ヴィム・ヴェンダース監督が撮影したドキュメンタリー映画「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」の続編が2017年に公開される!
アメリカのギタリストであるライ・クーダーとキューバのベテランミュージシャンたちが結成したバンド、ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ。彼らの最後のワールドツアーやキューバミュージックに迫ったドキュメンタリー映画「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ・アディオス」。監督は2度のアカデミー賞ノミネート経験のあるルーシー・ウォーカー。
この記事では、ドキュメンタリー映画「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ・アディオス」のあらすじや公開日、そして今作で監督を務めたルーシー・ウォーカーについてまとめました。
映画「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ・アディオス」のあらすじ
1999年製作ヴィム・ヴェンダース監督「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」の続編であり、かつ最終作でもある「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ・アディオス」のあらすじ、内容についてご紹介します。
あらすじ・ストーリー
ヴィム・ヴェンダース監督「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」はキューバ音楽の魅力を広めた作品という側面が強く、音楽界&映画界から高い評価を集める映画です。
ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブは2014年から2015年にかけて世界ツアー「アディオス」を機に今まで続けてきたスタイルでの活動をストップしました。
公開から18年。ルーシー・ウォーカー監督「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ・アディオス」はブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブの今を伝える作品であると共に、深くキューバ音楽の魅力を探るドキュメンタリー映画になっています。
監督:ルーシー・ウォーカー
ドキュメンタリー映画「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ・アディオス」の監督はルーシー・ウォーカー。
ロンドン出身の若手監督。短編ドキュメンタリー映画「津波そして桜/The Tsunami and the Cherry Blossom」でアカデミー短編ドキュメンタリー映画賞にノミネートしました。
ここでは、ルーシー・ウォーカー監督についてご紹介します。
プロフィール
ロンドン出身、高校生時代から映画を撮り始める。オックスフォード大学の時に撮影したミュージカル映画「Querm」が学内の賞に選ばれます。
奨学金でニューヨーク大学ティッシュ・スクール・オブ・アートに入学。在学中はミュージシャンやDJとしても活動し、メディアからも注目を集めます。
2011年東日本大地震を扱った短編ドキュメンタリー映画「津波そして桜/The Tsunami and the Cherry Blossom」がアカデミー短編ドキュメンタリー映画賞にノミネート、サンダンス映画祭の短編映画賞(ノンフィクション部門)を受賞。
2013年にはX Gamesスノーボードのハーフパイプ&スロープスタイル競技で活躍したケヴィン・ピアースの半生をドキュメンタリーにした映画「The Crash Reel」を公開。
2014年公開の短編ドキュメンタリー映画「The Lion's Mouth Opens」ではスコットランド出身の監督マリアーナ・パルカがハンチントン病と戦う姿を描きました。
公開日:アメリカ&日本
ここでは、アメリカと日本での公開日についてご紹介します。まだ日本での上映は決定していませんが、前作ヴィム・ヴェンダース監督「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」がアカデミー賞にノミネートし、日本での評価も高いのでユナイテッドシネマやイオンシネマのようなシネコンでの上映はないとしても、ユーロスペースのようにドキュメンタリー作品、アート系映画を得意とする映画館での上映の可能性はあるでしょう。
アメリカ公開日
アメリカでの公開日は2017年5月26日です。
日本公開日
日本の公開日はまだ決定していません。情報が入り次第この記事でお伝えします。
予告動画
上映時間
110分です。短編ドキュメンタリー作品を中心に撮影してきたルーシー・ウォーカー監督。今回は約2時間の長編ドキュメンタリーであり、実力派監督の手腕が2時間も楽しめる作品になっています。
ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブの今を伝えると同時に、深くキューバ音楽の魅力を探る作品「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ・アディオス」、監督は2度のアカデミー賞ノミネート経験のあるルーシー・ウォーカー監督。2017年サンダンス映画祭での上映が延期された期待の作品が、ついにアメリカで公開の時を迎えます。