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映画 映画ランキング

最新おすすめ映画ランキング【上映中5/15~洋画編】


 

 洋画編

 

★93 ズートピア

  • 観客の評価(日本):4.40/5
  • 観客の評価(海外):94%
  • 海外批評家の評価:98%
  • 監督:バイロン・ハワード/リッチ・ムーア
解説

あらゆる動物が住む高度な文明社会を舞台にした、ディズニーによるアニメーション。大きさの違いや、肉食・草食にかかわらず、動物たちが共に暮らすズートピアで、ウサギの新米警官とキツネの詐欺師が隠された衝撃的な事件に迫る。製作総指揮をジョン・ラセターが務め、監督を『塔の上のラプンツェル』などのバイロン・ハワードと『シュガー・ラッシュ』などのリッチ・ムーアが共同で担当。製作陣がイマジネーションと新たな解釈で誕生させたという、動物が生活する世界のビジュアルに期待が高まる。

あらすじ

ハイテクな文明を誇るズートピアには、さまざまな動物が共存している。そんな平和な楽園で、ウサギの新米警官ジュディは夢を信じる一方、キツネの詐欺師ニックは夢を忘れてしまっていた。そんな彼らが、共にズートピアに隠された事件を追うことになり……。 シネマトゥデイ

 


 

★90 ルーム (2015)

  • 観客の評価(日本):4.11/5
  • 観客の評価(海外):94%
  • 海外批評家の評価:93%
  • 監督:レニー・エイブラハムソン
  • キャスト:ブリー・ラーソン/ジェイコブ・トレンブレイ
  • アカデミー賞受賞:主演女優賞
  • ノミネート:監督賞/作品賞/脚色賞
解説

エマ・ドナヒューの小説「部屋」を、『FRANK -フランク-』などのレニー・アブラハムソン監督が映画化。7年間も密室に監禁された女性が、そこで生まれ育った5歳の息子のため命懸けで脱出に挑み、長い間世間から隔絶されていた彼らが社会に適応していく過程を描く。主演は、『ショート・ターム』などのブリー・ラーソン。生まれて初めて外の世界に触れた息子の戸惑いを、子役のジェイコブ・トレンブレイがみずみずしく演じる。

あらすじ

施錠された狭い部屋に暮らす5歳の男の子ジャック(ジェイコブ・トレンブレイ)と、母親ジョイ(ブリー・ラーソン)。彼女はオールド・ニック(ショーン・ブリジャース)によって7年間も監禁されており、そこで生まれ育った息子にとっては、小さな部屋こそが世界の全てだった。ある日ジョイは、オールド・ニックとの言い争いをきっかけに、この密室しか知らないジャックに外の世界を教えるため、そして自身の奪われた人生を取り戻すため、部屋からの脱出を決心する。 シネマトゥデイ

 


 

★90 スポットライト (2015)

  • 観客の評価(日本):3.98/5
  • 観客の評価(海外):★93%
  • 海外批評家の評価:96%
  • 監督:トム・マッカーシー「靴職人と魔法のミシン」
  • キャスト:マーク・ラファロ/マイケル・キートン/レイチェル・マクアダムス
  • アカデミー賞受賞:作品賞/脚本賞
  • ノミネート:監督賞/助演男優賞/助演女優賞/編集賞
解説

アメリカの新聞「The Boston Globe」の記者たちが、カトリック教会の醜聞を暴いた実話を基に描くスリリングな社会派ドラマ。カトリック系住民が多いボストンで、神父による児童への性的虐待事件を暴露した新聞記者らの困惑と共に、次々と明らかになる衝撃の真実を描き出す。『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』などのマイケル・キートンが記者を好演。複雑に絡み合う事件の根の深さに慄然(りつぜん)とする。

あらすじ

2002年、ウォルター(マイケル・キートン)やマイク(マーク・ラファロ)たちのチームは、「The Boston Globe」で連載コーナーを担当していた。ある日、彼らはこれまでうやむやにされてきた、神父による児童への性的虐待の真相について調査を開始する。カトリック教徒が多いボストンでは彼らの行為はタブーだったが……。 シネマトゥデイ

 


 

★89 シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ

  • 観客の評価(日本):4.31/5
  • 観客の評価(海外):92%
  • 海外批評家の評価:90%
  • 監督:アンソニー・ルッソ/ジョー・ルッソ
  • 役者:クリス・エヴァンス/ロバート・ダウニー・Jr/スカーレット・ヨハンソン
解説

マーベルコミックスの人気キャラクターを実写映画化した『キャプテン・アメリカ』のシリーズ第3弾。アベンジャーズのメンバー同士でもあるキャプテン・アメリカとアイアンマンの対立を、あるテロ事件と絡めて活写していく。『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』に引き続き、監督はアンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ。キャストにはロバート・ダウニー・Jr、クリス・エヴァンス、スカーレット・ヨハンソンら、一連のシリーズでおなじみの面々が結集する。ハイパワーを繰り出して激突する2大ヒーローの姿に圧倒される。

あらすじ

アベンジャーズのリーダーとなった、キャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)。しかし、彼らが世界各地で繰り広げた戦いが甚大な被害を及ぼしたことが問題になる。さらに、それを回避するためにアベンジャーズは国際的政府組織の管理下に置かれ、活動を制限されることに。アイアンマンことトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)はこの処置に賛成するが、自発的に平和を守るべきだと考えるキャプテン・アメリカはそんな彼に反発。二人のにらみ合いが激化していく中、世界を震撼(しんかん)させるテロ事件が起きてしまう。 シネマトゥデイ

 


 

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★87 オマールの壁 (2013)

  • 観客の評価(日本):4.26/5
  • 観客の評価(海外):84%
  • 海外批評家の評価:91%
  • 監督:ハニ・アブ・アサド
  • 役者:アダム・バクリ/ワリード・ズエイター
解説

第86回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされ、『パラダイス・ナウ』などの鬼才ハニ・アブ・アサドが監督を務めた社会派ドラマ。対立するイスラエル軍に捕らえられ、命と引き換えにスパイになることを迫られたパレスチナ人青年の運命が描かれる。主人公を演じるアダム・バクリを筆頭に、映画出演経験のほとんどないパレスチナ人の新進俳優たちが熱演を披露。人間の尊厳や愛をテーマにした重厚で深遠な物語に加えて、大規模ロケを敢行して撮られたパレスチナの風景が同国の置かれた状況を生々しく観る者に訴え掛けてくる。

