もし宝塚歌劇団がミュージカル「オペラ座の怪人」を上演したら…
宝塚ファン、またはオペラ座の怪人ファンなら誰しも二度か三度は想像したことがあるはず... 宝塚版「オペラ座の怪人」
今回の記事では、宝塚歌劇団(在団中)の団員を対象に、「オペラ座の怪人」を二人の独断と偏見でキャスティングしてみました。
10月、プロ野球のドラフト会議がありました。
そこで、ふとミュージカルのキャスティングをドラフト形式で選んだら面白そうとひらめき、《最高に面白く、そして最高に見てみたい》ミュージカルをテーマに「レ・ミゼラブル」のキャスティングをドラフトにより指名しました。
劇団・事務所関係なく、宝塚から劇団四季まで幅広い名実ともにトップの役者が選ばれています。
さらに、先日「オペラ座の怪人」をテーマにドラフトしました。
また、宝塚歌劇団が初の日本公演を行った「エリザベート」では礼真琴などの現役生から、実咲凛音などの卒業生まで多くの宝塚歌劇団キャストが指名されています。
今回は宝塚歌劇団のキャストで「オペラ座の怪人」を配役!
そして、今回は私と彼女の二人で「オペラ座の怪人」のキャストを宝塚歌劇団からキャスティングしてみました。
ドラフトではないので、二人の思い思いの団員がキャスティングされています。
ミュージカル「オペラ座の怪人」について
1986年にウエストエンドのハー・マジェスティーズ劇場で初演を迎えたアンドルー・ロイド・ウェバー作曲・脚本のミュージカルです。
ガストン・ルルーの同名小説を原作にしており、ローレンス・オリヴィエ賞やトニー賞で作品賞を獲得した、世界的に高い人気を得るミュージカル。
また、ブロードウェイミュージカルのロングラン最長記録を持つ作品です。
日本でも劇団四季より上演され、2004年にはジェラルド・バトラー主演により映画化もされています。
宝塚歌劇団でも「ファントム」を上演
宝塚歌劇団もガストン・ルルーの小説を原作にアーサー・コピットが脚本、モーリー・イェストンが作曲を手がけた「ファントム」を2004年以降2度再演しています。
2004年宙組
- ファントム:和央ようか
- クリスティーヌ:花總まり
- キャリエール:樹里咲穂
- シャンドン伯爵:安蘭けい
2006年花組
- ファントム:春野寿美礼
- クリスティーヌ:桜乃彩音
- キャリエール:彩吹真央
- シャンドン伯爵:真飛聖
2011年花組
- ファントム:蘭寿とむ
- クリスティーヌ:蘭乃はな
- キャリエール:壮一帆
- シャンドン伯爵:愛音羽麗/朝夏まなと
キャスティングのルールブック
禁止事項
退団した団員については選択不可としました。
キャスト
- オペラ座の怪人
- クリスティーヌ
- ラウル・シャニュイ子爵
- カルロッタ・ジュディチェルリ
- メグ・ジリー
- マダム・ジリー
以上6つに配役しています。
ダブルキャスト
クリスティーヌ・ダーエ、オペラ座の怪人(ファントム)、ラウルはダブルキャスト。
それでは、さっそく二人の選び出したキャストを一覧でご紹介します。
【私】
期 | 氏名 | 役 | 所属 |
87 | 沙央くらま | マダム・ジリー | 専科 |
88 | 朝夏まなと | ファントム | 宙組 |
89 | 美弥るりか | ファントム | 月組 |
90 | 芽吹幸奈 | カルロッタ | 花組 |
95 | 礼真琴 | ラウル | 星組 |
95 | 柚香光 | ラウル | 花組 |
98 | 真彩希帆 | クリスティーヌ | 雪組 |
98 | 有沙瞳 | メグ・ジリー | 星組 |
100 | 天彩峰里 | クリスティーヌ | 星組 |
〈選択終了〉 |
【彼女】
期 | 氏名 | 役 | 所属 |
75 | 美穂圭子 | マダム・ジリー | 専科 |
88 | 紅ゆずる | カルロッタ | 星組 |
89 | 明日海りお | ラウル | 花組 |
89 | 望海風斗 | ファントム | 雪組 |
92 | 真風凉帆 | ラウル | 宙組 |
95 | 礼真琴 | ファントム | 星組 |
95 | 愛希れいか | メグ・ジリー | 月組 |
98 | 真彩希帆 | クリスティーヌ | 雪組 |
100 | 星風まどか | クリスティーヌ | 宙組 |
〈選択終了〉 |
配役
オペラ座の怪人
- 美弥るりか/朝夏まなと
- 礼真琴/望海風斗
クリスティーヌ・ダーエ
- 真彩希帆/天彩峰里
- 真彩希帆/星風まどか
ラウル・シャニュイ子爵
- 礼真琴/柚香光
- 真風凉帆/明日海りお
カルロッタ・ジュディチェルリ
- 芽吹幸奈
- 紅ゆずる
メグ・ジリー
- 有沙瞳
- 愛希れいか
マダム・ジリー
- 沙央くらま
- 美穂圭子
コメント【私】
ファントム、クリスティーヌ、ラウルに専科を除く全組の団員を入れました。組にこだわらないことでよりヅカっぽくないハラハラドキドキした展開が楽しめそうです。
個人的には美弥るりかのファントムがはまり役だと思っています。
また、クリスティーヌには今年の星組「ブーケ・ド・タカラヅカ」でエトワールを務める天彩峰里を抜擢。星組推しとしては宙組への組替えは複雑な心境ですが、天彩峰里なら娘役トップもいける気がします。
できるかぎりキャスティングでかぶらないようにしましたが、やっぱり真彩希帆と礼真琴は別格です。
沙央くらま、朝夏まなとと退団してしまいますが、今後も必ず素晴らしい演技と歌を聴かせてくれるでしょう!
コメント【彼女】
きほちゃんクリスティーヌ×大門ファントム、星風クリスティーヌ×真風さんラウルの二組のトップコンビがいる所がポイントです。
ファントムはとにかく、低い声が無理なく美しく出せるのかってことを重視しました。
ラウルには優しさと包容力。
美穂圭子さんが素晴らしすぎて、マダムは彼女以外浮かびませんでした。
歌姫とメグは端役のようにも思えますが、紅さんの面白さと、ちゃぴちゃんのダンスを活かして印象深い役にしてくれるはず。
気づけばトップさんばかりになっていて自分でも驚きですが、改めてトップって凄い人ばかりなんだなと痛感している次第です。
次は宝塚歌劇団版「レ・ミゼラブル」を予定しています。