ミニー・オー!ミニー(ミニオ)終了後のシアターオーリンズはこうなる!
今回は東京デイズニーランド・シアターオーリンズで上演されているショー「ミニー・オー!ミニー」が2018年3月19日(月)に終了した後、シアターオーリンズはどうなるのか。
ファン最大の疑問を取り上げ、SNSの反応から今後の展開を予想します。
関連記事:ミニー・オー!ミニー終了 ラス日の混乱と出来事まとめ。最後は謎のアンコール
目次
追記:「2018年7月10日よりシアターオーリンズにて新しいショーが始まります!」
7月10日(火)より新しいショー「レッツ・パーティグラ!」がスタートします。
公演時間は25分。ミニオと同じく1日4~5回上演。
出演人数は17人でキャラクターが9人。
〈出演キャラクター〉
ミッキーマウス、ミニーマウス、ドナルドダック、デイジーダック、グーフィー、マックス、クラリス、ホセ・キャリオカ、パンチート
チップとデールがいなくなりますね。
いなくなるのはシンガー?パーカッション?ダンサー?
キャラクターが9人ということは、ダンサーまたはシンガー合わせて8人。
ミニオは〈シンガー2〉〈パーカッション3〉〈女性ダンサー4〉〈男性ダンサー3〉の合計12人。
よって、ミニオよりも3人少なくなる予定。
パーカッションがいなくなるのか。シンガーがいなくなるのか。それともダンサーの人数が減るのか。
7月10日を待ちましょう。
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本日も"ディズニーとミュージカルのことならアートコンサルタント"をお読みいただきありがとうございます。
ついにこの時がやってきてしまいましたね。「ミニー・オー!ミニー」終了。
正直、あまりお客が入らないけど素敵なショーなのでランドのオアシスだと思っていました。しかし、2018年3月に終了することが決定してしまったのです。
「ミニー・オー!ミニー」について
東京ディズニーランドのアドベンチャーランド内にある野外劇場シアターオーリンズで上演されているラテンのリズムで踊って歌う熱狂的なショー「ミニー・オー!ミニー」。
2004年にスタートしてから音楽やダンスをリニューアルしてここまで数多くのディズニーファンを魅了してきたショーです。
しかし、2018年3月19日(月)をもって終了することが発表されました。
私も東京ディズニーランドに欠かせないショーだと考えていたファンの一人です。
「ミニー・オー!ミニー」の魅力と残念な点
「ミニー・オー!ミニー」の魅力は無料かつ抽選の必要もなくダンスと歌が楽しめる点。一方で、雨が少しでも降ったり、風が少しでも強いと中止になってしまうショーでもありました。
コスパの悪い劇場
興行側、つまりオリエンタルランドからしてみれば、中止になって使用できない時間と場所をゲストの楽しみへと繋げられないかと考えるのが普通でしょう。
経営的に考えれば、シアターオーリンズは間違いなくコスパの悪い劇場です。
コスパの良い施設へとリニューアルが基本路線
つまり、「ミニー・オー!ミニー」の終了後、シアターオーリンズをコスパの良い空間・場所へと変えるのがオリエンタルランドの基本路線だと私は思います。
SNSの反応は?
しかし、具体的にはどのように変化するのか。Twitterでもミニオ終了への悲しみにあふれたツイートが多かったですが、同時に今後のシアターオーリンズにまで言及するツイートもありました。
そこで、今回の記事ではTwitterで言及されたシアターオーリンズの今後をまとめてご紹介します。
ミニー・オー!ミニー(ミニオ)終了後のシアターオーリンズはこうなる!
パイレーツゾーンを増やす
東京ディズニーシーでは現在「ディズニー・パイレーツ・サマー」が開催されています。
「パイレーツ・オブ・カリビアン」のキャラクター、映画をイメージしたコスチュームのダンサーたちによるショー「パイレーツ・サマーバトル“ゲット・ウェット!”」も開催しています。
https://youtu.be/gDkGB77qNpQ
パイレーツ・サマーバトル“ゲット・ウェット!”
ポルト・パラディーゾを占拠したキャプテン・バルボッサ率いる海賊団と、バルボッサの宿敵キャプテン・ジャック・スパロウが登場!海賊になるための修行や迫力満点の激しい戦い、大盛り上がりの大宴会など、海賊たちと一緒にびしょ濡れになって楽しもう!
