こんにちは。<妻>です。
突然ですが、私、ずっっっと前から思っていたことがあるんです。
それは……
宝塚の育成ゲームが欲しい!!
個人的なことですが、昔から育成ゲームが好きで、「ヒロインドリーム」(わかる人にはわかるはず)とかやり込みまくったなぁ。
※「ヒロインドリーム」は芸能プロデューサーになって担当の女の子を一流のエンターテイナーに育てるゲームです。能力値によって歌手、女優、モデル、マルチスターなどに成長します。
これが宝塚でできたら…、と常々思っていました。
皆さんも一度は思ったことありませんか?
組プロデューサーになってトップスター任命や研1の配属決めをしてみたいと!
そんなゲームがないなら妄想で作ってしまえ!ということで、今回は、妄想の宝塚育成ゲームをご紹介し、トキメキを自給自足したいと思います!
※あくまでゲームなので、実際のタカラジェンヌの生活とは異なります。あたたかい目でご覧ください。
音楽学校編
プレイヤー:音楽学校生
期間:二年間
クリア条件:初舞台の成功
音楽学校の二年間で、憧れの宝塚の舞台に立つべくレッスンに励みます。
入学時に男役志望か娘役志望が選べますが、身体の成長はランダムなので、入団時に志望通りにいかない場合も有ります。
初期の能力値や身長、お掃除場所、相部屋の生徒などもランダムで決まり、
バレエ・声楽・芝居・美容など、多くのレッスンから自分でカリキュラムを組んで好きな能力値を伸ばせます。
歌姫に育てることも、ダンスのスペシャリストに育てることも、マルチなスター候補生に育てることもできます!
定期的に試験(能力値審査+ゲーム要素)があり、落ちこぼれると補習で時間が拘束されたり、先生や同期からの信頼度が下がったりします。
最終的には入団試験1位を目指すのですが、同期全体の実力や団結力が初舞台の出来に関わってくるので、自分のことだけでなく、同期とのイベントも重要。
同期を誘って自主練したり、一緒に遊びに行くことも可能です。
入団試験後、名前と男役か娘役かを決定。初舞台(能力値+同期の団結力+ゲーム要素)を成功させ、組配属されてゴールです。
ここで育てた生徒は、「華のタカラジェンヌ編」「組プロデューサー編」に引き継ぐことができ、配属された組のストーリーに登場します。
入団成績が何位でも、「華のタカラジェンヌ編」で挽回が可能です。
華のタカラジェンヌ編
プレイヤー:タカラジェンヌ
期間:男役、娘役共に研20を過ぎると専科へ移動、能力値が専科の基準(めちゃ高い)に満たなければゲームオーバー
クリア条件:自分で設定した目標(トップスター、別格、組長など。途中で変更可能)を達成し、退団公演の成功させる
入団から退団まで、タカラジェンヌとして舞台とレッスンに励みます。
「音楽学校編」で育てた生徒を育てる(能力値引き継ぎ)ことも、新たな生徒を育てる(能力値ランダムスタート)こともできます。
能力値アップ(レッスン)と人気度アップ(舞台での活躍)を積み重ねることで、「新人公演主演」、「東上公演主演」、「別格スター」など様々なスキル(資格)が身につきます。
例えば、トップスターにふさわしい能力と人気があれば「トップスター」のスキルが備わり、そこでプロデューサーの目に止まればトップスターに起用される、という具合です。
スキルを持っているからといって、必ずそのポジションにつくことができるとは限りません。プロデューサーからの評価が必要です。
また、「トップスター」への起用を断ることもできるので、プレイヤーの好みでトップスターに負けない最強の名バイプレイヤーを育てることもできます。
人気やプロデューサーからの評価を上げるためには、大劇場公演で注目されたり、バウ公演などのメインキャストに起用されることが重要です。
そのためには、個人の能力を高め、オーディション(能力値+ゲーム要素)で少しでも良い役を勝ち取る必要があります。
また、公演自体の評価が高いと自分も高い評価を得られますが、そのためには組全体の能力・信頼度などを上げる必要があるので、仲間との絆作りも重要になります。
ストーリーを進めていくと、OGや現役生も登場し、彼女たちから有益なアドバイス(アイテム)をもらったり、個人レッスン(能力大幅アップ)をしてもらうこともでき、信頼度を高めると様々なイベントが起きたりします。
また、ストーリー中にたびたび起こるゲーム要素の結果次第で、組替えや怪我による休演など、予期せぬことも起こります。
