1月15日アメリカで公開された「ホームランド」シーズン6・エピソード1「Fair Game」のあらすじをご紹介します!
いよいよ1月15日より、アメリカにて「ホームランド/Homeland」シーズン6の放送が開始しました。監督はキース・ゴードン。脚本はおなじみアレックス・ガンザです。
全体では61話目の放送となります。
まだ61話目なんですよね!全ての話が濃すぎてもっと進んでいると思いました。
特にブロディが話の中心だったシーズン3までが濃すぎましたからね。最近はもっと政治ゲーム的な話になっていますが、シーズン6はどうなるのか楽しみにしましょう!
目次
「ホームランド/Homeland」シーズン6・エピソード1のあらすじ
1.キャリー・マティソンはイスラム人支援団体のトップに
若いムスリム系のアメリカ人セコウ・バーは、過去に国内でテロ攻撃された場所を訪問し、そこで撮影した映像を動画サイトに投稿しています。
セコウ・バーは、FBI特別代理人レイ・コンリンに逮捕され、重大なテロ支援を要請されている。テロ集団に物質的援助をしているとのことで告発されます。
現在キャリー・マティソンは、イスラム教徒を差別から守るニューヨークの非営利団体の代表として活動しています。
キャリーは捕らえられたセコウと面会し、彼の代理人を務めることになりました。
その後、FBI特別代理人レイ・コンリンは、キャリーにセコウがナイジェリア行きのチケットと、現金5,000ドルを所持しており、証拠の一部であると伝えます。
2.ピーター・クインはPTSDになり、入院するものの...
キャリーはピーター・クインの入院する病院に訪れます。
しかし、クインにはPTSD(心的外傷後ストレス障害)、そして部分麻痺の兆候があったのです。
キャリーは、クインが理学療法の予約を無理やり休んだことを知り。クインと今後の治療について話し合います。
翌日、クインが病院から突如いなくなります。
キャリーはクインを探し回り、ようやくクインを見つけます。クインは、安宿でコカインを吸い、娼婦とセックスをしていたのです。
クインが病院に再入院することを激しく拒むと、キャリーはクインを彼女のアパートの一階に住ませるよう手配しました。
3.次期大統領に女性のエリザベス・キーンが当選
次期大統領選では、女性では初となるエリザベス・キーンが選出。
CIAのソール・ブレンソンとダル・アダールは、新しく就任するエリザベス・キーン次期大統領に、現在のCIAに関する情報を簡潔に説明します。
説明し終わった後、ダル・アダールはキーン次期大統領はCIAを非武装化するのではないかという懸念をソールに示します。
実は、キーン次期大統領の息子はイラクへ出兵中に戦死していたのです。
一方、ソールはダル・アダールとは考えが異なり、キーン次期大統領の見解に従う立場を取っていました。
直後にダル・アダールは、イスラエル諜報特務局モサドのトバ・リブリンと面会します。
CIAの武装化を維持するためには、キーン次期大統領が就任する前に、彼らの中で話し合う必要があることを投げかけます。
4.ラスト:ダル・アダールとソールは行動を別に
物語の最後、ダル・アダールはマックレンドン司令官、コトー上院議員、その他政府関係者を招き、会議を始めます。
しかし、そこにソールの姿はありませんでした。
今回の放送でわかったことー
1 ピーター・クインは生きていた!
シーズン5は、クインが生きているのか死んでいるのか、一切明かされないまま終了しました。
クインファンの人、安心してください。生きていましたよ。しかし、戦闘で受けた激しいショックから、PTSDそして、部分麻痺というダメージを負っています。
治療もうまくは行かず、エピソード2以降は、キャリーがクインをどう助けてゆくのか。そして、クインは再び社会へ戻れるのか。
綱渡りのような日々が続いていきそうです。
※しかし、クイン演じるルパート・フレンドは撮影には関係のないところで足を骨折してしまい、現在ルパートなしでの撮影を行っているそうです。クインの登場まで少し時間が空くかもしれませんね。
ただ、エピソード2の題名が「The Man in the Basement(地下の男)」、これはクインのことを指しているのでしょうか。ちなみに、次回の予告編にクインはちゃんと登場します!
次回の予告編
2 次期大統領は女性
「ホームランド」の特徴は、現在の世界情勢をリアルに反映させたストーリーに仕立てるところです。
しかし!ご存知のように現実で選ばれたのはヒラリー・クリントンではなく、ドナルド・トランプ。トランプのイラク戦争に対する見解は、未だに賛成か反対か判明できないのがみそ。
今後のトランプの発言いかんで「ホームランド」の内容も変化が生じてくるでしょう。ぜひ、アメリカに関するニュースもチェックしてみてくださいね。
3 ダル・アダールとソールが仲違いになる?
次期大統領のエリザベスは息子がイラク出兵で命を失った経験があり、CIAの非武装化へ動く可能性があります。
そこで問題になるのが、CIA内部にいるソールとダル・アダールの立場。
ソールはエリザベスと同じく、非武装化を支持し、一方でダル・アダールは武装化推進派。
ストーリーの最後は、ダル・アダールがソールを招かず政府の重要人物と会議を行います。また、中東政策で非常に重要な組織モサドとの面会もダル・アダール一人で行うなど、シーズン6のメインストリームは、この二人の亀裂から生まれてきそうですね。
次回の予告編で最もフューチャーされているのがダル・アダール。おそらく、何かしらソールの裏でミッションを進めてゆくのでしょう。
最終的に、ソールとキャリーがタッグを組むなんてこともあるのでしょうか!
シーズン全体のあらすじはこうなる!
シーズン全体のあらすじを予想してみたいと思います。
先ほども述べましたが、「ホームランド/HOMELAND」の特徴は、現代の世界情勢を反映さえるところです。
となると、今世界はより自国優先の保護主義的な政策に向かってるところですよね。トランプしかり、イギリスのEU離脱しかり。
そうなると、まずシーズンのはじめは、エリザベスとダル・アダールの攻防戦になります。
つまり、非武装化と武装化のせめぎ合いですね。
で、一度エリザベスが勝ちます。それで、CIAもイラクへ派遣しているアメリカ軍も非武装化の方向へ進みます。
しかし!この瞬間、アメリカ国内でテロなどの重大事件が起き、非武装化のデメリットが晒されます。
被害も大きく、エリザベスに非難が集中します。
そこで、ようやくドナルド・トランプのような排他的な政策をとるリーダーが現れるのです。そして、そのトランプ的な存在のリーダーが、エリザベスの代わりに国のトップに立つ。
こういう展開が考えられると思います。もしくは、エリザベスがヒステリックに排他的な政策をとり始めるか。どちらにせよ、来年放送されるシーズン7では、トランプの政策も明確になっているはずです。
シーズン7がどうなるのか、やはり今後のアメリカの情勢に目を配ってみると見えてくることがありそうですね。
次回の放送は1月22日、エピソード2の題名は「The Man in the Basement(地下室の男)」。
このサイトでもすぐにあらすじをご紹介します。
次回の予告編(3種類)
エピソード2「The Man in the Basement」のあらすじ&ネタバレを公開しました!