ドラマ「ライラの冒険」キャスト・放送開始 | 2019年後半から2020年を予定
フィリップ・プルマンの小説「ライラの冒険(His Dark Materials)」のドラマ化計画が着実に進んでいます。
今回の記事では、ドラマ版「ライラの冒険」に関するキャストや放送日の最新情報をご紹介します。
キャスト
ダフネ・キーン
2015年にBBCより発表された小説「ライラの冒険(His Dark Materials)」3部作のドラマ化。主演のライラ役にダフネ・キーンが抜擢されようとしています。
ダフネ・キーンはスペイン出身の13歳。2017年公開の映画「LOGAN/ローガン」ローラ・キニー / X-23役で一躍有名になりました。
リン・マニュエル・ミランダ
また、ミュージカル「ハミルトン」で知られる俳優、作曲家、脚本家と大活躍のリン・マニュエル・ミランダ。ミランダもドラマ版「ライラの冒険(His Dark Materials)」に出演します。
2018年クリスマスにアメリカで公開される映画「メリー・ポピンズ リターンズ」でジャック役を演じるのと同時に、BBC放送のドラマ「ライラの冒険」でリー・スコーズビー(ダイモンはホッキョクウサギのヘスター)を演じる予定です。
Entertainment Weeklyでミランダが「交渉にはサインし終わっている」と語りました。シーズン8まで製作予定の「ライラの冒険」。ミランダが演じるリー・スコーズビーは、テキサスの気球乗りで、ダイモンはホッキョクウサギのヘスター。
映画版「ライラの冒険 黄金の羅針盤」でも登場し、サム・エリオットが演じました。
クリエイター
また、ミュージカル映画「レ・ミゼラブル」のトムー・フーパーが監督を務めています。フーパーは全8エピソードの監督を務める交渉中。ミュージカル「キャッツ」の映画化も今後手がける予定であり、同時進行での撮影となりそうです。
脚本のジャック・ソーンは、戯曲「ハリー・ポッターと呪いの子」を執筆した作家。「ハリー・ポッターと呪いの子」はウエストエンドで上演され、ローレンス・オリヴィエ賞では11部門ノミネート9部門受賞を果たしている(作品賞・演出賞など)。
あらすじ
3部作は、1部「黄金の羅針盤(Northern Lights)」(1995年)、2部「神秘の短剣(The Subtle Knife)」(1997年)、3部「琥珀の望遠鏡(The Amber Spyglass)」(2000年)からなります。
あらすじは、オックスフォードの学寮で暮らす少女ライラ・ベラクアとウィリアム・パリーが主人公。魔女やよろいグマなどが住む世界を冒険します。
「黄金の羅針盤(Northern Lights)」あらすじ
両親を事故で亡くしたライラは、お転婆な11歳の女の子。そんな彼女のまわりで子供が連れ去られる事件が起きる。どうやら北極で子供たちが何らかの実験に使われているらしい。ライラと彼女の守護精霊(ダイモン)は子供たちを助けるために、船上生活者ジプシャンに同行する。世界に6つしかない黄金の羅針盤を持って北極へと向かったライラだったが……。
Amazonより
放送日は2019年後半以降
ドラマではシーズン8まで製作されます。イギリス以外の海外でも放送が予定されており、AmazonやNetflixが放映権に興味を持っています。
撮影が2018年夏から開始され、放送は2019年後半から2020年を予定しています。
2007年に公開された映画版は、当初続編の製作予定でしたが、宗教や製作費の問題で製作が中止されました。しかし、根強いファンがいるのも事実です。
ドラマ版は監督もキャストも豪華になっています。映画版よりもテレビドラマの方が成功をおさめる可能性が高そうですね。