皆様、公演中止が相次いでいますが、いかがお過ごしでしょうか?
私達は持っていた2月後半〜4月上旬のチケットが全てダメになり、何一つ観劇することができませんでした!
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』、『アナスタシア』、『壮麗帝』、『フライング・サパ』、『はいからさんが通る』…
特に、『ワンス』と『アナスタシア』はちょうどチケット持ってる期間だけ見事にやらないという悲しみ。
こうなったら、とことん楽しいことを考えて世界に平穏が戻るのを待つしかない!!
というわけで、今回は<妻>が、ぜひミュージカル化してほしい!ミュージカル版『もののけ姫』の配役を、妄想でお送りいたします!
※東宝での上演を想定していますが、現役タカラジェンヌもお一人混じってしまいました。
ジブリ・ミュージカル
日本は他のミュージカル先進国に比べても圧倒的に創作ミュージカルが弱いですよね。商業ベースに乗っていない、という意味ですが。
韓国やフランスも多くの国産ミュージカルを製作して海外にバンバン売りまくっているわけですが、どうして日本はその波に乗れないのか…
その要因はたくさんあると思いますが、私は最大の解決策は「ジブリのミュージカル化」だと確信しています!
日本でジブリ・ミュージカルを作ったら、それこそ世界中から上演権を買い付けに来ると思うんですけどね。
こんな自明のことをまだやってないってことは、ジブリ側が拒否しているのかな?鈴木プロデューサーとか食いつきそうだけれどなぁ。
(ちなみに、2017年初演のミュージカル『魔女の宅急便』にはジブリは関わっていません。
2013年にはイギリスのカンパニーが日本でも舞台版『もののけ姫』を上演して話題になりましたが、こちらはミュージカルではないですし…。
2011年初演のわらび座によるミュージカル『おもひでぽろぽろ』にはスタジオジブリが協力していますが、高畑監督作品だから実現したのかな?
いずれにせよ、『おもひでぽろぽろ』は素敵な舞台でした♪わらび座も好きなんです。)
前置きが長くなりましたが、ジブリ・ミュージカルが実現するなら、やはり観たいのが『もののけ姫』!
日本を舞台にしていますし、海外展開にも適していると思います。
配役
アシタカ:三浦春馬、柿澤勇人、海宝直人
サン:礼真琴、土屋太鳳、唯月ふうか
エボシ御前:天海祐希、明日海りお、新妻聖子
ジコ坊:坂元健児、今井清隆、橋本じゅん
モロの君:島田歌穂、濱田めぐみ、北翔海莉、岡幸二郎
乙事主:松本白鸚、山口祐一郎(やまゆうモロの君も観たいけど…)
山犬の兄弟:一週間前にキャスト発表
キャスト解説
アシタカ
好青年ぽい三浦アシタカ、ちょっと影のある柿澤アシタカ、
あとは『氷力火伝』(2015年)での頼れる兄貴分の役がとっても良かったので、頼もしい海宝アシタカに期待!
アシタカは若すぎても年取りすぎててもダメなので、なかなか思い当たるキャストがいませんでした。
サン
多分森の中を移動する&人間と戦う時に踊りまくると思うので、俊敏に動けるかを重視しました。
礼真琴は踊れるし歌えるし最強サン。きっとアシタカもできる。そしてコンビの舞空瞳も絶対サンできる。そっちも見たい。
土屋太鳳は踊れるし、見目麗しいサンに。
唯月ふうかは見た目がサンそのものだし、思い切りの良い演技をするので。
エボシ御前
天海祐希は、もうそのままというか、「本人ですよね?」ってくらいリアルエボシ様。
明日海りおをキャスティングした時、自分天才だなって思いました。美しすぎるエボシ様!最高のキャスティングでは?
