髙い人気を集める「ムーランルージュ」がミュージカル化される!現在ブロードウェイ公演に向け演出・振付を含めた稽古が開催されることが発表されました。
そこで、この記事ではあらためてミュージカル「ムーランルージュ」のあらすじ、スタッフについてまとめています。
2017年6月現在の公演製作状況
さて、まだ上演日が発表されていないミュージカル「ムーランルージュ」ですが、Playbillより最新の製作状況が公開されました。
振付・演出の稽古が夏以降に開始!
新作ミュージカル「ムーランルージュ」の演出・振付を含めた稽古が2017年の秋から開始されることが分かりました。本作はバズ・ラーマン監督が手掛けたミュージカル映画の舞台化作品です。また、6月30日にはミュージカルへの出演オーディションが開催されます。
演出のアレックス・ティンバースも加わる稽古が開催されるのは10月30日から12月15日まで。また、振付の稽古が行われるのはそれより前の8月21日から9月1日までです。
演出家アレックス・ティンバース・脚本家ジョン・ローガンまとめ
本作品は周囲の期待も大きく、演出家や脚本家にもブロードウェイで活躍するクリエイターが起用されています。
演出 アレックス・ティンバース
演出は「Peter and the Starcatcher」でトニー賞にノミネート経験のあるアレックス・ティンバース。アレックス・ティンバースの経歴を簡単に説明すると、2005年に「ジャージー・ボーイズ」の演出助手を務め、2011年には「Peter and the Starcatcher」でオビー賞を獲得、さらにトニー賞の演出部門にもノミネート。2014年には演出を担当したミュージカル「ロッキー」がトニー賞で4部門にノミネートしています。
また、ディズニーのキャラクターであるクルエラを主人公にした実写映画「クルエラ」の監督に就任することが決定しています。
脚本 ジョン・ローガン
ミュージカル「ムーラン・ルージュ」の脚本を手掛けるのはジョン・ローガン。2010年には演劇「Red」でトニー賞、ドラマ・デスク、アウター・クリティク・サークル、ドラマ・リーグとブロードウェイ関連のアワードの脚本賞を軒並み獲得した経験を持ちます。しかし、演劇作やミュージカル作品だけでなく映画「アビエイター」「ヒューゴの不思議な発明」で二度のアカデミー脚本賞ノミネート経験を持つ実力者です。
音楽監督 ジャスティン・リーバイン
音楽監督にはジャスティン・リーバイン、キャスティングはジム・カルナハンとステファン・コペルにより行われます。
あらすじ・ストーリー
「ムーランルージュ」は美しいパリのナイトクラブを舞台に、美しい高級娼婦のサティーン(ニコール・キッドマン)と詩人クリスチャン(ユアン・マクレガー)が恋に落ちる作品です。映画ではエルトン・ジョン「Your Song」やクイーン「The Show Must Go On」などオリジナル楽曲に加え、流行の音楽を使用したジュークボックス形式の作品になっています。
アカデミー賞では作品賞含む8部門にノミネートし、衣装デザイン賞と美術賞を獲得しました。
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