ディズニー映画・テーマソングの名曲ランキング【オスカー受賞全12作品】
今回は海外ミュージカルサイトの中でももっともメジャーな「Broadway.com」が選ぶランキングをご紹介します。
2014年公開「アナと雪の女王」の主題歌「レット・イット・ゴー」がアカデミー歌曲賞を受賞し、ディズニー映画13個目の歌曲賞受賞となりました。
最初に歌曲賞を受賞したディズニー映画は1940年の「ピノキオ」。
曲はあの有名な「When You Wish Upon a Star(星に願いを)」です。
それから76年のあいだに、ディズニーは9個のアニメーション作品、3つの実写作品で歌曲賞を受賞しました。
「ホール・ニュー・ワールド」や「アンダー・ザ・シー」など映画を見たことはなくても、どこかで耳にしたことがある歌ばかりです。
審査基準
「Broadway.com」の基準は3つ、「歌詞の良さ」「全体的な出来栄え」「子どもの頃見たときの感動をさそうもの」です。
それでは、ご紹介します。さて、1位はどの曲でしょうか。
13位 君がいないと (モンスターズ・インク)
- 英題:If I Didn’t Have You
- 公開:2001年
- 歌手:ランディー・ニューマン
ランディー・ニューマンが生んだ名曲が「君がいないと」です。映画の劇中とエンディング・クレジットで流れました。
12位 レット・イット・ゴー (アナと雪の女王)
- 英題:Let It Go
- 公開:2013年
- 歌手:イディナ・メンゼル/デミ・ロヴァート
2013年にアメリカで公開された「アナと雪の女王」の主題歌「レット・イット・ゴー」。日本では松たか子やMay J. が歌い、「ありのままの」の歌詞で有名に。
11位 僕らはひとつ (トイ・ストーリー3)
- 英題:We Belong Together
- 公開:2010年
- 歌手:ランディ・ニューマン
ランディ・ニューマンのもうひとつのヒット作「僕らはひとつ」。2010年のベストソングに輝きました。陽気で楽しいメロディーが特徴的です。
10位 You’ll Be In My Heart (ターザン)
- 英題:You’ll Be In My Heart
- 公開:1999年
- 歌手:フィル・コリンズ
1999年にオスカーを獲得してから17年も経ちますが、今でも色あせないフィル・コリンズの名曲。セクシーな歌詞に、覚えやすい歌が人気の理由。
9位 Man or Muppet (ザ・マペッツ)
- 英題:Man or Muppet
- 公開:2011年
- 歌手:フィル・コリンズ
ブレット・マッケンジーが書いた時点ですでに勝負ありの素敵な作品。
8位 ジッパ・ディー・ドゥー・ダー(南部の唄)
- 英題:Zip-a-Dee-Doo-Dah
- 公開:1946年
- 歌手:フィル・コリンズ
ディズニー側の自主規制により、長い間お蔵入りだったこの映像がYouTubeの魔法によって見られるようになりました。作曲はアリー・ルーベル、歌詞はレイ・ジルベルトです。
7位 チム・チム・チェリー(メリー・ポピンズ)
https://youtu.be/k_mpaF5-SlU
- 英題:Chim Chim Cher-ee
- 公開:1964年
- 歌手:ディック・ヴァン・ダイク
もう公開されて50年近く経つが、この音楽を聴くと今でもメリー・ポピンズの世界がよみがえってきます。ディック・ヴァン・ダイクとメリー・ポピンズの組み合わせは右に出るものなし、映画のすべてが素晴らしいです。
6位 アンダー・ザ・シー(リトル・マーメイド)
- 英題:Under the Sea
- 公開:1989年
- 歌手:ディック・ヴァン・ダイク
この曲は1971年に公開されたディズニー映画「べっどかざりとほうき」の挿入歌『The Beautiful Briny Sea』に敬意を表してつくられた作品です。また、アラン・メンケンがディズニー作品ではじめてオスカーを獲得した作品でもあります。
5位 カラー・オブ・ザ・ウィンド(ポカホンタス)
https://youtu.be/pk33dTVHreQ
- 英題:Colors of the Wind
- 公開:1995年
- 歌手:ジュディ・クーン
劇中ではブロードウェイ出身の女優ジュディ・クーンによって華麗に歌い上げられた「カラー・オブ・ザ・ウィンド」。圧倒的な歌唱力で1995年度のオスカーを獲得しました。ウィキッドの音楽監督であるスティーヴン・シュワルツが歌詞、アラン・メンケンが作曲を担当しました。
4位 愛を感じて(ライオン・キング)
- 英題:You Feel the Love Tonight
- 公開:1994年
- 歌手:エルトン・ジョン(劇中ではジョセフ・ウィリアムズとサリー・ドウォルスキー)
元々はティモン(ミーアキャット)とプンバァ(イボイノシシ)のデュエットのために書かれた曲です。映画ではシンバとナラも歌っています。聴いていて心地よいこのラブソングは、エルトン・ジョンが作曲し、アラジンではアラン・メンケンとコンビを組んだティム・ライスが作詞を担当しています。
3位 ホール・ニュー・ワールド(アラジン)
https://youtu.be/-kl4hJ4j48s
- 英題:A Whole New World
- 公開:1992年
- 歌手:ブラッド・ケイン、リア・サロンガ
リア・サロンガの歌が素晴らしいという一言につきます。ブラッド・ケインと奏でる壮大なメロディーに「歌」というもののすべてがつまっています。シングルバージョンはピーボ・ブライソンとレジーナ・ベル。こちらも素敵な作品です。
2位 ビューティー・アンド・ザ・ビースト(美女と野獣)
- 英題:Beauty and the Beast
- 公開:1991年
- 歌手:セリーヌ・ディオン & ピーボ・ブライソン 他
ポット夫人演じるアンジェラ・ランズベリーがこの歌を何テイクで録音したと思いますか?正解はたったの1度です。アンジェラが歌い終わるとスタジオの皆が涙を流したという伝説が残っています。
1位 星に願いを(ピノキオ)
- 英題:When You Wish Upon a Star
- 公開:1940年
- 歌手:クリフ・エドワーズ
さて、数ある名曲のなかから1位に輝いたのは「星に願いを」です。ディズニーの曲の中で「星に願いを」を上まるほど多くの人に影響を与えた作品があるでしょうか。アーム・ストロングやトニー・ベネット、ジュリー・アンドリュースなど名だたる俳優、歌手がカバーし続けて今にいたります。
初めてこの曲を聴けば子供の頃のノスタルジックな感情を呼び起こさずにはいられません。鳥肌を立たせずに聞くことができない名曲、それが「星に願いを」です。