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遥羽ららは路線か。トップ娘役に就任する見通しと現状 | 『壮麗帝』ヒロイン決定


今日は個人的にものすごく嬉しいニュースが舞い込みました。

桜木みなと主演「オリエンタル・テイル『壮麗帝』」のヒロイン"ヒュッレム"に遥羽らら

バレエで培った伸びやかなダンス、美しい声(琴のようにピンとした感じが大好きです)、パワーのある演技、などミュージカルスキルの高い娘役として期待していましたが、

最近の宙組では夢白あやが推されていることから、「路線から外れてしまったのかな、、、」と不安な気持ちでした( ;∀;)、

 

でも、大きな舞台でまたヒロインとして見られると思うとすごく嬉しいです。

※なお、まだチケットは取ってない

 

ただただ、最近は、97期~98期までの実力のある娘役が、次期男役トップスターがトップへ就任するまでの繋ぎとしてヒロインに抜擢するケースが多く、正直なところ複雑な気持ちもあります。

さて、そこで遥羽ららは今後トップになる可能性はあるのかなど、もう一度「遥羽ららの現在地」について振り返ってみたいと思います。

 

基本情報

遥羽らら
出身:愛知県名古屋市
身長:164cm
血液型:A型
期:98期(同期には真彩希帆、有沙瞳、瑠風輝など)
魅力:オールマイティなスキル【パワーのある演技、伸びやかなダンス(バレエ経験者)、琴のようにピンとした美しい声(声がブレるときもあるけど)】、可愛らしい外見と大人っぽいセクシーなダンスとのギャップ

 

研9でのトップ就任は決して遅くない、次期トップ候補として相応しい娘役がいるかどうかが重要

娘役トップになるにはタイミングやトップとの相性が重要

何を隠そう、気になるのは、遥羽ららがトップになるかどうか。

「トップになることがすべてではない」とは思えど、事実、出演シーンが最も多いのはヒロインです。

となれば、遥羽ららのトップ娘役はファンとしては叶って欲しい夢の一つ。

ただし、トップ娘役になるには、タイミングや次期トップとの相性が重要です。

まず、98期というタイミングですが、「最近の傾向から言えば」トップになるには若干遅いようです。

トップ娘役就任タイミング

  • 華優希:研6
  • 美園さくら:研6
  • 真彩希帆:研6
  • 舞空瞳:研4
  • 星風まどか:研4

最近では、研6~7までの娘役をトップに就任させるケースが増えています。

次回公演の千秋楽後、つまり2020年9月以降に就任するとなると、98期は研9になります。

ただし、仙名彩世は研10での就任。10年前以上になると、遠野あすかや彩乃かなみは研9で就任し、宙組であれば2006年に紫城るいが研10で就任しています。

前例がないわけではなく、その時々の状況によって左右されるとも言えます、

宙組次期娘役トップとしてふさわしい若手がいない場合、経験値の高い娘役が抜擢されることもあります。

 

 

次期トップ候補、芹香斗亜と遥羽ららの相性は?

月のような冷たい美しさが芹香斗亜の魅力、彼女を照らす環境を作れる娘役が相手役にふさわしい

さて、次期宙組トップスター候補は、順当に考えれば2番手の芹香斗亜。

芹香斗亜の魅力と言えば、さわやかな立ち姿と、オラオラしたキザな仕草やダンス

「アクアヴィーテ!!」の中盤、芹香斗亜が宙組生をバックに、一人で銀橋のセンターで観客を見渡しているとき、

大きな白い羽根を背負った孔雀に見えました(人には見えませんでした)。

スポットライトが当たった瞬間や、キメた後の顔には、「人を寄せ付けない」刃物のような美しさがあります。

ききちゃんの美しさにゾッとした
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ただ一方で、人を寄せ付けない圧倒的な外見的美や、内向的な性格が影響しているのか、

主演として物語を動かしていく表現のエネルギーに物足りなさを感じます。

歌唱力も高いのに、なぜかミュージカルだと

「いや、もっとショーでオラオラしているじゃん」

となります。

月と太陽でいえば、圧倒的にに近いスターです。

 

照らす環境が揃えば、芹香斗亜を超えるスターはいないかもしれません。

 

さて、『群盗-Die Räuber-』では天彩峰里と組んでいましたが、彼女も落ち着いた演技をするため、一人でバリバリ前に進んでいくような太陽タイプの娘役ではないです。

芹香斗亜に合うのは例えば舞空瞳でしょうか。

実力、演技力等、自ら輝けるタイプのスターであり、むしろ芹香斗亜の切れ味鋭い外見の美しさや、内向的な演技が引き立つと思います。

また芹香斗亜はダンスや、歌唱力も申し分ないスターであり、そういった魅力を引き出すこともできるかと思います。

ただ、舞空瞳はご存じの通り、礼真琴の相手役として星組トップ娘役に就任しました。

 