あらすじ

ひたむきに仕事をこなすパン職人でありながら、仲間たちと一緒に反イスラエルの闘士として活動するパレスチナ人青年オマール(アダム・バクリ)。彼は監視塔から撃ち込まれる銃弾を回避しつつ分離壁を乗り越え、恋人ナディア(リーム・リューバニ)のもとに通う日々を送っていた。そんな中、彼はイスラエル兵士を殺害したとして拘束されてしまう。イスラエル軍から壮絶な拷問を受けたオマールは、解放を条件にスパイになるように迫られる。幼なじみでもある仲間との絆を壊され、ナディアとの仲も引き裂かれたオマールは……。 シネマトゥデイ

 


 

★87 オデッセイ (2015)

  • 観客の評価(日本):3.79/5
  • 観客の評価(海外):★92%
  • 海外批評家の評価:★92%
  • 監督:リドリー・スコット「ブレードランナー」
  • キャスト:マット・デイモン/ジェシカ・チャステイン/マイケル・ペーニャ
  • アカデミー賞ノミネート:作品賞/主演男優賞/美術賞/音響編集賞/視覚効果賞/録音賞/脚色賞
解説

『グラディエーター』などのリドリー・スコットがメガホンを取り、『ボーン』シリーズなどのマット・デイモンが火星に取り残された宇宙飛行士を演じるSFアドベンチャー。火星で死亡したと思われた宇宙飛行士が実は生きていることが発覚、主人公の必死のサバイバルと彼を助けようとするNASAや乗組員たちの奮闘が描かれる。共演は、『ゼロ・ダーク・サーティ』などのジェシカ・チャステインや『LIFE!/ライフ』などのクリステン・ウィグなど。スコット監督による壮大なビジュアルや感動的なストーリーに注目。

あらすじ

火星での有人探査中に嵐に巻き込まれた宇宙飛行士のマーク・ワトニー(マット・デイモン)。乗組員はワトニーが死亡したと思い、火星を去るが、彼は生きていた。空気も水も通信手段もなく、わずかな食料しかない危機的状況で、ワトニーは生き延びようとする。一方、NASAは世界中から科学者を結集し救出を企て、仲間たちもまた大胆な救出ミッションを敢行しようとしていた。 シネマトゥデイ

 


 

★85 ボーダーライン

  • 観客の評価(日本):3.86/5
  • 観客の評価(海外):★85%
  • 海外評論家の評価:93%
  • 監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ「灼熱の魂」
  • キャスト:エミリー・ブラント/ベニチオ・デル・トロ/ジョシュ・ブローリン
  • アカデミー賞ノミネート:撮影賞/音響編集賞/作曲賞
解説

アメリカとメキシコの国境で巻き起こる麻薬戦争の闇を、『灼熱の魂』『プリズナーズ』などのドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が衝撃的かつリアルに描いたアクション。メキシコ麻薬カルテルを撲滅すべく召集された女性FBI捜査官が、暴力や死と日常が隣り合わせの現実を目の当たりにする姿を映す。主演は、『イントゥ・ザ・ウッズ』などのエミリー・ブラント。ほかにベニチオ・デル・トロ、ジョシュ・ブローリンらが出演。ヴィルヌーヴ監督による臨場感たっぷりの演出と、名優たちの緊迫した演技に注目。

あらすじ

優秀なFBI捜査官のケイト(エミリー・ブラント)は、メキシコ麻薬カルテルの全滅を目的とした部隊に入り、特別捜査官(ジョシュ・ブローリン)のもとで極秘任務に就く。ケイトは早速、謎めいたコロンビア人(ベニチオ・デル・トロ)と共に国境付近の捜査を開始。人が次々と亡くなる現実を突きつけられたケイトは……。 シネマトゥデイ

 


 

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★85 父を探して (2013)

  • 観客の評価(日本):3.73/5
  • 観客の評価(海外):★85%
  • 海外評論家の評価:96%
  • 監督:アレ・アブレウ
  • アカデミー賞ノミネート:長編アニメーション賞
解説

第88回アカデミー賞長編アニメ映画賞にノミネートされるなど世界の映画祭で話題となったブラジル発のアニメーション。出稼ぎに出た父親を捜す幼い少年の旅と共に、虐げられる農民や都会における孤独など現代のブラジルの抱える問題をも描き出す。監督は、これまで短編などを手掛けてきたアレ・アブレウ。せりふを排し、繊細で温かいドローイングによる描写やポップな色調で描かれる奥深い親子の物語に引き込まれる。

あらすじ

両親と3人で幸福に暮らしていた少年。ところがある日、父親が出稼ぎに出るため列車に乗ってどこかへ行ってしまった。少年は父を見つけだし、一緒に帰ろうと決意。こうして旅に出た少年は、苦しむ農民や都会に暮らす孤独な人と出会い、さらには大人や犬、素晴らしい楽隊らに助けられながら父親との再会を信じて歩みを進める。 シネマトゥデイ

 


 

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★85 サウルの息子 (2015)

  • 観客の評価(日本):3.73/5
  • 観客の評価(海外):★83%
  • 海外評論家の評価:96%
  • 監督:ネメシュ・ラースロー
  • キャスト:ルーリグ・ゲーザ
  • アカデミー賞受賞:外国語映画賞
解説

ハンガリー出身のネメシュ・ラースローがメガホンを取り、強制収容所に送り込まれたユダヤ人たちがたどる壮絶な宿命に迫る感動作。仲間たちの死体処理を請け負う主人公が、息子と思われる少年をユダヤ人としてきちんと葬るために収容所内を駆けずり回る2日間を活写する。主演を務めるのは詩や小説も手掛けるルーリグ・ゲーザ。第68回カンヌ国際映画祭にてグランプリに輝いた、ホロコーストの過酷な現実を描いた物語に言葉を失う。

あらすじ

1944年10月、ハンガリー系ユダヤ人のサウル(ルーリグ・ゲーザ)は、アウシュビッツ=ビルケナウ収容所でナチスから特殊部隊“ゾンダーコマンド”に選抜され、次々と到着する同胞たちの死体処理の仕事に就いていた。ある日、ガス室で息子らしき少年を発見した彼は、直後に殺されてしまったその少年の弔いをしようとするが……。 シネマトゥデイ

 


 

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★83 バンクシー・ダズ・ニューヨーク (2014)

  • 観客の評価(日本):3.64/5
  • 観客の評価(海外):★77%
  • 海外評論家の評価:★100%
  • 監督:クリス・モーカーベル
解説

世界各地の壁や路上にゲリラ的なグラフティーアートを描く正体不明のアーティスト、バンクシーのドキュメンタリー。彼が2013年10月にニューヨークの街全体を使って敢行した、1か月にわたる前代未聞の展示会の模様に肉薄する。メガホンを取るのは、ドキュメンタリーを中心に手掛けてきたクリス・モーカーベル。オリジナル絵画を観光客相手の土産物風に安く売ったり、廃材でスフィンクスを作ったりと、奇抜なアイデアにあふれたバンクシーの作品群や、狂乱するニューヨーク市民の姿に注目。