新妻聖子は悲劇のヒロインをやるには強すぎると思っているのは私だけでしょうか?媚びてないカッコイイ新妻さんの歌声が聞きたいのです。
ジコ坊
いろんなタイプを用意してみました。明るい坂元ジコ坊、渋い今井ジコ坊、不気味な橋本ジコ坊。
役者によってキャラクター像が変わるのも複数キャストの醍醐味ですよね。
モロの君
こちらも、複数キャストの楽しみを感じられる配役にしました!
島田さんは貫禄と慈愛を兼ね備えたモロ、濱田さんは圧倒的な歌声で空間を支配するモロ、北翔さんは禁欲的な潔いモロ、
そして岡さんは性別を超越した神秘的なモロ!全部見てみたい!!
乙事主様
もはやできる人がいるのか…、という感じでしたが、ミュージカルのレジェンドお二人に託しました。
白鴎さんは歌舞伎的なお衣装や台詞回しで、
山口さんは某怪人、某死神、某司教様のような、オペラ歌手的いで立ちと歌唱でやっていただきたいです。
山犬の兄弟
イケメン&アクロバット担当ポジション(多分ほぼ歌わない)です。
サンと同じく、アクロバットで森を駆け巡ったり、人間たちとの戦いでは身体能力の違いを見せつけて欲しい!
とにかく動ける若手が良かったので、2.5次元やデビュー前のジャニーズから選ぼうと思ったのですが、いかんせんそのジャンル疎くて…
なので、ほぼ日替わりでいろんなキャストが出演しても面白いかな、と。既にファンの大勢いるイケメン俳優とか、オーデションで上がってきた無名の新人とか。四季みたいに一週間前ぐらいに週間キャストを告知したら面白そうじゃないですか?
演出構想
シシ神様のキャストはいません。アンサンブルがたくさんの傀儡(パペットのパーツ)をつなぎ合わせて操作して、シシ神様を表現するように構想してます。
イメージしているのは、ミュージカル『ライオンキング』の「お前の中に生きている(リプライズ)」で出てくる大きなムファサの顔。
シシ神様はあんなに大きくなくていいんですけど、デイタラボッチになったらあれくらいの大きさがほしいなぁ。
シシ神様は特定のキャストが存在しない事で、動物たちとも違う神聖性を出せたらな、と…。
ちなみに、モロの君や乙事主様も、アンサンブルがパペットのパーツを動かし、その後方(舞台後方の高いところとか)にキャストがいて、声をあてたり演技したりするイメージです。
全体的に、映像に頼りすぎず、スタッフの人力でセットを動かしたりして、観客の想像力を掻き立てる演出希望です。
そのために、セットや照明にはとことん美しさを求めたい!
『ファインディング・ネバーランド』のシンプルだけど最新技術を駆使した独創的なワクワクする演出と、
『ライオンキング』のパペットを使った異世界観と力強く迫力ある演出、
その二つに、2012年に世田パブで上演された『クリンドルクラックス!』の手作り感と想像力あふれた演出を混ぜ合わせる。
新しいものと演劇本来の想像性を兼ね備えた、そんな演出になったら理想的だな、と思っています。
いかがでしたでしょうか?みなさんの妄想キャストと一致している人はいましたか?
まだ妄想は続く?と思いますので、外出自粛の暇つぶしに覗いていただけたら嬉しいです!
最後にミュージカルのチケット発売情報をカレンダー形式で表示してくれる、ミュージカルファン向けの最強アプリをご紹介します。
その名も「チケットカレンダー」です。
チケット争奪戦で一番難敵なのが「どうすればチケットの発売日を知ることができるか」だと考えています。
発売場所はわかっていても、チケット発売日は急に発表されます。
そのため、「今日実は発売日だったのか、知らなかった、、、」
ということがよくあります。
「チケットカレンダー」では、クレジットカードから公式サイトまであらゆるチケット情報をまとめて見られます。
例えば、東宝主催で上演された『マドモアゼル・モーツァルト』であれば先行抽選の情報がこのように掲載されています。
演劇・ミュージカルファンであればこの公演に限らずかなり使えますので、この記事を読む前にまずダウンロードしてみて、機能を試してみてください。