ロンドン・ウエストエンド版「パリのアメリカ人」が劇場公開用に撮影されることが決定しました!
劇場公開用の撮影とのことで、映画と同じ映像がDVDやブルーレイとして発売される可能性が高いです。
ウエストエンドのドミニオン劇場で上演中の「パリのアメリカ人」は2018年1月にフィナーレを迎えます。また、2019年には劇団四季にて日本版の上演が計画されています。
この記事では、劇場版「パリのアメリカ人」や、DVD化の最新情報についてご紹介します。
キャストはロンドン公演オリジナルキャスト
現在ドミニオン劇場にて上演中、2018年1月6日にフィナーレを迎えるロンドン・ウエストエンド版「パリのアメリカ人」。2014年にパリのシャトレ座で初演を迎え、その後ブロードウェイのパレス・シアターにて上演されました。
主演ロバート・フェアチャイルド、リアン・コープを筆頭としたロンドン公演オリジナルキャストで劇場公開用の撮影が行われています。
現在のロンドン公演はジェリー・ムリガン役にアシュリー・デイ、リザ・ダッサン役にリアン・コープが起用されています。
原作はミュージカル映画
ヴィンセント・ミネリ監督、ジーン・ケリー&レスリー・キャロン主演の同名映画を原作に、クレイグ・ルーカスの脚本により舞台化された「パリのアメリカ人」。
作曲・作詞はジョージ・ガーシュウィン&アイラ・ガーシュウィン兄弟が手がけおり、「I Got Rhythm」「'S Wonderful」などの名曲が劇中で使用されています。
トニー賞12部門ノミネート、振付賞受賞
トニー賞では12部門にノミネートされ、振付賞・編曲賞・舞台デザイン賞・照明デザイン賞を獲得。
演出・振付はニューヨーク・シティ・バレエ団で活躍していたクリストファー・ホイールドン。
舞台・衣装デザインは「カルーセル」「アイーダ」「メリーポピンズ」などで7度トニー賞を獲得しているボブ・クローリー。
照明は「美女と野獣」「リトルマーメイド」「アラジン」などディズニーシアトリカルプロダクションズのミュージカル作品を主に手がけるナターシャ・カッツ。
音響はミュージカル「マディソン郡の橋」を手がけたジョン・ウェストン。
2019年には劇団四季により日本で上演
「パリのアメリカ人」はコンテンツとして様々な展開をしており、現在北アメリカツアー公演が行われているだけでなく、2019年には日本でも劇団四季が上演を決定しています。
「ミス・サイゴン」「オペラ座の怪人」「ビリー・エリオット」「レ・ミゼラブル」などのロンドン公演がDVD&ブルーレイ化されてきました。
劇団四季の上演が決定し、すでに公開オーディションも開催された「パリのアメリカ人」だけに、日本での注目度が高い作品です。
DVD&ブルーレイ化が決まれば、世界中のミュージカルファンを喜ばせることでしょう。