あらすじ

世界各地でゲリラ的アート活動を繰り広げる、正体不明のアーティストのバンクシー。そんな彼が、2013年10月1日から1か月にわたるニューヨークでの展示をスタートさせる。だが、それはニューヨーク各地に毎日1点ずつ作品を残しては、その場所を人々には明かさないという奇想天外なものだった。SNSを駆使して作品を探し回る市民、作品を描かれないようビルを保護するオーナー、作品売買に奔走するギャラリーオーナーなど、さまざまな人を巻き込みながら展示は続けられていく。 シネマトゥデイ

 


 

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★83 アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー

  • 観客の評価(日本):3.53/5
  • 観客の評価(海外):★81%
  • 海外評論家の評価:98%
  • 監督:アルバート・メイズルス
  • キャスト:アイリス・アプフェル
解説

ニューヨークのカルチャーシーンでその名をとどろかすファッションアイコン、アイリス・アプフェルを追ったドキュメンタリー。さまざまな仕事の舞台裏に密着し、90歳を超えても現役で活躍する彼女の成功の秘訣や活力の源、私生活の様子を映し出す。監督は、『ローリング・ストーンズ・イン・ギミー・シェルター』などのアルバート・メイズルス。「ルールはない。あっても破るだけ」と人生を自由に楽しむアイリスの姿に感服する。

あらすじ

大きな丸メガネ、大胆かつ自由なスタイルで知られるファッションアイコン、アイリス・アプフェル。インテリアデザインのビジネスで成功し美術館やホワイトハウスの内装を担当したことがあり、90歳を超えてなお最前線で活躍する。展覧会や老舗百貨店でのディスプレイ企画や、テレビショッピングの裏側に迫り、彼女のファッションやアートへの情熱を映す。 シネマトゥデイ

 


 

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★82 ディーパンの闘い

  • 観客の評価(日本):3.67/5
  • 観客の評価(海外):★83%
  • 海外評論家の評価:90%
  • 監督:ジャック・オーディアール
  • キャスト:アントニーターサン・ジェスターサン/カレアスワリ・スリニバサン
  • カンヌ国際映画祭:パルム・ドール受賞
解説

『預言者』などのフランスの鬼才、ジャック・オーディアール監督がメガホンを取って放つヒューマンドラマ。内戦中のスリランカからフランスにたどり着いた他人同士の3人が、偽装家族として見知らぬ土地で新しい第一歩を踏み出す姿を丁寧に描く。スリランカ内戦の元兵士で、現在は作家のアントニーターサン・ジェスターサンが圧倒的な存在感で主人公を熱演。守るべき家族のために戦う男の無私の愛に胸が詰まる。

あらすじ

ディーパン(アントニーターサン・ジェスターサン)は“タミル・イーラム解放の虎”の兵士としてスリランカ内戦で戦うが、妻子を失い失意の底にいた。一方、女性(カレアスワリ・スリニバサン)は、移住許可を取りやすくすべく難民キャンプで孤児の少女(カラウタヤニ・ヴィナシタンビ)を探し当てる。海外渡航のあっせん事務所を訪れた彼女たちは、ディーパンと共に偽装家族として出国する。 シネマトゥデイ

 


 

★81 レヴェナント:蘇えりし者 (2015)

  • 観客の評価(日本):3.73/5
  • 観客の評価(海外):85%
  • 海外批評家の評価:82%
  • 監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
  • キャスト:レオナルド・ディカプリオ/トム・ハーディ/ドーナル・グリーソン
  • アカデミー賞受賞:監督賞/主演男優賞/撮影賞
  • ノミネート:作品賞/衣装デザイン賞/編集賞/メイクアップ&ヘアスタイリング賞/美術賞/音響編集賞/視覚効果賞
解説

レオナルド・ディカプリオと、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』などのアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督がタッグを組んだ話題作。狩猟中に瀕死(ひんし)の重傷を負ったハンターが、自分を荒野に置き去りにした仲間に復讐(ふくしゅう)するため壮絶なサバイバルを繰り広げるさまを描く。主人公の宿敵には、『インセプション』でディカプリオと共演しているトム・ハーディ。オスカー常連のカメラマン、エマニュエル・ルベツキが自然光のみで撮り上げた臨場感あふれる映像にも注目。

あらすじ

アメリカ西部の原野、ハンターのヒュー・グラス(レオナルド・ディカプリオ)は狩猟の最中に熊の襲撃を受けて瀕死(ひんし)の重傷を負うが、同行していた仲間のジョン・フィッツジェラルド(トム・ハーディ)に置き去りにされてしまう。かろうじて死のふちから生還したグラスは、自分を見捨てたフィッツジェラルドにリベンジを果たすべく、大自然の猛威に立ち向かいながらおよそ300キロに及ぶ過酷な道のりを突き進んでいく。 シネマトゥデイ

 


 

★80 キャロル (2015)

  • 観客の評価(日本):3.64/5
  • 観客の評価(海外):★74%
  • 海外批評家の評価:94%
  • 監督:トッド・ヘインズ「エデンより彼方に」
  • キャスト:ケイト・ブランシェット/ルーニー・マーラ
  • ノミネート:主演女優賞/助演女優賞/脚色賞/作曲賞/撮影賞/衣裳デザイン賞
解説

「太陽がいっぱい」「殺意の迷宮」などで知られる作家パトリシア・ハイスミスの小説を基にしたラブロマンス。同性ながらも強く惹(ひ)かれ合う女性たちに待ち受ける運命を追い掛ける。メガホンを取るのは、『エデンより彼方に』『アイム・ノット・ゼア』などのトッド・ヘインズ。『ブルージャスミン』などのケイト・ブランシェット、『ドラゴン・タトゥーの女』などのルーニー・マーラが共演。彼女らの熱演はもとより、舞台となる1950年代初頭のニューヨークを再現した美術にも注目。

あらすじ

1952年のニューヨーク。デパートでアルバイトをするテレーズ(ルーニー・マーラ)は、娘へのプレゼントを探すキャロル(ケイト・ブランシェット)に応対する。優雅で気品に満ちた美しさを誇るも、謎めいたムードもある彼女に魅了されたテレーズ。彼女にクリスマスカードを送ったのを契機に、二人は会っては話をする仲になる。娘の親権をめぐって離婚訴訟中の夫と争うキャロルと恋人からの求婚に思い悩むテレーズ。そんな中、彼女たちは旅行に出掛けるが……。 シネマトゥデイ

 


