観劇好きにはつらい今日この頃…
こうなったら、とことん楽しいことを考えて世界に平穏が戻るのを待つしかない!!
というわけで、今回は<妻>が、ぜひミュージカル・宝塚化してほしい!大和和紀漫画『ヨコハマ物語』の配役を、妄想でお送りいたします!
この漫画、母が好きで実家にあったのを読んでいたのですが、今でもたまに読みたくなるほど好きなんです。
同じく大和先生の「はいからさん」も全巻読んでいましたが、個人的にはダントツで「ヨコハマ物語」派です。
宝塚でも、ぜひミュージカル化しないかなぁ。絶対合うと思うのですが…!
※おまけで、宝塚95期生しばりの妄想キャストも作っちゃいました!
あらすじ
文明開化に揺れる明治時代の横浜を舞台に、二組の男女が歩む波乱万丈な半生を描いた大河ロマン。
ヒロインは身寄りをなくした少女・卯野。彼女は田舎を出て横浜の貿易商・叶商会に奉公に出ます。
そこで卯野が出会うのが、もう一人のヒロインである叶商会の娘・万里子です。
おとなしく優しいお卯野と、美しくおてんばな万里子は、共に英語塾で学ぶなど、友情を育みます。
お卯野と万里子には、共に想い人がいました。万里子の幼馴染で、医者を志す森太郎です。
万里子と森太郎が両思いだと知ったお卯野は、森太郎への恋心を誰にも明かさずそっとしまいこみます。
森太郎が医学を学ぶためアメリカに留学することが決まり、お互いの気持ちを知った万里子と森太郎は将来を誓い合います。
しかし、森太郎の留学中に万里子の父が亡くなり、叶商会も莫大な負債を抱えます。
そこへ現れたのは、貧乏人から成り上がった甲斐貿易の社長・竜助でした。
竜助は万里子に、借金を肩代わりする代わりに自分と結婚するよう迫り、万里子は身を切られる想いでそれに応じます。
一方、卯野は森太郎を追いかけてアメリカへ向かい、紆余曲折の末にようやく巡り会いますが、
森太郎が医者をしていた日本村では、天然痘が流行し始めます。
森太郎と皆を救うため、卯野は命がけの行動に出て−−−−。
華やかかつ激動の時代に生きた、二組の男女の愛を描いた大作です!
妄想キャスト
武本卯野(叶家の使用人、おとなしいが芯は強い、森太郎♡):真彩希帆、岡本瑞恵
叶万里子(大富豪の娘、美人で気が強い日本版スカーレット、森太郎♡):明日海りお、美咲凛音
天野森太郎(万里子の幼馴染、物静かな好青年、万里子♡):海宝直人、平方元基
甲斐竜助:(やり手の社長、日本版レット・バトラー、万里子に求婚♡):井上芳雄、城田優
トビー・シモンズ(英語塾の息子、陽気な性格、卯野にぞっこん♡):小野田龍之介
諫早希蝶(女装をしているが男気溢れる諫早組の組頭、万里子♡):馬場徹
イサドラ(美人だが意地悪なイギリスの社長令嬢、竜助の元恋人):美弥るりか
天野麗花(森太郎の祖母、万里子の喧嘩友達):剣幸
配役解説
お卯野、森太郎
万里子×竜助カップルの強さ半端ない…!
私としては、お卯野×森太郎カップルも万里子たちと同じくらい、いやそれ以上の存在だと思っているのですが、
いかんせん原作でも、二人は派手さでは万里子×竜助カップルに完敗なので(笑)
でも、お卯野と森太郎には、ソロやデュエットでたくさん歌ってもらう予定なので、歌の美しさや切なさが出せる配役にしました。
海宝×岡本のアラジャスコンビはもちろん最高ですが、海宝×きぃちゃんのデュエット聞けたら嬉しすぎて泣いちゃうかもです。
個人的な願望もりもりですが、妄想キャストってそういうもんですよね?
そして安定の平方さん。
このカップルはどの組み合わせでも磐石な気がします。
万里子、竜助
強すぎる布陣(笑)
スカーレット・オハラとレッド・バトラーを選ぶつもりで配役しました。
そう考えると、良い人選な気がしてきませんか??
万里子役の二人には、艶やかな振袖や豪華なドレスなど、とにかく美しい衣装に身を包んで、舞台の華になってもらいたい!
