2018年上半期も東京では「黒蜥蜴」「ムサシ」など注目公演がたくさん。それに、「髑髏城の七人」もロングラン上演されています。
注目の演劇公演が盛りだくさんの東京で、「これ見ないと2018年上半期の演劇は語れない!」「これだけは絶対見た方が良い!」と断言できるおすすめかつ重要な作品を5つおすすめランキングでご紹介します。
それでは、1位からご紹介します。
1位 1984
ウエストエンド版の紹介動画。
【新国立劇場2017/2018シーズン演劇】10月から宮田慶子演劇芸術監督ファイナル&開場20周年記念シーズンがスタート。トロイと通し券は8月6日発売開始!#トロイ戦争は起こらない #プライムたちの夜 #かがみ #マクベス #1984 #ヘンリー #夢の裂け目 #そのときだけの pic.twitter.com/mwI2jOg3Go
— 新国立劇場<演劇> (@nntt_engeki) 2017年7月30日
おすすめポイント
原作はジョージ・オーウェルの小説「1984」
イギリスの作家ジョージ・オーウェルが1948年に手がけた小説の舞台化。2017年6月22日よりブロードウェイのハドソン劇場でも上演されました。
井上芳雄主演
2017年には「陥没」「謎の変奏曲」、2018年には「黒蜥蜴」とストレートプレイでも高い演技力を見せるミュージカルスターとベテラン俳優大杉漣の共演です。
あらゆる市民生活に統制が加えられた世界が舞台
あらゆる市民生活に統制が加えられた1984年のある大陸に生きる人々が主人公。禁止された行為に手を染めるその国の役人が、最終的に思想警察に捕らえられ、自分の信念を徹底的に打ち砕かれる。
公演基本情報
- 劇場:新国立劇場 小劇場(公式サイト)
- 公演日程:4月〜5月
- チケット料金:未定
- チケット一般発売日:2018年2月18日(日)10:00
- 主なキャスト:井上芳雄、大杉漣 ほか
- 演出:小川絵梨子
ジョージ・オーウェルの1984が舞台に蘇る!ブロードウェイ公演
2位 劇団☆新感線『髑髏城の七人』<上弦の月><下弦の月> ※後期公演
https://youtu.be/k6smZMMLe7g
Season月の 新ポスターが出たようなので…
作り直した笑笑『髑髏城の七人』
〜Season 花 鳥 風 月 〜#髑髏城の七人#花髑髏#鳥髑髏#風髑髏#月髑髏#小栗旬#阿部サダヲ#松山ケンイチ#福士蒼汰#宮野真守#成河#森山未來#早乙女太一#鈴木拡樹 pic.twitter.com/bUpiYdT68y
— 鳥髑髏 (@toridokro) 2017年10月14日
おすすめポイント
いのうえひでのり×ステージアラウンド
1990年に池袋西口公園テントで初演を迎えた人気公演「髑髏城の七人」が、客席が回転するステージアラウンドとコラボ!
福士蒼汰、早乙女太一、宮野真守ら若手俳優が活躍
「花」「鳥」「風」では松山ケンイチ、橋本じゅん、阿部サダヲ、小栗旬、古田新太など劇団☆新感線のベテラン俳優から映画の主演級俳優が出演していましたが、「月」では2.5次元の俳優や声優など若手の俳優が活躍します。
あらすじ
舞台は戦国時代。関東を支配する髑髏城の主、天魔王に挑む捨之介たちを描く。
公演基本情報
- 劇場:IHIステージアラウンド東京(公式サイト)
- 公演日程(後期公演):1月3日(水)〜2月21日(水)
- チケット料金:S席13,000円、サイド席12,500円
- チケット一般発売日:2017年11月26日(日)
- 主なキャスト:《上弦の月》福士蒼汰、早乙女太一、三浦翔平、須賀健太、平間壮一 / 《下弦の月》宮野真守、鈴木拡樹、廣瀬智紀、木村了、松岡広大
- 演出:いのうえひでのり
3位 黒蜥蜴
【先行販売情報】
梅芸ネット会員先着順先行は、あす8/25(金)10:00~受付開始➡️https://t.co/qNQrWkUiG5
美の狩人‐黒蜥蜴《#中谷美紀 さん》と名探偵-明智小五郎《#井上芳雄 さん》の闘い。騙し騙され、最後にまつ結末とは…
江戸川乱歩の傑作が舞台に! pic.twitter.com/GsaDvnmJmp— 黒蜥蜴 (@kurotokage2018) 2017年8月24日
おすすめポイント
トニー賞5度ノミネートのデヴィッド・ルヴォーが演出
イギリス出身のデヴィッド・ルヴォーが演出します。デヴィッド・ルヴォーはミュージカル「NINE」やストレートプレイ「Jumpers」の演出家として過去に5度のトニー賞ノミネート経験を持つ演出家です。
江戸川乱歩の長編探偵小説を三島由紀夫が戯曲化し、
江戸川乱歩の長編探偵小説「黒蜥蜴」を三島由紀夫が戯曲化しました。美輪明宏演出・主演の作品が有名ですが、今作ではスタイルも演出も変わった興味深い作品になっています。
