トニー賞受賞経験のあるミュージカル界のスターイディナ・メンゼルが高い注目を浴びるミュージカル「ジャグド・リトル・ピル」に出演!
ミュージカル「ウィキッド」エルファバ役でトニー賞を獲得し、またディズニーアニメ「アナと雪の女王」エルサ役の声を担当したイディナ・メンゼル。
名実ともにミュージカル界のスターに登りつめたミュージカル界のスターが、シンガーソングライターであるアラニス・モリセットのアルバム「ジャグド・リトル・ピル/Jagged Little Pill」をミュージカル化した作品で主演を務める予定であることが分かりました。
ジャグド・リトル・ピル紹介動画
「ジャグド・リトル・ピル/Jagged Little Pill」
1995年にリリースされたサードアルバムが「ジャグド・リトル・ピル」です。このアルバムでアラニス・モリセットは初のグラミー賞を獲得しました。
アラニス・モリセット
1974年カナダ生まれのシンガーソングライター。高校生の時に母国カナダでデビューし10代で単身アメリカへと移住。サードアルバム「Jagged Little Pill」が3,000万枚以上販売され、世界な大ヒットを記録します。
ミュージカル公演日程・劇場
アルバム「ジャグド・リトル・ピル/Jagged Little Pill」の曲からインスパイアされた新作ミュージカルの公演予定や劇場についてご紹介します。
アメリカン・レパートリー劇場
マサチューセッツ州ケンブリッジにあるアメリカン・レパートリー劇場にて初演を迎えます。
2018年には上演される!
PLAYBILLによれば、来年2018年5月には上演される予定です。
ミュージカル版のキャスト紹介
脚本は映画「JUNO/ジュノ」でアカデミー脚本賞を獲得したディアブロ・コーディ。
演出はアメリカン・レパートリー劇場のアートディレクターであるダイアン・パウルス。
パウルスはリバイバル版ミュージカル「ピピン」の演出家としてトニー賞を獲得しています。
イディナはブロードウェイからの出演の可能性が高い
ミュージカルが上演されるアメリカン・レパートリー劇場から、イディナ・メンゼルがこのミュージカルに加わると確認が取れています。
しかしながら、メンゼルは2018年5月のアメリカン・レパートリー劇場にて行われるワールドプレミア上演には出演しない可能性が高いです。
なぜなら、同じタイミングで、メンゼルはラウンドアバウト・シアター・カンパニーのオフ・ブロードウェイ作品「Skintightat」への出演が決定しているからです。
他の作品を優先し、ブロードウェイからや遅れて出演する。このパターンは過去にもあります。
例えば、地方の劇場から生まれたミュージカル「ファインディング・ネバーランド」の場合、マシュー・モリソンが「グリー」の撮影で抜けている間、ジェレミー・ジョーダンが代わりに地方公演へ出演していました。
撮影終了後のブロードウェイ版ではマシュー・モリソンが再びキャスティングされています。
編曲にはトム・キット
また、ミュージカル「ジャグド・リトル・ピル/Jagged Little Pill」の編曲やアレンジメントにはミュージカル「アメリカン・イディオット」でトニー賞に輝いたトム・キットが起用されます。
トム・キットとイディナ・メンゼルの組み合わせは2014年に上演されたブロードウェイミュージカル「If/Then」以来です。
イディナ以外のキャスト情報
また、俳優労働組合による29-hour readingで「ジャグド・リトル・ピル/Jagged Little Pill」の台本がメンゼルによって読まれますが、メンゼルと同じくエルファバ役を演じたキャリー・マノラコスなども参加します。
あらすじ:ジェンダー、人種差別の問題を扱ったストーリー
ミュージカル「ジャグド・リトル・ピル/Jagged Little Pill」の製作が正式に発表されたのは2013年。
作品は、現代の様々な年代で構成された家族を通して、ジェンダーや人種について深く掘り下げてゆくストーリーになります。