「お砂糖ひとさじで」「チム・チム・チェリー」「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」など今でも歌われる名曲を残したディズニー実写映画『メリー・ポピンズ』。
主演は映画初出演にしてアカデミー主演女優賞を獲得したジュリー・アンドリュース、そしてディック・ヴァン・ダイク。
絵の中の世界で二人が踊る「Jolly Holiday」はディズニーファンの間では伝説的なシーンとなっています。
アカデミー賞5部門で受賞し評価が高く、「ウォルト・ディズニーの約束」などこの作品にまつわる伝記作品も生まれるなど、ディズニーサイドにも思い入れが強い作品です。
今年に入り「メリー・ポピンズ」の続編が、2018年12月25日に公開されると正式発表されました。
多くのディズニーファンがこのニュースに歓喜したと思いますが、なんと本日!バート役を演じたディック・ヴァン・ダイクがこの続編に出演するとハリウッド映画ニュースサイトHollywood Reporterより報道されました。
そうです、バートが帰ってきます!
ディック・ヴァン・ダイク
1925年アメリカ生まれ。テレビでコメディアンとして人気を得たのちにブロードウェイ・ミュージカル「バイ・バイ・バーディー」でトニー賞を受賞。
1964年にはディズニー実写映画「メリー・ポピンズ」にバート役として出演。1968年にはミュージカル映画「チキ・チキ・バン・バン」に主演。
最新作は2014年公開の「ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密」、2015年のショートフィルム「メリー・クリスマス」。今でも現役で活躍する映画界のレジェンド。
「メリー・ポピンズ」について
1964年公開。プロデューサーはウォルト・ディズニー。原作はパメラ・トラバース。アカデミー賞13部門にノミネートするなど、ディズニー実写映画史上これほどの評価を受けた作品は今までにありません。
今でもディズニーランドにはポピンズとバートのグリーティングがあり、またディズニー・ハロウィーンではメリー・ポピンズの仮装をする人が多くいます。
私も、今年のDハロはバートでした。チムニー版とジョリホリ版!
キャスト
主演はメリー・ポピンズ役を演じたジュリー・アンドリュース、バート役を演じたディック・ヴァン・ダイク。
アカデミー主演女優賞を獲得したジュリー・アンドリュースはこの作品が初の劇場映画出演。
あらすじ
舞台はロンドン。銀行の取締であり、古風なしきたりを大切にするジョージ・バンクス家にはジェーンとマイケルの二人の子供がいます。ジョージは家庭教師の求人広告を新聞に掲載するが、やってきたのは雲の上で暮らす魔法使いメリー・ポピンズでした。
ポピンズは二人の子供と、久々に再会した親友バートと一緒に絵の中の世界に入ったり、笑うと空へ浮かんでしまうアルバートおじさんに会いに行きます。
ジョージはポピンズのせいで子供や家族が変化してゆくのが気に食わない。
ある時、子供が起こした事件がきっかけでジョージが銀行からクビになります。
するとジョージの頭の中にポピンズと子供たちが歌っていたある曲が思い浮かぶのでした「スパカリ...」。
続編「メリー・ポピンズ」について
アカデミー賞13部門ノミネート、5部門受賞という記録的な評価を受けた「メリー・ポピンズ」。続編への期待は高まりますが、監督や脚本には起用されるのは誰でしょうか?
監督はロブ・マーシャル
監督は「CHICAGO」「イントゥ・ザ・ウッズ」のロブ・マーシャル。ブロードウェイでは振り付け師として活躍しており、ミュージカル作品を得意とする監督です。
「CHICAGO」では作品賞など6部門でアカデミー賞受賞を果たしました。
キャスト:メリー・ポピンズ役にエミリー・ブラント
映画の主役メリー・ポピンズ役に現在33歳のイギリス人女優エミリー・ブラントが起用されます。
舞台がロンドンでメリー・ポピンズもバリバリのイギリス英語を話すので、エミリーの起用はコアなファンにとっても嬉しいはず。ディズニー映画では「イントゥ・ザ・ウッズ」に出演し、歌声も披露しました。
果たして、ジュリー・アンドリュースの歌のスキルに届くことができるのでしょうか...期待してます。
また、メリル・ストリープ、リン・マニュエル・ミランダ、コリン・ファース、ベン・ウィショーの出演も決定しています。
あらすじ
気になるあらすじですが、前作から20年後のロンドンが舞台になります。
詳しくは、
に書きましたのでチェックしてみてくださいね。
ジュリー・アンドリュースの出演はあるか?
ファンにとってディック・ヴァン・ダイクの出演報道は心から嬉しいことですが、そうなるともう一つきになることがありますよね?
ジュリー・アンドリュースの出演です。
メリー・ポピンズはおそらく魔法使いなので年をとらない。だからストーリーの面から考えてまだ30代のエミリー・ブラントが主演するのは納得できますが、ジュリー・アンドリュースではないメリー・ポピンズなんて信じられない。というファンは多いはず。
一方でメリー・ポピンズじゃないジュリー・アンドリュースも信じがたい。
となると、回想シーンやメリー・ポピンズのおばあちゃん役?はたまたエミリー・ブラントはメリー・ポピンズの弟子として出演し、メリー・ポピンズはジュリー・アンドリュースが演じる。
いくつかのパターンが考えられます。
ちなみに、ジュリー・アンドリュースは現在81歳。ジュリーもまだ現役で、来年にはテレビ番組「Julie's Greenroom」への出演が決定しています。なので映画の出演自体は体力的にもまだ大丈夫そうです。
そして、もし続編に出演するとすれば、ディック・ヴァン・ダイクと同じタイミングでジュリー・アンドリュースにも出演のオファーが来てるでしょう。一人だけオファーするなんていうことは二人の功績を考慮すればありえません。
今回の出演報道も正式にディズニーサイドが発表したわけではないので、もしかしたら来年には正式に二人の出演が発表される可能性は十分にあります。
ジュリーは声帯の手術を行ったため、「プリティ・プリンセス2」のように少しのメロディーくらいが限界だと思います。でも、登場するだけで良いのです。多くのファンが、ジュリーのポピンズを見たいと望み、そしてディズニーもそれを知っているはず。
ぜひ、今後も続編に関連したニュースを期待しましょう!
これからもこのサイトでは続編「メリー・ポピンズ」の最新情報を追いかけます!
※ちなみに、ディック・ヴァン・ダイクは銀行の頭取ミスター・ドース役の可能性もありますからね。
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《公開を待てない人はこちら》
このDVD&ブルーレイは私も購入しました。
何より、二人のインタビューやメイキングが本編と同じくらいの密度とボリュームで入っているのが素晴らしい。「メリー・ポピンズ」ファンだけでなくディズニーファンなら必ず楽しめます。
インターネットからダウンロードしてスマホで視聴できるようになるのも素敵です。