中谷美紀&井上芳雄主演
中谷美紀が緑川夫人(黒蜥蜴)役、井上芳雄が明智小五郎役で出演。元宝塚歌劇団男役トップスターの朝海ひかるや成河も出演。ダンサーも出演するので、ストレートプレイとダンスの組み合わさった作品になりそうです。
天才探偵と美女
私立探偵の明智小五郎と、誘拐予告をした美しい女賊・黒蜥蜴が、敵どうしでありながら互いに惹かれあい、アクロバティックでスリリングな対決をする。
公演基本情報
- 劇場:日生劇場 / 梅田芸術劇場メインホール(公式サイト)
- 公演日程:東京 1月9日(火)~1月28日(日) / 大阪 2月1日(木)~2月5日(月)
- チケット料金:東京 S席12,500円 A席9,000円/ 大阪 S席12,500円 A席9,000円 B席5,000円
- チケット一般発売日:東京&大阪 2017年9月30日(土)
- 主なキャスト:中谷美紀、井上芳雄、相楽樹、朝海ひかる、たかお鷹、成河、村井成仁
- 演出:デヴィッド・ルヴォー
4位 ムサシ
皆さま大変ご無沙汰しております。お待たせしました!!2018年、ムサシが帰ってきます! pic.twitter.com/fVTsA35xBR
— 舞台『ムサシ』公式 (@musashi_kenzan) 2017年7月17日
おすすめポイント
蜷川幸雄三回忌追悼公演
2016年に亡くなった演出家蜷川幸雄の三回忌追悼公演。脚本は井上ひさし。2009年に初演され、翌年にはロンドン、ニューヨークでも上演されました。
藤原竜也主演
2014年の上演時に、藤原竜也が宮本武蔵と同じ35歳になったら再演するという約束通り、当時のキャストである溝端淳平、鈴木杏、六平直政、吉田鋼太郎、白石加代子がそろって出演します。
舟島の決闘から6年後を描く
誰もが知る宮本武蔵と佐々木小次郎による舟島の決闘から6年後を描いた作品。かろうじて一命をとりとめた小次郎が再び宮本武蔵に果し合い状をつきつける。
公演基本情報
- 劇場:Bunkamura シアター・コクーン / 彩の国さいたま芸術劇場 大ホール(東京&埼玉 公式サイト) / 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ(大阪 公式サイト)
- 公演日程:東京 2月11日(日・祝)~25日(日)/ 埼玉 3月3日(土)~3月11日(日)/ 大阪 3月16日(金)~21日(水・祝)
- チケット料金:東京 S席11,500円、A席8,500円 / 埼玉 S席10,500円、A席8,500円 / 大阪 12,500円
- チケット一般発売日:東京 2017年10月28日(土)/ 埼玉 2017年11月18日(土)/ 大阪 2017年10月28日(土)
- 主なキャスト:藤原竜也、溝端淳平、鈴木 杏、六平直政、吉田鋼太郎、白石加代子、大石継太、塚本幸男、飯田邦博、堀 文明、井面猛志
- 演出:蜷川幸雄
5位 江戸は燃えているか
おすすめポイント
三谷幸喜最新作
「ただただ笑える喜劇が観たい!難しい話は一切なしで」との思いで三谷幸喜が書き下ろした新作喜劇。
中村獅童&松岡昌宏主演、妃海風の宝塚退団後初のストレートプレイ
主演は歌舞伎役者の中村獅童とTOKIOの松岡昌宏。さらに、元宝塚歌劇団星組トップ娘役の妃海風が退団後初のストレートプレイに出演します。
「江戸城明け渡し」をコミカルに描く
誰もが知る「江戸城明け渡し」の裏側をコミカルに描いた作品。喧嘩っぱやい勝海舟と西郷が合わないよう、勝の使用人たちが奔走する!
公演基本情報
- 劇場:新橋演舞場(公式サイト)
- 公演日程:3月3日 (土) ~26日 (月)
- チケット料金:桟敷席 14,000円 / 一等席 13,000円 / 二等席 8,500円 / 三等席A 4,500円 / 三等席B 3,000円
- チケット一般発売日:2017年12月16日(土)
- 主なキャスト:中村獅童 松岡昌宏、松岡茉優、高田聖子、八木亜希子、飯尾和樹、磯山さやか、妃海風、中村蝶紫、吉田ボイス、藤本隆宏、田中圭
- 演出:三谷幸喜
いかがでしたでしょうか。この他にも、
- 「アンチゴーヌ」@新国立劇場
- 「TERROR テロ」@紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA
- 「シャンハイムーン」@世田谷パブリックシアター
などの注目公演があります。
ぜひ、チェックしてみてくださいね。
また、2018年に上演予定の注目ミュージカル公演を探している方は、こちらの記事をチェック!