1985年に発売されたファミコン用のゲームソフト「スーパーマリオブラザーズ」がついにアメリカでアニメ映画として製作・公開されることが決まりました。
この記事では、映画「スーパーマリオブラザース」の映画化に関する最新情報、あらすじについてご紹介します。
『スーパーマリオブラザーズ』のアニメーション映画化に向けて、任天堂と『怪盗グルー』シリーズのイルミネーション・エンターテインメントが契約締結目前だと報じられる! 同ゲームは1993年に実写映画化されて失敗するも、今ではカルト映画化している https://t.co/44JbyJl49M #HIHOnews
— 映画秘宝 (@eigahiho) 2017年11月14日
Super Mario could be making his leap to the big screen in an animated movie https://t.co/gjdOftww3X pic.twitter.com/S8FAofdYOz
— CNN (@CNN) 2017年11月14日
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映画「スーパーマリオブラザース」
コミックに比べテレビゲームのアニメ化ってあまりないですよね。しかし、その流れを「スーパーマリオ」が変える可能性があります。
1993年に初の映画化(実写)
実は以前にハリウッドで映画化されていたのをご存知でしょうか。
1993年にボブ・ホプキンス&ジョン・レグイザモ主演により実写映画化された「スーパーマリオ 魔界帝国の女神」。興行的には大きな赤字となりました。
https://youtu.be/ub01mPDS-Z0
ミニオンのユニバーサルとイルミネーション・エンターテインメントよりアニメ映画化
実写版は失敗しましたが、「スーパーマリオブラザーズ」というコンテンツはさらに世界中に広まっており、今回アニメ映画化を任天堂と協力して製作するのは「怪盗グルー」シリーズを手がけるユニバーサルとイルミネーション・エンターテインメント。
そして、これはイルミネーション・エンターテインメントにとっても他のコンテンツを仕掛けるチャンスになり、実際に今後はミニオンだけでなく他のアニメ作品にも力を入れてゆくと宣言しています。
イルミネーション・エンターテインメントが手がけた「怪盗グルー」「ミニオン」「シング」はどれも興行的に成功しており、任天堂もコンテンツの収益面から最適な製作会社と交渉をしたのでしょう。
今後は「星のカービィ」「ゼルダの伝説」などの映画化もある!
任天堂が「スーパーマリオブラザーズ」含め自社のゲームを映画化する権利を与えるのは非常に珍しいことで、1993年の実写映画化はその少ない一つの例です。
アニメ映画というコンテンツがキャラクターを世界中に浸透させる機能はすさまじく、また「スーパーマリオブラザーズ」には様々なキャラクターがいることから、スピンオフ映画の製作も道が開け、ゲームの存在をさらに広めるために今回の映画化に踏み切ったものと思われます。
「星のカービィ」「ゼルダの伝説」「スプラトゥーン」など様々なコンテンツ、キャラクターを持つ任天堂のハリウッドアニメ映画は今後さらに増えてゆく予定です。
「スーパーマリオブラザーズ」のあらすじ
キノコ王国がカメ一族の大魔王であるクッパに侵略され、キノコ王国の姫様であるピーチはクッパにさらわれてしまい、またクッパの魔法によりキノコ王国の住人はブロックに変えられてしまいます。
マリオとルイージ兄弟はピーチをさらったクッパを倒し、ピーチ姫を助け出すため、キノコ王国を救う冒険に出ます。
1990年に発売された「スーパーマリオブラザーズ4 スーパーマリオワールド」からはヨッシーが登場しますが、アニメ化の第1作であり、「スーパーマリオブラザーズ」の話をまずは根底から描くことになると思います。