自分で設定した目標を達成すると、一定期間で退団の時期がきます。その退団公演を成功させるとクリアとなり、クリアしたジェンヌは「組プロデューサー編」において、最後に所属していた組の現役生として登場します。
組プロデューサー編
プレイヤー:組プロデューサー
期間:3年、5年、10年、20年のいずれかを選択
クリア条件:期間内に目標の観客動員数を達成し、一番人気の組となる
選択した組のプロデューサーとなって、一番人気の組にすることを目指します。
初期の組子は、トップコンビと2番手以外はランダムで決められていますが、後から補充・組替え等が可能です。
「音楽学校編」と「華のタカラジェンヌ編」のデータを引き継いでいて、クリア後のキャラクターもそれぞれの組の組子として登場します。
プロデューサーの主な仕事は、公演プロデュース、人事決定、組子の管理です。
公演プロデュースでは、脚本選び、スタッフ選び、配役決定などを行います。
選択可能な脚本はランダムに変わり、それぞれの脚本には「ヒットの見通し」の数値が記載されています。もともと数値が高いものをヒットさせてもプロデューサーや組の評価はあまり上がりませんが、数値が低いものをヒットさせると評価が大幅に上がります。
「ヒットの見通し」数値の低い脚本をヒットさせるには、組子の特性にハマった配役、音楽や振付のスタッフの相性(上演ジャンルの得意不得意)を考える必要があります。
ですが、スタッフ選びは他組公演で先約があったり演出家の希望を通さなければならなかったり、様々な制約があります。
観客動員数や売り上げにより、次回の公演にかけられる予算なども決まってきます。
また、「ヒットの見通し」の数値が高いもの(『エリザベート』など)を上演すると、ファンからの評価や組子の人気度は上がりますが、連発すると飽きられるのでバランスが大切です。
人事決定では、スキルを持った組子をトップスターや二番手、別格などに起用できる他、
「原石」のスキルを持った若手は伸びる可能性が高いので、将来性のある若手を見つけて特別レッスンなどで将来のスター候補に育てることも可能です。
能力値と人気の高いスターがいると、組の人気が上がります。
また、補強のために他組のプロデューサーに組替えを打診することもできますが、逆に引き抜きをせまられたりもします。
人気絶頂のスターが休演したり退団したりと、予期せぬこともランダムで起こるので、常に次世代のスターを育てる必要があります。
ただし、たとえやむを得ない人事だったとしても、ファンの反感を買い人気や評価が下がる可能性もあるので注意が必要です。
組子の管理では、常に組子たちの状態に気を配ります。
例えば、組子たちの体調ややる気が低下すると怪我しやすくなったり、退団してしまったりするので、声をかけて励ましたり休ませたりする必要が有ります。(能力値に関係なく、一身上の都合で当然組子が辞めることもあります。)
組子とのイベントや、組子同士のイベントが起き、問題を解決してあげることで信頼度が上がっていきます。
組子の状態や団結力が公演の出来にもつながるので、歌の上手い組子と下手な組子をペア練させて歌唱力のアップをはかったり、信頼度の低い組子同士をあえてペア練させて絆を作るなど、結束を高め士気をあげるのも忘れずに。
ボーナスモード
「音楽学校編」で育てた生徒が入団成績1番となり、そのまま「華のタカラジェンヌ編」でトップスターになり、「組プロデューサー編」でそのキャラクターのトップ時代に一番人気の組になると、ボーナスモードが発生します。
ボーナスモードでは、新しく発足された組(自分で命名できます)のプロデューサーとなって、組子をイチから指名することができます。
好きな現役タカラジェンヌを集めたり、OGを起用したり、自分で作ったキャラクターを集めたり、とにかく自由に自分のドリームチームが作れます。
「組プロデューサー編」と大筋は変わらず、公演プロデュースや人事決定、組子の管理などの仕事をこなすことになりますが、組子たちとの交流イベントなどのやり込み要素が大幅にアップします。
特にクリア条件などはないので、ただただ自由に楽しむことができます。
いかがでしたか?夢の宝塚育成ゲームは。
公演もなく自粛中でトキメキが少ない日々ですが、<妻>は今後も自由な妄想でトキメキの自給自足に励みますので、またのぞきに来てくださいね!