 

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★80 ヴィクトリア

  • 観客の評価(日本):3.55/5
  • 観客の評価(海外):84%
  • 海外批評家の評価:85%
  • 監督:ゼバスチャン・シッパー
  • 役者:ライア・コスタ/フレデリック・ラウ
解説

『ルートヴィヒ』などで俳優としても活躍するゼバスチャン・シッパーが監督を務め、トラブルに巻き込まれていく若者たちの姿を140分ワンカットで捉えた衝撃作。ベルリンの街を背景に、知り合ったばかりの若者たちが縦横無尽に駆け巡る一夜の出来事をライブ感たっぷりに活写する。『タイム・ハンターズ 19世紀の海賊と謎の古文書』などのライア・コスタがヒロインを熱演。観客も主人公たちと一体化するような、躍動感あふれる展開に興奮。

あらすじ

3か月前にマドリードからベルリンにやって来たばかりのヴィクトリア(ライア・コスタ)は、帰ろうとしていたところ4人組の青年に呼び止められる。まだドイツ語がおぼつかないながらも、彼女は地元民の彼らと酒をくみ交しながら楽しい時間を共有する。その後ヴィクトリアは、酔いつぶれた仲間の代わりに車の運転の代行を頼まれ……。 シネマトゥデイ

 


 

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★80 カルテル・ランド (2015)

  • 観客の評価(日本):3.33/5
  • 観客の評価(海外):84%
  • 海外批評家の評価:89%
  • 監督:マシュー・ハイネマン
  • アカデミー賞ノミネート:長編ドキュメンタリー賞
解説

「ハート・ロッカー」のキャスリン・ビグロー監督が製作総指揮を手がけ、2006年から続くメキシコ麻薬戦争の最前線をとらえたドキュメンタリー。メキシコ、ミチョアカン州の小さな町の内科医ホセ・ミレレスは、地域を苦しめる凶悪な麻薬カルテル「テンプル騎士団」に対抗するべく、市民たちと蜂起する。一方、コカイン通りとして知られるアリゾナ砂漠のオルター・バレーでは、アメリカの退役軍人ティム・フォーリーが、メキシコからの麻薬密輸を阻止する自警団「アリゾナ国境偵察隊」を結成。2つの組織は勢力を拡大していくが、やがて麻薬組織との癒着や賄賂が横行するようになってしまう。若き映画監督マシュー・ハイネマンが決死の覚悟で取材を敢行し、メキシコ社会の実態を明らかにしていく。2016年・第88回アカデミー長編ドキュメンタリー賞にノミネート。(映画.comより)

『カルテル・ランド』公式HP

https://youtu.be/gkYBbBK0qoM

 


 

 

★80 マネー・ショート 華麗なる大逆転 (2015)

  • 観客の評価(日本):3.25/5
  • 観客の評価(海外):88%
  • 海外批評家の評価:88%
  • 監督:アダム・マッケイ「俺たちニュースキャスター」
  • キャスト:クリスチャン・ベール/スティーヴ・カレル/ライアン・ゴズリング/ブラッド・ピット
  • アカデミー賞受賞:脚色賞
  • ノミネート:作品賞/監督賞/助演男優賞/編集賞
解説

リーマンショック以前に経済破綻の可能性に気付いた金融マンたちの実話を、クリスチャン・ベイルやブラッド・ピットといった豪華キャストで描く社会派ドラマ。サブプライムローンのリスクを察知した個性的な金融トレーダーらが、ウォール街を出し抜こうと図るさまを映し出す。クリスチャンとブラッドに加え、スティーヴ・カレル、ライアン・ゴズリングも出演。『アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!』などのアダム・マッケイがメガホンを取る。痛快なストーリーと、ハリウッドを代表する4人の男優の競演が見どころ。

あらすじ

2005年のアメリカ。金融トレーダーのマイケル(クリスチャン・ベイル)は、サブプライムローンの危機を指摘するもウォール街では一笑を買ってしまい、「クレジット・デフォルト・スワップ」という金融取引で出し抜いてやろうと考える。同じころ、銀行家ジャレド(ライアン・ゴズリング)がマイケルの戦略を知り、ヘッジファンドマネージャーのマーク(スティーヴ・カレル)、伝説の銀行家ベン(ブラッド・ピット)らを巻き込み……。 シネマトゥデイ

 


 

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★79 さざなみ

  • 観客の評価(日本):3.53/5
  • 観客の評価(海外):★70%
  • 海外批評家の評価:97%
  • 監督:アンドリュー・ヘイ
  • キャスト:シャーロット・ランプリング/トム・コートネイ
  • アカデミー賞ノミネート:主演女優賞
  • ベルリン国際映画祭:銀熊賞受賞
解説

ベルリン国際映画祭銀熊賞受賞を筆頭に、各国の映画祭や映画賞で高い評価を得たヒューマンドラマ。結婚45周年を迎えようとする夫婦の絆と愛情が、ある手紙が届いたのを機に揺らいでいくさまを追い掛ける。メガホンを取るのは、テレビやショートフィルムで活躍してきたアンドリュー・ヘイ。『スイミング・プール』などのシャーロット・ランプリング、『ドレッサー』などのトム・コートネイが夫婦にふんする。ベテランである彼らが見せる妙演に加え、恋愛と結婚の違いを深く見つめた物語にも引き込まれる。

あらすじ

結婚45周年を記念したパーティーを土曜に予定しているジェフ(トム・コートネイ)とケイト(シャーロット・ランプリング)の夫婦。だが、月曜に届いた手紙がきっかけとなって、山岳事故で命を落としたジェフの昔の恋人の存在が二人の間に浮き上がってくる。かつての恋人との記憶をよみがえらせてはそれに浸るジェフと、すでにこの世にはいない彼女に嫉妬を募らせていくケイト。次第に彼女はジェフに対する不信感を抱くようになり、長い夫婦生活で育んできた愛情や絆も揺るぎ始める。 シネマトゥデイ

 


 

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★76 ザ・トゥルー・コスト ~ファストファッション 真の代償~

  • 観客の評価(日本):4.23/5
  • 観客の評価(海外):79%
  • 海外批評家の評価:63%
  • 監督:アンドリュー・モーガン
  • 役者:サフィア・ミニー/バンダナ・シバ/ステラ・マッカートニー
解説

服飾ビジネスの世界をけん引しているファストファッションをテーマにしたドキュメンタリー。最新モードを取り入れた洋服が低価格で供給されている一方で、その生産者たちなどが置かれている現況や環境を追う。メガホンを取るのは、短編やドキュメンタリーを中心に活躍しているアンドリュー・モーガン。環境活動家のヴァンダナ・シヴァ、デザイナーのステラ・マッカートニーなど、識者やファッションに携わる人物が登場する。華やかなファッションの陰で、人々が苦しみ、環境までもが傷つけられている現実に驚く。

