ボストンマラソン爆破事件を描いた映画「ストロンガー(Stronger)」の公開日が決定!
ボストンマラソン爆破事件の被害者ジェフ・ボーマンの重傷からの復帰を描いたノンフィクション「ストロンガー(Stronger)」が映画化されます!
この記事では、映画「ストロンガー(Stronger)」の公開日やあらすじ、キャスト、スタッフについてご紹介します。
映画「ストロンガー(Stronger)」のすべて!
「ストロンガー」の公開日は9月22日
映画製作会社ライオンズゲートと配給会社ロードサイド・アトラクションズは、ジェイク・ギレンホール主演のボストンマラソン爆弾テロ事件を描いた「ストロンガー(Stronger)」の全米公開日を9月22日に決定しました。
キャスト:主演はジェイク・ギレンホール
ジェイク・ギレンホールはジェフ・ボーマン役を演じ、ジェフの恋人であるエリン・ハーレー役をタチアナ・マスラニーが演じます。
物語は悲劇を愛で乗り越える作品です。また俳優クランシー・ブラウンがボーマンの父親役、ミランダ・リチャードソンがボーマンの母親パッティ・ボーマンを演じます。
製作は「La La Land」のライオンズゲート
映画「ストロンガー」の製作会社はライオンズゲートの子会社サミット・エンターテイメント、制作会社はマンデヴィル・フィルムズ、ジェイク・ギレンホールが2015年に設立したナイン・ストーリーズです。
ギレンホールにとってはナイン・ストーリーズの設立者として製作する初の映画作品です。
「Stronger」とボストンマラソン爆破事件について
原作となるノンフィクション「Stronger」は実話を元に作られ、当事者のジェフ・ボーマンと作家のブレット・ウィッターが執筆。アメリカではベストセラーになりました。
ジェイク・ギレンホール演じるジェフ・ボーマンの写真が、2013年のボストンマラソン爆弾テロ事件の際に多くのメディアで取り上げられ、世界的に名前が知れ渡りました。
ボーマンはガールフレンドがゴールするのを見るためにマラソンのフィニッシュラインで待っていました。その時、2つの爆弾が爆発したのです。
爆発により3人が亡くなり、約280人が重軽傷。翌日手術から目が覚めたボーマンは、話せなくなっているのに気が付きます。そして、メモ帳を頼み、「男を見た、正面から自分を見ていた」と書きます。
ボーマンの手がかりと大規模な犯人捜査により数日で犯人逮捕に至り、2015年犯人の1人であるジョハル・ツァルナエフに死刑判決が下されました。
原作は2014年に刊行され、内容は事件が起きてから両脚を失ったボーマンが再び自分の足で歩くまでの道のりが描かれます。
「Stronger」の監督・スタッフについて
監督はデヴィッド・ゴードン・グリーン。脚本はジョン・ポロノ。
デヴィッド・ゴードン・グリーン監督は2013年公開の「セルフィッシュ・サマー」でベルリン国際映画祭の銀熊賞(監督賞)を獲得しています。
プロデューサーはトッド・リーバーマン(「ザ・マペッツ」)、デイビット・ホバーマン(「ザ・ファイター」)、ジェイク・ギレンホール、スコット・シルヴァー、ミシェル・リトヴァク(「セッション」)。
「ストロンガー」はライオンズゲートにとってボストンマラソンの爆破事件を扱う2つ目の作品になります。
1つ目の作品「パトリオット・デイ」は2017年1月に公開され、ボストンマラソン爆破事件から約100時間で犯人逮捕に至った経緯を描きます。
「パトリオット・デイ」の日本公開日は2017年6月です。
監督はピーター・バーグ。メキシコ湾原油流出事故を描いた「バーニング・オーシャン」や、アメリカの精鋭特殊部隊ネイビー・シールズを描いた「ローン・サバイバー」など実話を元にした映画の監督として知られています。