「竜助なんかに服従しないんだから!」っていう勝気なところと、「なんで私たちこんな喧嘩しかできないんだろう…」って落ち込む乙女らしいところが見所だと思います。
竜助も、口じゃひどいこと言って心は万里子にぞっこんなので、その二面性を見せてもらいたいです。
トビー、希蝶
共に叶わぬ恋心を抱く二人。
トビーは子どもの頃は赤毛・ソバカスの三枚目なのですが、成長しカッコよく変身してるんです。
でも中身は変わらずに明るくムードメーカーなので、その性格から小野田くんを選択。
お卯野は森太郎一筋なのに、全然気づかずに、「ぼくのお嫁さん」なんて言いながら能天気に高らかとお卯野への愛を歌い上げてほしいです(笑)
希蝶親分は着流しがカッコイイやくざ者ですが、女装もこなす整った顔立ちが良かったので、ばーちょんです。
すっかりストレートプレイの人ですが、歌声もなかなかいいですよね。
イサドラ、麗花さん
竜助の元恋人で、イギリス人社長令嬢のイサドラは、日本人離れした容姿の美弥さんで。
イサドラは、竜助の結婚祝いに自分の顔が描かれた割れた皿を送ったり、
既婚者の竜助を誘惑して、万里子をいじめたりなかなか嫌な女です。
でも、美弥さんならイジメているお姿も是非拝見したいですし、万里子もやられっぱなしじゃないので、
美弥さんと明日海さんの同期バトルも見られて私的には大満足です。
森太郎の祖母で万里子の親友でもある麗花おばあさまは、剣さん。
原作ではかなりのおばあさんですが、万里子の良き理解者である気の良い麗花おばあさまをカッコよく演じていただきたいです。
おまけ(95期しばり妄想キャスト)
武本卯野(叶家の使用人、おとなしいが芯は強い、森太郎♡):愛希れいか
叶万里子(大富豪の娘、美人で気が強い日本版スカーレット、森太郎♡):礼真琴
天野森太郎(万里子の幼馴染、医者になるためアメリカへ留学、万里子♡):月城かなと
甲斐竜助:(やり手の社長、日本版レット・バトラー、万里子に求婚♡):柚香光
トビー・シモンズ(英語塾の息子、陽気な性格、卯野にぞっこん♡):瀬央ゆりあ
諫早希蝶(女装をしているが男気溢れる諫早組の組頭、万里子♡):水美舞斗
丈(ハーフの少年、卯野に懐き共にアメリカへ渡る):朝美絢
マリアン(天真爛漫なトビーの幼馴染、トビー♡):妃海風
イサドラ(美人だが意地悪なイギリスの社長令嬢、竜助の元恋人):実咲凛音
叶柊一郎(万里子の兄、絵描きを目指す):桜木みなと
青木ジョアン(柊一郎の恋人だったが肺結核で亡くなる):星乃あんり
邑崎倫子(芸者、柊一郎の現在の恋人):伶美うらら
天野麗花(森太郎の祖母、万里子の喧嘩友達):輝月ゆうま
95期配役解説
95期はスターが多いので、登場キャラクターを増やしました。
通常版ではキャストが思い浮かばず悩んでいたのが嘘のように、95期だとスルスル埋まっていく!笑
大和先生、95期のためにお描きになったの?というくらい、すんなりと役にハマっていきました。
万里子お嬢様は通常版と同じくみりおんでも良いな、と思ったのですが、スカーレットといえばまこっちゃんかな、と。
礼真琴×柚香光のカップルって合わなさそうですよね。反発し合う感じというか、個々が強すぎて。
でもそれで良いんです!
喧嘩ばかりで憎み合って、でも本当はお互いがいないと生きられない、みたいなドロドロした万里子と竜助夫婦を是非演じてほしいです。
卯野と森太郎カップルには、ちゃぴ×れいこさんの月組コンビで。
お互いに相手を思いやり過ぎて、本心を打ち明けられずになかなかくっつかないじれったーい二人をみてキュンとしたいです。
お調子者のトビーと、彼を一途に恋する少女マリアンには、せおっちと風ちゃんの星組コンビ。
柊一郎さんと倫子さんの大人カップルには、ずんちゃんとうららさんの宙組コンビでいかがでしょう?
何度も万里子のピンチを救ってくれる美しくも男前な希蝶親分マイティと、
憂いを帯びたハーフ美少年丈のあーさ、
若くして亡くなってしまう、儚いハーフ美少女マリアンの星乃あんりもハマリ役だと自負しています!
配役を終えて
さて、妄想キャストも何度かやってきましたが、勝手にキャスティングする人の苦労を痛感しています(笑)
見る側の時は、「なんでこのキャストここに入れる?」とか不満もあったんですけど、
「集客力」と「クオリティ」のバランスをとった配役を考えるのってとても難しい。
私は、出来れば「クオリティ」重視のメンツにしたいんですけど、そうすると主役と脇役のメリハリがつかない。
全体的に堅実な雰囲気で華やかさに欠けるし、ともすると「つまらなそう…」と思ってしまうことも…。
実力と人気が必ずしも比例しないことは重々承知していたんですが、それをキャスティングするとなるとこうも煩わしいと思うとは!
だからこそ、実力の高い人、低い人、人気の高い人、低い人が入り乱れて日本のミュージカルが作られてきたんだなぁ、としみじみしてしまいました。
もちろん、人気ばかり追い求めて、クオリティが崩壊した舞台は観客としては勘弁してほしいですけどね!
最後に宝塚歌劇団を含むミュージカルのチケット発売情報をカレンダー形式で表示してくれる、ミュージカルファン向けの最強アプリをご紹介します。
その名も「チケットカレンダー」です。
チケット争奪戦で一番難敵なのが「どうすればチケットの発売日を知ることができるか」だと考えています。
発売場所はわかっていても、チケット発売日は急に発表されます。
そのため、「今日実は発売日だったのか、知らなかった、、、」
ということがよくあります。
「チケットカレンダー」では、クレジットカードから公式サイトまであらゆるチケット情報をまとめて見られます。
例えば、東宝主催で上演された『マドモアゼル・モーツァルト』であれば先行抽選の情報がこのように掲載されています。
演劇・ミュージカルファンであればこの公演に限らずかなり使えますので、この記事を読む前にまずダウンロードしてみて、機能を試してみてください。