あらすじ

2013年4月、バングラデシュのダッカにある縫製工場が倒壊。映像作家アンドリュー・モーガンは死者1,100人以上、負傷者2,500人以上という大惨事に心を痛めると同時に、衣類製作に従事する発展途上国の人々が置かれている劣悪な労働環境や、ブランドから公正な対価を払ってもらえていないという過酷な現実を知る。その真相を深くのぞき、隆盛を極めているファストファッションの裏側を探ろうと、モーガンは活動家やファッションデザイナーへの取材を敢行する。 シネマトゥデイ

 


 

★77 ヘイトフル・エイト (2015)

  • 観客の評価(日本):3.62/5
  • 観客の評価(海外):77%
  • 海外批評家の評価:75%
  • 監督:クエンティン・タランティーノ「パルプ・フィクション」
  • キャスト:サミュエル・L・ジャクソン/カート・ラッセル/ジェニファー・ジェイソン・リー
  • アカデミー賞受賞:作曲賞
  • ノミネート:助演女優賞/撮影賞
解説

クエンティン・タランティーノが放つ、ウエスタン仕立てのミステリー。男女8人が閉じ込められた、雪嵐の山小屋で起きた殺人事件の意外な真相を映し出す。ベテランのサミュエル・L・ジャクソンをはじめ、『デス・プルーフ in グラインドハウス』などのカート・ラッセル、『ミセス・パーカー/ジャズエイジの華』などのジェニファー・ジェイソン・リーらが顔をそろえる。彼らが織り成すストーリー展開はもちろん、タランティーノ監督が仕掛ける謎と伏線が張り巡らされた物語にくぎ付け。

あらすじ

雪が降りしきる中で馬を失った賞金稼ぎマーキス(サミュエル・L・ジャクソン)は、同じ稼業であるジョン(カート・ラッセル)と彼が捕らえたデイジー(ジェニファー・ジェイソン・リー)を乗せた駅馬車に同乗する。途中で保安官を名乗るクリス(ウォルトン・ゴギンズ)を拾った馬車は、猛吹雪から避難するためにミニーの紳士洋品店へ。メキシコ人の店番ボブ(デミアン・ビチル)や怪しげな絞首刑執行人オズワルド(ティム・ロス)などの存在にジョンが強い警戒心を抱く中で、事件が起こる。 シネマトゥデイ

 


 

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★77 山河ノスタルジア

  • 観客の評価(日本):3.60/5
  • 観客の評価(海外):73%
  • 海外批評家の評価:86%
  • 監督:ジャ・ジャンクー
  • 役者:チャオ・タオ/シルヴィア・チャン/チャン・イー
解説

『長江哀歌(エレジー)』などで世界的に高い評価を受けている中国の名匠ジャ・ジャンクーが、変化していく中国社会を見つめた人間ドラマ。時代に振り回され、離れていても不変の母と子の強い愛を、過去、現在、未来とおよそ26年にわたって描き出す。ジャ監督作『四川のうた』『罪の手ざわり』にも出演したチャオ・タオを主演に、『ブッダ・マウンテン ~希望と祈りの旅』などのシルヴィア・チャン、『最愛の子』などのチャン・イーらが共演。

あらすじ

1999年、山西省汾陽の小学校で教師を務めるタオ(チャオ・タオ)は、炭鉱作業員リャンと実業家のジンシェン(チャン・イー)から求愛されていた。その後タオはジンシェンを結婚相手に選び、二人の間に男の子が生まれダオラーと名付けられる。2014年、離婚して汾陽で一人暮らしのタオは離れて生活しているダオラーと久々に顔を合わせるが、ジンシェンと一緒にオーストラリアに移り住むことを知らされ……。 シネマトゥデイ

 


 

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★74 ザ・ストーン・ローゼズ:メイド・オブ・ストーン (2013)

  • 観客の評価(日本):3.67/5
  • 観客の評価(海外):76%
  • 海外批評家の評価:73%
  • 監督:シェーン・メドウス
  • 役者:イアン・ブラウン
解説

1980年代から1990年代にかけて活躍したイギリスのロックバンド、ザ・ストーン・ローゼズの再結成に密着した音楽ドキュメンタリー。2011年より世界各国でライブを行ってきたザ・ストーン・ローゼズを追い掛け、ステージ上のパフォーマンスやインタビューなどを捉えた。監督は、ザ・ストーン・オブ・ローゼズのファンで『トゥエンティフォー・セブン』『THIS IS ENGLAND』を手掛けたシェーン・メドウス。再結成を心待ちにしていたファンの熱気も伝わる臨場感あふれるステージの様子と共に、日本のファンにとっては驚きのエンディングにも注目。

あらすじ

1985にイギリスで結成され、人気を博すものの1996年に解散したザ・ストーン・ローゼズ。しかし15年後の2011年10月、再び活動を再開。再結成以来、世界各地を回るザ・ストーン・ローゼズのライブに同行し、その様子をカメラが捉える。 シネマトゥデイ

 


 

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★74 永遠のヨギー ヨガをめぐる奇跡の旅 (2014)

  • 観客の評価(日本):4.00/5
  • 観客の評価(海外):76%
  • 海外批評家の評価:67%
  • 監督:パオラ・ディ・フロリオ/リサ・リーマン
  • 役者:パラマハンサ・ヨガナンダ/ディーパック・チョープラー
解説

ヨガと瞑想(めいそう)を広め、著書がジョージ・ハリスンやスティーブ・ジョブズらに愛読されたパラマハンサ・ヨガナンダの生涯を追ったドキュメンタリー。人生のほとんどを国外で過ごしながらヨガがもたらす愛と調和を説き、“西洋ヨガの父”と呼ばれるヨガナンダの実像に、彼自身の貴重な映像や彼を慕う著名人の証言などで迫る。監督は、ドキュメンタリー作品を手掛けてきたパオラ・ディ・フロリオとリサ・リーマン。多くの逸話や世界30か国で撮影された映像から、現在もなお続くヨガナンダの影響力が伝わってくる。

あらすじ

1920年代にインドからアメリカへ渡り、ヨガと瞑想(めいそう)を伝えたヒンズー教スワミ(導師)のパラマハンサ・ヨガナンダ。ヨガナンダの著書「あるヨギの自叙伝」はアップル社のスティーブ・ジョブズのiPadに唯一ダウンロードされたという本であり、またザ・ビートルズのジョージ・ハリスンやデフ・ジャム・レコードの創設者ラッセル・シモンズらに影響を与えてきた。そのヨガナンダの生涯を、自身の映像やさまざまなエピソードからひもとく。 シネマトゥデイ

