ベネディクト・カンバーバッチ出演の最新映画『ジプシー・ボーイ/Gypsy Boy』が製作中!
この記事では、映画『ジプシー・ボーイ/Gypsy Boy』のキャスト、スタッフ、あらすじに関する最新情報をご紹介します。
2017年公開のマイケル・ファスベンダーとブレンダン・グリーソン主演作「Trespass Against Us」ではローマン・ジプシーへの社会的抑圧、さらに苦しい環境から抜け出すことの難しさが取り上げられました。
そして、ベネディクト・カンバーバッチ主演の最新作もジプシーを扱った作品になるようです。題名は「ジプシー・ボーイ/Gypsy Boy」。
— Mikey Walsh (@thatbloodyMikey) 2017年9月8日
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監督は「僕と世界の方程式」で知られるモーガン・マシューズ。
脚本はミュージカル「ファインディング・ネバーランド」の脚本を手がけた劇作家ジェームス・グラハム。
モーガン・マシューズはミキー役をキャスティングした後に、来年の夏には撮影を始めるでしょう。
また、ベネディクト・カンバーバッチの主演最新作「The Current War/ザ・カーレント・ウォー」は2017年9月9日にトロント国際映画祭にて初上映され、アメリカでは11月24日より上映されます。
https://youtu.be/wMECv6yLOFM
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さらに、カンバーバッチがドクター・ストレンジ役として出演している「Thor: Ragnarok/マイティ・ソー:バトルロイヤル」はアメリカ&日本とも11月3日に公開されます。
https://youtu.be/xzhboyRUz6I
あらすじ
原作は、イギリス出身の作家ミキー・ウォルシュの「Gypsy Boy」。ミキー・ウォルシュが育った環境や暮らしの記憶を作品にした伝記的小説です。ローマン・ジプシーとして生まれ、ボクサーを目指したミキー・ウォルシュでしたが、同性愛者であったことから家族や社会と離ればなれになるという体験が元になっています。
「私はずぐにミキーの勇気と胸が張り裂けるような物語に心が惹かれたんだ。彼の父フランクは今まで私が演じたキャラクターにはいない人物だ」「フランクは伝統と息子への愛に挟まれ、非常に複雑な立場に置かれていたんだ」こう語ったのはベネディクト・カンバーバッチ。
キャスト
ベネディクト・カンバーバッチ
1976年イギリス・ロンドン生まれの41歳。
舞台役者として活動を始め、2005年には「ヘッダ・ガブラー」でウエストエンドの舞台に立ちローレンス・オリヴィエ賞の助演男優賞にノミネート。2012年にはダニー・ボイル演出の「Frankenstein」でローレンス・オリヴィエ賞の主演男優賞を獲得。
2006年頃から映画への出演を増やし、「つぐない」「ブーリン家の姉妹」などのイギリス映画に出演。
2010年にはドラマ「SHERLOCK」でシャーロック役を演じ、エミー賞の主演男優賞に輝く。
2014年「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」でアカデミー主演男優賞にノミネート。2016年にはマーベル・スタジオの映画「ドクター・ストレンジ」でタイトルロールを演じる。
現在は主演作「ザ・カーレント・ウォー」の公開が控えており、アカデミー賞での主演男優賞受賞が期待される。
スタッフ
監督:モーガン・マシューズ
ドキュメンタリー映画を中心に撮影し続けてきた映画監督。
代表作にドキュメンタリー作品をストーリー仕立ての物語にした「X+Y/僕と世界の方程式」がある。
脚本:ジェームス・グラハム
1982年イギリス出身の劇作家・脚本家。
ロンドンのフィンバラ劇場の座付き作家として2005年から脚本を執筆し始め、2010年頃からはナショナル・シアターでもグラハムの作品が上演され始める。
2004年に公開された映画「ファインディング・ネバーランド」を戯曲として翻案し、2015年にはブロードウェイでも上演され、2017年9月からは日本でも上演。2019年には石丸幹二主演の日本版が上演決定。
原作:ミキー・ウォルシュ
Brian has zero fucks to give pic.twitter.com/L8FTaVoE87
— Mikey Walsh (@thatbloodyMikey) 2017年7月31日
1980年イギリス生まれ。ローマン・ジプシーとして生まれ、ボクサーを目指すが同性愛者だったために家族と離ればなれになる。
2010年に自分の半生を綴った小説「Gypsy Boy」、さらに翌年には続きとなる「Gypsy Boy: On the Run」を出版。両作品ともイギリスでベストセラーとなる。