遥羽ららの熱量のある演技・歌は『構えるタイプの男役スターに合う』

では、宙組で太陽タイプ(エネルギーのある演技ができて、歌もダンスもできる)娘役は誰か。

夢白あやもどちらかと言えば、前に出ない方が輝くタイプ(輝かせてもらうタイプ)の娘役だと思っています。

では、星風まどかと遥羽ららはどうか。

星風まどかはご存じの通り、主演として舞台を引っ張るパワーもある。そして、ダンスも歌もそつなくこなす。相性は決して悪くないと思います。

そして、「オーシャンズ11」ポーラ役として芹香斗亜演じるラスティの恋人役を演じた遥羽らら。

歌・ダンスとも申し分なく、さらにパワーのある演技で芹香斗亜の内向的な表現もカバーできるでしょう。

遥羽ららの熱量のある演技・歌は『構えるタイプの男役スターに合う』と思います。

そう思ったきかっけが初東上ヒロインの「不滅の棘」。どっしりした愛月ひかるの良さは、熱量のある遥羽ららの演技によって、より引き立っていたと思います。

この二人の娘役であれば、私としては芹香斗亜がトップになった際に、芹香斗亜の魅力を最大限に引き出せると思います。

1位は「不滅の棘」
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遥羽ららは路線なのか?宙組の複雑な娘役の位置づけ

「宙組の路線は?」と考えたときに思い浮かぶ候補が、3人。

  • 98期の遥羽らら
  • 100期の天彩峰里
  • 103期の夢白あや

の順番かと思います。

  • 遥羽ららは新人公演と東上公演のヒロインを2回ずつ
  • 天彩峰里は新人公演、バウ公演、東上公演を1回ずつ
  • 夢白あやは新人公演ヒロイン2回に、バウ公演のヒロインを1回

そして、「最もトップ娘役に近いのがだれか」と考えると、

  • 103期の夢白あや
  • 98期の遥羽らら
  • 100期の天彩峰里

の順番になると思います。

特に、現在上演中の「アクアヴィーテ!!」で真風涼帆と星風まどかのペアと、芹香斗亜と夢白あやのペアでシーンが構成されていたのを見て強くそう感じました。

出演シーンを増やして、人気を付けさせるのが常套手段ですから、プロデューサーが夢白あやを推していく思惑はいよいよ明らかになってきました。

夢白あやが次に出演するのが上田久美子作『FLYING SAPA -フライング サパ-』。芹香斗亜も出演する公演です。

この『FLYING SAPA -フライング サパ-』が二人の相性を確かめる絶好の機会になるのかと思います。

そういう意味でも、次の2つの公演は見逃せないなと思っています。そこで、相性や、夢白あやがトップとして相応しい実力があるかどうかなどが判断されるでしょう。

そして、まだ夢白あやがトップになる実力があるかどうか、相性が良いのかどうかなど判断されている段階では、遥羽ららは路線ではないとは言い切れないと思います。

※「アナスタシア」で真風が退団するとなると、この二つの公演が上演される時点ですでにトップスターは発表されていますが、、

壮麗帝

オリエンタル・テイル『壮麗帝』
作・演出/樫畑 亜依子
劇場:日本青年館ホール
日程:~ 出演者:花音舞、凛城きら、桜木みなと、七生眞希、和希そら、秋音光、里咲しぐれ、秋奈るい、花菱りず、水香依千、遥羽らら、小春乃さよ、希峰かなた、澄風なぎ、天彩峰里、琥南まこと、鷹翔千空、水音志保、惟吹優羽、花宮沙羅、春乃さくら、風色日向、輝ゆう、朝木陽彩、真白悠希、楓姫るる、愛未サラ、美星帆那、大路りせ、悠真倫

FLYING SAPA

『FLYING SAPA -フライング サパ-』
作・演出/上田 久美子
劇場:TBS赤坂ACTシアター
日程:~ 出演者:寿つかさ、綾瀬あきな、真風涼帆、松風輝、芹香斗亜、星月梨旺、春瀬央季、瀬戸花まり、紫藤りゅう、留依蒔世、穂稀せり、瑠風輝、若翔りつ、天瀬はつひ、星風まどか、優希しおん、愛海ひかる、真名瀬みら、湖々さくら、雪輝れんや、湖風珀、夢白あや、栞菜ひまり、有愛きい、亜音有星、舞こころ、山吹ひばり、泉堂成、京三紗、汝鳥伶

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