 


 

★73 リリーのすべて (2015)

  • 観客の評価(日本):3.75/5
  • 観客の評価(海外):73%
  • 海外批評家の評価:70%
  • 監督:トム・フーパー「レ・ミゼラブル」
  • キャスト:エディ・レッドメイン/アリシア・ヴィキャンデル
  • アカデミー賞受賞:助演女優賞
  • ノミネート:主演男優賞、衣装デザイン賞、美術賞
解説

世界初の性別適合手術を受けたデンマーク人画家リリー・エルベと、その妻ゲルダとの愛を描いた伝記ドラマ。メガホンを取るのは、第83回アカデミー賞の4部門で受賞した『英国王のスピーチ』などのトム・フーパー。性別違和に苦悩する主人公には『博士と彼女のセオリー』でオスカー俳優となったエディ・レッドメイン、一番の理解者として夫を支え続けた妻を『コードネーム U.N.C.L.E.』などのアリシア・ヴィキャンデルが演じる。共演にはベン・ウィショー、マティアス・スーナールツらがそろう。

あらすじ

1926年デンマーク。風景画家のアイナー・ヴェイナー(エディ・レッドメイン)は、同じく画家の妻ゲルダ(アリシア・ヴィキャンデル)に女性モデルの代役を依頼される。その際に、自身の内面にある女性の存在を感じ取る。それ以来リリーという女性として生活していく比率が増していくアイナーは、心と体の不一致に悩むことに。当初はそんな夫の様子に困惑するゲルダだったが、次第に理解を深め……。 シネマトゥデイ

 


 

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★73 アイヒマン・ショー/歴史を映した男たち

  • 観客の評価(日本):3.66/5
  • 観客の評価(海外):
  • 海外批評家の評価:
  • 監督:ポール・アンドリュー・ウィリアムズ
  • 役者:マーティン・フリーマン/アンソニー・ラパリア/レベッカ・フロント
解説

ナチス・ドイツの戦犯アドルフ・アイヒマンの裁判を通して世界中にホロコーストの実態を知らしめようと奮闘した、テレビマンたちの姿に迫る感動の人間ドラマ。実在の人物をベースに、若手プロデューサーと撮影監督がさまざまな困難を乗り越えて信念を貫く様子を描写する。テレビドラマ「SHERLOCK/シャーロック」シリーズのワトソン役などで知られるマーティン・フリーマンが主演。ナチスの大罪とホロコーストの真実を暴く男たちの気概に圧倒される。

あらすじ

1961年、ホロコーストに関与し、数多くのユダヤ人を強制収容所に送り込んだ元ナチス親衛隊将校アドルフ・アイヒマンの裁判が行われることになった。テレビプロデューサーのミルトン・フルックマン(マーティン・フリーマン)と、撮影監督レオ・フルヴィッツ(アンソニー・ラパリア)はこのニュースに関心を持つ。彼らは裁判の模様を放映しようと意気込み……。 シネマトゥデイ

 


 

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★72 黄金のアデーレ 名画の帰還

  • 観客の評価(日本):4.16/5
  • 観客の評価(海外):80%
  • 海外批評家の評価:53%
  • 監督:サイモン・カーティス
  • 役者:ヘレン・ミレン/ライアン・レイノルズ/ダニエル・ブリュール
解説

ナチスに奪われた世界的に有名なグスタフ・クリムトの名画を取り戻すため、オーストリア政府を相手に返還訴訟を起こした女性の実話を基に描いた人間ドラマ。肖像画のモデルとなった女性のめいで、戦争に運命を翻弄(ほんろう)された実在の主人公をオスカー女優ヘレン・ミレンが好演する。彼女とタッグを組む弁護士に、『[リミット]』などのライアン・レイノルズがふんし、『ラッシュ/プライドと友情』などのダニエル・ブリュールらが共演。『マリリン 7日間の恋』などのサイモン・カーティスがメガホンを取る。

あらすじ

アメリカ在住の82歳のマリア・アルトマン(ヘレン・ミレン)は、グスタフ・クリムトが描いた伯母の肖像画で第2次世界大戦中ナチスに奪われた名画が、オーストリアにあることを知る。彼女は新米弁護士ランディ(ライアン・レイノルズ)の助けを借り、オーストリア政府に絵画の返還を求めて訴訟を起こす。法廷闘争の一方、マリアは自身の半生を振り返り……。 シネマトゥデイ

 


 

★72 追憶の森

  • 観客の評価(日本):3.60/5
  • 観客の評価(海外):
  • 海外批評家の評価:
  • 監督:ガス・ヴァン・サント
  • 役者:マシュー・マコノヒー/渡辺謙
解説

『ミルク』などのガス・ヴァン・サント監督が、「The Black List 2013」(製作前の優秀脚本)に選出された脚本を映画化。死に場所を求めて青木ヶ原樹海にやって来たアメリカ人男性が、自殺を思いとどまり樹海からの脱出を試みる日本人男性と出会ったことで、人生を見つめ直すさまを描く。『ダラス・バイヤーズクラブ』などのオスカー俳優マシュー・マコノヒーと、『インセプション』などで国際的に活躍する渡辺謙が初めて共演を果たし、『インポッシブル』などのナオミ・ワッツも出演。

あらすじ

人生に深く絶望したアメリカ人男性アーサー(マシュー・マコノヒー)は、死に場所を求めて富士山麓の青木ヶ原樹海を訪れるが、森の奥深くでけがを負った日本人男性タクミ(渡辺謙)と出会う。アーサーと同じく死のうとして樹海に来たものの考え直し、妻子のところへ戻るため助けを求めてきたタクミと互いのことを語るうちに、二人はこれまでの人生を見つめ直し、生きるため樹海からの脱出を模索するようになり……。 シネマトゥデイ

 


 

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★72 マジカル・ガール (2014)

  • 観客の評価(日本):3.58/5
  • 観客の評価(海外):
  • 海外批評家の評価:
  • 監督:カルロス・ベルムト
  • 役者:バルバラ・レニー/ルシア・ポシャン/ホセ・サクリスタン
解説

第62回サンセバスチャン国際映画祭作品賞と監督賞を受賞したしたドラマ。白血病に侵されたまな娘の望みをかなえようとする父親の奔走が、思わぬ事態を引き起こすさまをブラックユーモアたっぷりに映し出す。メガホンを取るのは、短編を中心に活躍してきた新鋭カルロス・ベルムト。『バスルーム 裸の2日間』などのホセ・サクリスタン、『フリア よみがえり少女』のバルバラ・レニーらが出演する。予想不可能な展開や、鮮烈なビジュアルの数々にも魅了される。

