賞、作曲賞、録音賞、音響編集賞(全てノミネート)
解説
並外れた料理の才能を持ち、一流シェフになることを夢見るネズミと、料理の苦手な見習いシェフの出会いが巻き起こす奇跡を描いた感動物語。数々の名作アニメを生み出してきたディズニーとピクサー作品ならではの、細部にまで凝ったクオリティの高い映像は必見。
あらすじ
料理が大好きで、一流レストランのシェフになることを夢見るネズミのレミーは、ある日、尊敬する料理人グストーの店にたどり着く。そこで働くシェフ見習いのリングイニがヘマをして、スープを台無しにしてしまう。その様子を見ていたレミーは、キッチンに入り込み、見事にスープを作り直すが、その姿をリングイニに目撃され……。
23位 カーズ(2006)
- 高評価:296 低評価:214
- 海外の評価:74%(批評家) 79%(観客)
- 日本人の評価:4.12/5
- 監督:ジョン・ラセター「トイ・ストーリー」、ジョー・ランフト
解説
“車たちの世界”を舞台に、いつも最速で走り続けていた主人公がふと立ち止まり、人生の意味とは何かをを見出していく。3Dのリアルな質感とスピード感あふれる映像は必見。
あらすじ
真っ赤でピカピカなボディがトレードマークのレース・カー“ライトニング・マックィーン”は、レースでチャンピオンを目指す人気者。ある日ルート66号線沿いにある田舎町“ラジエイター・スプリングス”に立ち寄り、住民たちと触れ合ったことで、自分の人生には何かが失われていたことに気が付く。
海外の批評家163人中163人の全員から高評価を得た「トイ・ストーリー2」。大人も子どもも楽しめること疑いようがないです。
24位 トイ・ストーリー2(1999)
- 高評価:407 低評価:410
- 海外の評価:100%(批評家) 86%(観客)
- 日本人の評価:4.14/5
- 監督:ジョン・ラセター「トイ・ストーリー」
解説
フルCGで描かれた、人気ディズニーアニメの続編。カウボーイ人形のウッディを主人公に、オモチャたちの世界を躍動感一杯に描く。前作を上回るディテールの凝った映像は必見。声の出演にトム・ハンクス。日本語版は唐沢寿明がウッディの声を担当。
あらすじ
ある日、ウッディがオモチャ屋のアルにさらわれてしまう。ビンテージ品としての価値に目を付けたアルは、彼を博物館へ売りつけようと奔走。ウッディの友人であるバズたちは、彼を助けるためアルの行方を追う。
25位 Mr.インクレディブル(2004)
- 高評価:462 低評価:616
- 海外の評価:97%(批評家) 75%(観客)
- 日本人の評価:4.12/5
- 監督:ブラッド・バード「レミーのおいしいレストラン」
- 主な受賞:アカデミー長編アニメ映画賞、音響編集賞(受賞)、脚本賞、録音賞(全てノミネート)
解説
ディズニー/ピクサーが描く引退したスーパー・ヒーローとその家族の繰り広げる愛と冒険の物語。『ファインディング・ニモ』の6倍もの処理速度でコンピュータが描く、キャラクターの複雑な表情や150着以上の衣装は新たな映像世界を見せてくれる。
あらすじ
スーパー・ヒーローの破壊力に満ちたパワーは、一般市民の生活にもダメージをあたえ、スーパー・ヒーローは、政府から活動を禁止されてしまう。それから15年後、かつて人気ナンバー・ワンだったヒーロー“Mr.インクレディブル”は保険会社の社員として暮らしていた。
いかがでしたでしょうか。海外の批評家や鑑賞者から高い評価を得ている作品がずらりとならびました。
そして、「ミニオン」や「ヒックとドラゴン」などディズニー作品以外にも多くの作品がランクインしました。
「ディズニー作品はほとんど子どもに見せているんだよな」という方は、ぜひディズニー以外の良作にも手を伸ばしてみることをお勧めしますよ。
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