ディズニーランドでも、新作映画「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」の公開を記念して「カリブの海賊」の外観にパイレーツのデコレーションが増えていました。
人気ディズニー映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」にちなんだショーや、アトラクションが新設される可能性高そうですね。
アドベンチャーランド再開発
シアターオーリンズの後ろには倉庫のような建物があり、その後ろは舞浜駅です。シアターオーリンズを取り壊して拡張しても新しいエリアを作れるほどのスペースはありません。
しかし、「スペースマウンテン」レベルのアトラクションや、ハンガーステージくらいの劇場を作るスペースは確保できます。
アドベンチャーランドそのものを再開発する上で、シアターオーリンズの場所を全くなくしてしまう可能性もあります。
シアターオーリンズをリニューアル
シアターオーリンズで開催されている「ミニー・オー!ミニー」。キャンセル率は正確にどのくらいかは分かりませんが、舞浜自体が風の強い場所だけに、風が吹くとキャンセルになる風キャンの割合は相当高いと思います。
さらに、雨も肌に少し感じるかな?レベルで中止になります。
せっかく1時間待ったのに、結局キャンセルか!と思ったことは1度や2度ではありません。
野外でショーをやるメリットもありますが、興行主の立場から言えば非常にコスパの悪いショーでもあるのです。
ファンの中には、なぜ終了してしまうのかと懐疑的に思う人もいるかもしれません。しかし、中止になる時間をお金に変えればどれだけ売り上げになるのか?と考えるのは当然です。
ここを直そうシアターオーリンズ:①室内化
ですので、私が興行主なら「ワンマンズ・ドリームⅡ - ザ・マジック・リブズ・オン」を上演するショーベースのように屋根を付ける。または「アウト・オブ・シャドウランド」ハンガーステージのように室内化するでしょう。
そうなれば歌詞に「Sun(太陽)!」がいくつも入る、元々野外上演用に作られた「ミニー・オー!ミニー」をそのまま上演し続けることはできません。
ここを直そうシアターオーリンズ:②斜度
また、シアターオーリンズでもう一つ問題視されているのが、斜度のなさです。前に座高のある人が座ると、ほとんど視界が遮られます。劇場に斜度をつけることで、一人一人のゲストの満足度を高めようとする可能性もあります。
グリーティングショー
東京ディズニーシーのドックサイドステージでは7月11日からグリーティングショー「ステップ・トゥ・シャイン」が始まりました。ステラ・ルー、ダッフィー、シェリーメイ、ジェラトーニなど人気のキャラクターとゲストが触れ合うことができるショーです。
以前は「テーブル・イズ・ウェイティング」という普通のショーが上演されていました。
触れ合うことがメインのグリーティングショーになることで、ショーらしさは失われてしまいます。このグリーティングショーへ反対するツイートは結構多かったです。
他劇場で上演
他の劇場で「ミニー・オー!ミニー」を上演するパターンです。
正直、ダンサーと歌手が好きでファンになった人も多いはず。ぜひ、年に数回、キャラクター抜きでも良いので「ミニー・オー!ミニー」を上演してほしいですね。
私の考え
ディズニーは未就学児でもミュージカルを観られる「アウト・オブ・シャドウランド」、絶滅危機の良質なビッグバンド&ジャズショーを味わえる「ビッグ・バンド・ビート」を今までに生み出してきました。
まさにディズニーランドでしかできないことを今までにやってきたのです。
太陽の下で、ラテンのショーやダンス、カポエラを味わえるチャンスは日本どこ探したって「ミニー・オー!ミニー」以外にないでしょう。そもそも、野外劇場自体が私が子供のころに比べても少なくなっています。
つまり、「野外ショー」貴重さを鑑みて、シアターオーリンズはそのまま残す。この可能性もなくはないのかと思います。
新しいショーならフラメンコがおすすめ
また、「ミニー・オー!ミニー」以前にも東京ディズニーランドではラテン系のショーが上演されてきました。ラテンとはラテンアメリカのことで、カリブやメキシコなどのダンスを指します。ラテンとは違いますが、情熱的なダンス&歌としてスペインのフラメンコショーはいかがでしょうか。
フラメンコも見る機会あまりありませんよね。
「ミニー・オー!ミニー」に変わる新しいショーとして個人的に期待しています。