あらすじ

失業中であるうえに、娘のアリシアが白血病で余命いくばくもないという過酷な状況に置かれているルイス。ある日、彼は日本製アニメ「魔法少女ユキコ」の大ファンである娘が、キャラクターのコスチュームを着て踊りたいと願っているのを知る。父親としてアリシアの望みをかなえるべく、高価なコスチュームを手に入れようと奔走するルイス。しかし、そんな彼の決意と行動が、元教師ダミアン(ホセ・サクリスタン)と心に闇を抱えている女性バルバラを巻き込み、悲愴な事件を招くことになる。 シネマトゥデイ

 


 

★71 グランドフィナーレ (2015)

  • 観客の評価(日本):3.44/5
  • 観客の評価(海外):70%
  • 海外評論家の評価:73%
  • 監督:パオロ・ソレンティーノ 「グレート・ビューティー/追憶のローマ」
  • キャスト:マイケル・ケイン/ハーヴェイ・カイテル/ジェーン・フォンダ
  • ノミネート:歌曲賞
解説

アルプスの高級ホテルで休暇を楽しむ老境の元作曲家と仲のいい映画監督が、それぞれに問題を抱えたホテルの客たちと繰り広げる交流を描く人間ドラマ。『グレート・ビューティー/追憶のローマ』などのパオロ・ソレンティーノが監督を務め、深い人間洞察に富んだ物語を紡ぐ。イギリスの名優マイケル・ケインを主演に、ベテランのハーヴェイ・カイテルとジェーン・フォンダ、『ナイロビの蜂』などのレイチェル・ワイズ、『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』などのポール・ダノらがキャストに名を連ねる。

あらすじ

80歳になり現役を退いたイギリス人作曲家フレッド(マイケル・ケイン)は、親友の映画監督ミック(ハーヴェイ・カイテル)と共にアルプスの高級ホテルで休暇を満喫していた。ある日、エリザベス女王の使者という男が彼を訪ね、フレッドの代表作を女王のために演奏してほしいと依頼する。ある理由からそれを断ったフレッドだったが、ホテルの滞在客との交流を通し心境に変化が起き……。 シネマトゥデイ

 


 

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★68 マクベス

  • 観客の評価(日本):2.88/5
  • 観客の評価(海外):66%
  • 海外批評家の評価:79%
  • 監督:ジャスティン・カーゼル
  • 役者:マイケル・ファスベンダー/マリオン・コティヤール/エリザベス・デビッキ
解説

シェイクスピアによる四大悲劇の一つである戯曲を、マイケル・ファスベンダーとマリオン・コティヤールらの共演で描くドラマ。中世のスコットランドで、欲望と野心に燃える戦士マクベスとその妻の生涯を映す。メガホンを取るのは、『スノータウン』のジャスティン・カーゼル。共演には、『華麗なるギャツビー』などのエリザベス・デビッキ、『NY心霊捜査官』などのショーン・ハリスなど。圧倒的なスケールと繊細な描写や、マイケルとマリオンたちの熱演が見どころ。

あらすじ

中世のスコットランド。マクベス将軍(マイケル・ファスベンダー)は、ダンカン王(デヴィッド・シューリス)に仕えていたが、戦いで勝利を収めた際に「マクベスは領主になり、王になるだろう」という魔女の予言を聞く。そのときコーダーの領主が死亡し、マクベスを領主にする勅命が下る。王座への欲望が少しずつ心に広がっていくマクベスに、妻(マリオン・コティヤール)は……。 シネマトゥデイ

 


 

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★67 ヘイル、シーザー!

  • 観客の評価(日本):3.08/5
  • 観客の評価(海外):47%
  • 海外批評家の評価:85%
  • 監督:ジョエル・コーエン/イーサン・コーエン
  • 役者:ジョシュ・ブローリン/ジョージ・クルーニー/オールデン・エアエンライク
解説

オスカー常連のジョエル&イーサン・コーエン兄弟によるサスペンスコメディー。ハリウッド黄金期を舞台に、超大作映画の撮影中に誘拐された大スターを奪還すべく、スタジオに雇われた何でも屋による捜査を描く。ジョシュ・ブローリン、ジョージ・クルーニー、チャニング・テイタム、スカーレット・ヨハンソン、フランシス・マクドーマンドら豪華キャストが出演。さらに、コーエン兄弟が新たに挑戦したスターたちによる華やかなミュージカルシーンも見どころ。

あらすじ

1950年代のハリウッド。スタジオの命運を左右する超大作『ヘイル、シーザー!』の撮影中、世界的大スターの主演俳優ウィットロック(ジョージ・クルーニー)が何者かに誘拐されてしまう。事件解決を任されたスタジオの何でも屋(ジョシュ・ブローリン)は、魅力あふれる若手女優(スカーレット・ヨハンソン)や著名なミュージカルスター(チャニング・テイタム)ら個性豊かな俳優たちを巻き込み、ウィットロック奪還に向け奮闘する。 シネマトゥデイ

 


 

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★62 獣は月夜に夢を見る (2014)

  • 観客の評価(日本):3.09/5
  • 観客の評価(海外):49%
  • 海外批評家の評価:74%
  • 監督:ヨナス・アレクサンダー・アーンビー
  • 役者:ラース・ミケルセン/ソニア・リクター
解説

カンヌ国際映画祭を筆頭に各国の映画祭で高い評価を得たミステリードラマ。閑散とした村を舞台に、体に異変が生じるようになった女性がその原因を探ろうとする。メガホンを取るのは、ショートフィルムなどに携り、初めて長編作を手掛けるヨナス・アレクサンダー・アーンビー。テレビドラマ「ゾウズ・フー・キル」などのラース・ミケルセン、『白昼夢に抱かれる女』などのソニア・リクターらが顔をそろえる。悲しくも謎めいたストーリーや、幻惑的なビジュアルに引き込まれる。

あらすじ

とある村で、父と病気を患う母と共に暮らしているマリー(ソニア・ズー)。勤め先でダニエル(ヤーコブ・オフテブロ)と出会って惹(ひ)かれ合うようになるが、自身の体に異様な変化が起きていることに気付く。異変が進んでいく中で、その原因と母の病気について調べることにしたマリーは、ある秘密にたどり着く。 シネマトゥデイ

 


 

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★57 ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります

  • 観客の評価(日本):3.75/5
  • 観客の評価(海外):46%
  • 海外批評家の評価:51%
  • 監督:リチャード・ロンクレイン
  • 役者:モーガン・フリーマン/ダイアン・キートン/シンシア・ニクソン
解説

