トゥームレイダー ファースト・ミッション ネタバレ・あらすじ | 卑弥呼を探すという衝撃的なストーリー
父リチャードからのメッセージを受け取るララ
父リチャードの失踪後、ララ・クロフトは無鉄砲で気さくな人生を過ごしていました。
事故で警察の車を巻き込んでしまい、逮捕されるララ・クロフト。リチャードのビジネスパートナーであるアナ・ミラーは、保釈金を提示し、もし相続を主張しなかった場合、リチャードの財産は没収すると伝えます。
ララは渋々その条件を受け入れ、父リチャードのオフィスの鍵を手にいれます。
父のオフィスでララは、録音されたメッセージを見つけます。それは、リチャードが邪馬台国の女王として生死を司る力を持っていた卑弥呼についての研究内容について語られたものでした。
神話によれば、卑弥呼は触れただけで、その人を殺す能力を持っていました。被害を恐れた豪族たちは、卑弥呼を捕ら、遠くの島に送って生き埋めにしたのです。
リチャードはメッセージでララに研究の全てを破壊するよう伝えますが、ララは好奇心が高まり、さらにその秘密について調査してみようと決めます。
卑弥呼の墓を探しに香港へ
ララは香港へ飛びます。そして、かつて邪馬台国の一部になっていたと噂される孤島へ行く、エンドュランス号の船長ルー・レンに賄賂を渡します。
孤島へ向かう船は急な暴風雨に見舞われ転覆し、ララは意識を失ってしまいます。
ララは、卑弥呼の墓を見つけるための探検隊のリーダーであるマティアス・フォーゲルによって目覚めさせられます。この探検隊は、卑弥呼の力を利用して武器を開発しようとする秘密組織トリニティから資金をもらって組織されました。
フォーゲルはララを拘束し、自分がリチャードを殺したと伝えます。フォーゲルはリチャードの研究資料を利用しようとしていたのです。
ララは生き残ったエンドュランス号の船長ルー・レンの助けを借りて逃げ出します。ルー・レンは地元の漁師たちと協力して卑弥呼の墓を掘り当てようとしていました。
逃げる途中で、ララは重傷を負います。
父リチャードと再会するララ
重傷を負ったララは暗闇の中、意識を取り戻します。組織に見つからないために、トリニティの兵隊を倒さなければなりません。
ララは遠くをさまよう神秘的な人影を見つけます。そして、その人影を追いかけます。その人影は、邪馬台国の秘密にとらわれ、彷徨う父リチャードでした。
ララは本物の娘であるとリチャードを説得します。リチャードはいきなり現れた女性が自分の娘であると認識すると、ララの怪我を治療します。
そしてララは、父リチャードの反対にも関わらず、フォーゲルのキャンプ地にある奪われた父の研究資料を取り返そうとします。
ララはルー・レンと連絡を取り、漁師たちの助けを借りてトリニティのキャンプ地に忍び込み、父リチャードの研究資料を取り戻す計画を立てました。
奪還計画の最中、リチャードは卑弥呼の墓へと向かってゆきます。しかし、リチャードはフォーゲルに捕らえられ、ララに卑弥呼の墓を開くよう命じます。
卑弥呼の死の力の正体
ブービートラップを避けながら進む探検隊とララたち。
トリニティの兵士が死体を除けようとしますが、死体には卑弥呼の「死の力」が働いており、それに触れた兵士二人の体はすぐに何かに感染したようになってしまいます。
これによって、卑弥呼は魔力によって人を殺めたのではなく、致命的な病気を運ぶことで、接触させて人を殺めたのだと分かりました。
卑弥呼は周りの人の命を奪わないために、自ら生き埋めになったのです。
感染した兵士達はフォーゲルによって銃で撃たれます。
また、卑弥呼の指を袋に入れて盗んだフォーゲルは、感染しないよう自分のポケットに袋を入れるのでした。混乱の中で、フォーゲルは逃げ出しますが、父リチャードは感染してしまいます。
治療する術がないことを知ったリチャードは、感染をこれ以上広めないために卑弥呼の墓を破壊しようと提案します。
リチャードは墓と一緒に爆破し、そしてララは逃げたフォーゲルを追いかけます。
激しいバトルでフォーゲルを倒したララ。ルー・レンと漁師たちによって助け出されます。
生き残りロンドンに戻ったララが見つけた事実
ロンドンに戻ったララ。父の遺産を正式に受け継いだララは、トリニティの前身の会社がクロフト・ホールディングスに所有されていたことに気付きます。
ララは父が残した会社の資料を調査するうちに、アナ・ミラーがトリニティと関係を持っていたことを突き止めます。
トリニティは、クロフト・ホールディングスの運営に制限がかかるよう、アナ・ミラーを送り込んでいたのです。ララは、トリニティが次に進める計画を止めるよう動き出します。
続編の可能性について
最後の終わり方は続編の製作を示唆するものですね!
悪の組織トリニティとララが今後も激しい戦いを繰り広げてゆくのでしょう。
また、プロデューサーのエイドリアン・アスカリーは、「ジャストコーズ」「ヒットマン」「Deus Ex」「Thief」そして「トゥームレイダー」で世界観を共有して映画化する予定があると語っています。
あらすじ まとめ!
さぁ、トゥームレイダーに卑弥呼や邪馬台国がついに登場しました。「魏志倭人伝」には鬼道を使ったという言い伝えはありますが、生き埋めになったというストーリーは初耳。
日本人にはあまりにも非現実的すぎる展開で、少し笑ってしまう場面もありますね。でも、ヨーロッパの人にしてみれば日本のシャーマニズムに心惹かれるのでしょう。
日本公開日
日本での公開日は3月21日。もうすぐです。