『ミリオンダラー・ベイビー』などのモーガン・フリーマンと『恋愛適齢期』などのダイアン・キートンが初めて共演した人間ドラマ。大物俳優二人が夫婦を軽やかに演じ、今の家を売って新しい住居を得ようと奮闘する熟年カップルの数日間を映す。『セックス・アンド・ザ・シティ』シリーズなどのシンシア・ニクソンがやり手のめいを好演。犬の活躍や、長年共に暮らしてきた夫婦の絆を描く物語が心に響く。

あらすじ

画家のアレックス(モーガン・フリーマン)と妻ルース(ダイアン・キートン)は、愛犬ドロシーとブルックリンの絶景が望めるアパートメントの最上階に住んでいる。彼らの結婚生活も40年を超え、だんだんエレベーターなしの生活がつらくなってきた。二人は不動産エージェントでめいのリリー(シンシア・ニクソン)に頼んでアパートを売りに出すことにするが……。 シネマトゥデイ

 


 

★53.7 バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生

  • 観客の評価(日本):3.36/5
  • 観客の評価(海外):67%
  • 海外批評家の評価:27%
  • 監督:ザック・スナイダー
  • 役者:ベン・アフレック/ヘンリー・カヴィル/エイミー・アダムス
解説

世界的人気を誇るスーパーヒーロー、スーパーマンとバットマンが互いに全力を尽くしてバトルに挑む姿を描くアクション大作。英雄から一転、悪に傾倒したスーパーマン相手に激しい戦いを繰り広げる人類の最後の希望バットマンとの最終対決を映し出す。二大ヒーローを熱演するのは、『マン・オブ・スティール』に続きヘンリー・カヴィルと『アルゴ』などのベン・アフレック。人知を超えた能力を持つ男たちの死闘の行方も見どころ。

あらすじ

バットマン(ベン・アフレック)は、両親の殺害現場を目撃したという過去のトラウマから犯罪者一掃に力を注ぎ、一方超人的能力を持つスーパーマン(ヘンリー・カヴィル)は、その力を人類のために惜しみなく使ってきた。だが、その破壊力の強大さゆえに、スーパーマンは人々からバッシングを受けるようになり……。 シネマトゥデイ

 


 

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★43.7 追撃者 (2014)

  • 観客の評価(日本):3.50/5
  • 観客の評価(海外):20%
  • 海外批評家の評価:37%
  • 監督:ジャン=バティスト・レオネッティ
  • 役者:マイケル・ダグラス/ジェレミー・アーバイン/ハンナ・マンガン・ローレンス
解説

『地獄へつゞく部屋』などの脚本を担当したロブ・ホワイトによる小説を基に、砂漠を舞台にした人間狩り(マン・ハンティング)を描くサイコスリラー。アメリカ南西部の砂漠に趣味の狩猟にやってきた大富豪が狙撃銃を手に、ガイドの青年をターゲットにしたハンティングを繰り広げる。名優マイケル・ダグラスが主演を務め、『戦火の馬』などのジェレミー・アーヴァインが共演。監督は、『カレ・ブラン』などのジャン=バティスト・レオネッティ。主人公の狂気に満ちた行動と、灼熱の砂漠での緊迫感あふれるサバイバルが見どころ。

あらすじ

日中の気温が50度以上にまで上昇し、街まで150キロも離れているアメリカ南西部のモハーベ砂漠。ガイドのベン(ジェレミー・アーヴァイン)は、狩猟に来た大富豪のマデック(マイケル・ダグラス)を案内することになった。狩猟ポイントに着くやいなやマデックががけの上に見えた影に発砲する。近付いてみると、何と撃ったのは人間だった。ベンが通報しようとするとマデックの態度が一変、ベンに服を脱ぐよう命じ、彼をターゲットとするハンティングを始める。 シネマトゥデイ

 


 

★37.3 フィフス・ウェイブ

  • 観客の評価(日本):2.64/5
  • 観客の評価(海外):42%
  • 海外批評家の評価:17%
  • 監督:J・ブレイクソン
  • 役者:クロエ・グレース・モレッツ
解説

リック・ヤンシーのヒット小説を実写化したSFミステリー。知的生命体の襲撃で荒廃した地球で、一人の少女が離れ離れになった弟を捜し出そうとする。監督は、『アリス・クリードの失踪』などのJ・ブレイクソン。『キック・アス』シリーズなどのクロエ・グレース・モレッツがヒロインにふんし、『ジュラシック・ワールド』などのニック・ロビンソン、『完全なるチェックメイト』などのリーヴ・シュレイバーが共演。地球侵略の描写に加え、人間の内側に侵入した知的生命体たちとの心理戦にも手に汗握る。

あらすじ

人知を超えた知能を誇る生命体アザーズが、地球を4度にわたって攻撃し世界人口の99パーセントが死滅。そんな荒廃した世界で、女子高生キャシー(クロエ・グレース・モレッツ)は離れ離れになった弟の行方を追っていた。アザーズが人間の内部に侵入できるために他人を一切信用できないという状況下で、彼女は一人の男性と出くわす。彼をアザーズではないかと疑いながらも惹(ひ)かれるキャシー。弟が連れ去られた可能性のある基地に二人で向かうが、アザーズによる第5の攻撃が始まろうとしていた。 シネマトゥデイ

 


 

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★27.7 心霊ドクターと消された記憶

  • 観客の評価(日本):1.67/5
  • 観客の評価(海外):28%
  • 海外批評家の評価:22%
  • 監督:マイケル・ペトローニ
  • 役者:エイドリアン・ブロディ/サム・ニール
解説

『戦場のピアニスト』『ジャーロ』などのエイドリアン・ブロディ主演によるミステリー。自分が診察してきた患者全員が亡霊だと知った精神分析医が、彼らが命を落とした列車事故について調べるうちに思わぬ事実にたどり着く。メガホンを取るのは、『ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島』などで脚本家としても活躍する『記憶のはばたき』などのマイケル・ペトローニ。『大脱出』などのサム・ニールが共演。伏線が張り巡らされた緻密な物語に注目。

あらすじ

娘を亡くしたショックから立ち直れない精神分析医ピーター(エイドリアン・ブロディ)のもとに、エリザベス(クロエ・ベイリス)という少女が訪れて1枚のメモを置いていく。そのメモを調べるうちに、これまで診てきた患者の全てが1987年7月12日に自分の故郷で発生した列車事故の死亡者であったと判明する。亡霊と対面していたことに驚きながらも故郷へと戻って、事故にまつわる事実を追い求めていくピーター。やがて、事故に自身が関わってきたことがわかり、長い間抱えていた記憶が何かによってゆがめられていて……。 シネマトゥデイ

 

 

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