ミュージカル「生きる」あらすじ・キャスト・チケット | 2018年上演
2018年10月に赤坂ACTシアターにて黒澤明原作の新作ミュージカル「生きる」が上演されます。演出には宮本亜門。音楽はジェイソン・ホーランド。主演は市村正親/鹿賀丈史のダブルキャスト。
まだ公開されていない情報が多いですが。映画「生きる」の解説も踏まえ、ミュージカルに迫ってゆきます!
キャスト
映画版:ミュージカル版
- 渡邊勘治 志村喬:市村正親/鹿賀丈史
- 木村 日守新一:
- 坂井 田中春男:
- 野口 千秋実:
- 小田切とよ 小田切みき:
- 小原 左卜全:
- 齋藤 山田巳之助:
- 大野 藤原釜足:
- 渡邊喜一 小堀誠:
- 渡邊光男 金子信雄:
- 市役所助役 中村伸郎:
- 患者 渡辺篤:
- 医師の助手 木村功:
- 医師 清水将夫:
- 小説家 伊藤雄之助:
- 渡邊たつ 浦辺粂子:
木村とか坂井は公務員の部下的な役なので、おそらく若手のイケメン俳優が起用されるのだと思います。今イケメン俳優いないと客席埋まらないですからね。
あらすじ
ガンに冒され自分の死期を知った男が、僅かに残された人生をどう生きたか。勇気と無残さの入り混じるその残照を重厚に描いた故黒澤明監督の代表作のひとつ。
Amazonより
今まで公務員として波風立たぬよう生きてきた渡邊勘治が、子供達の遊ぶ公園をより良いところにしたいという思いと、死によって人生の尊さを知り、少しづつ変わってゆく物語。
私は泣くというか、映画の凄さに圧倒されて、立ち尽くした思い出があります。
黒澤作品だと、「どん底」と同じくらい好き。というかどちらも比べられないほどすごいのでぜひ観てみてください。
曲・ソングナンバー
作曲家:ジェイソン・ホーランド
1992年にジキハイのワークショップでフランク・ワイルドホーンと深い知り合いになる。今までに「ビューティフル」「Les Misérables」「タブー」の音楽監督など。
日本公演版の「スカーレット・ピンパーネル」の音楽スーパーバイザーや、「マタ・ハリ」オリジナル編曲・オーケストレーションなども務めている。
ソングナンバー
「生きる」には主人公の渡邊勘治がバーで歌う「ゴンドラの唄」という名曲があります。名シーン中の名シーンですよ。自分なんか、放心状態で志村喬がブランコをこぐ時に流れる「ゴンドラの唄」。時々生きている中でふと思い出したりしますからね。
『命短し 恋せよ乙女』
「ゴンドラの唄」は日本演劇界にとって重要な曲
元々はかの島村抱月が設立した芸術座の劇中歌で、松井須磨子が歌ったという日本の演劇界にとってとても重要な曲です。
ジェイソン・ホーランドがこの「ゴンドラの唄」を使うのかはわかりませんが。使って欲しいですね。というか、使えやーというね。
そもそも。個人的にはなぜ日本人作曲家使わんの?という感じです。
この映画「生きる」、音楽を手がけたのは早坂文雄。のちに武満徹や黛敏郎など日本を代表する作曲家に影響を与える人物なんですね。
せっかく、世界中の人が知っている日本映画をミュージカル化するのに。日本の作曲家使わないのか?どんだけ日本人信頼できないんだという話。いってしまえば、どんだけフランク・ワイルドホーンの力が日本ミュージカル界に及んでいるのかという話です。
ミュージカル生きるの音楽ジェイソン・ポーランドとかどんだけ日本ミュージカル界ワイルドホーンに牛耳られてんだよ。
— ART@28日花組ポーの一族 (@arisugawahana) 2018年2月19日
「生きる」は武満徹とか黛敏郎とか日本作曲家に大きな影響与える早坂文雄が音楽つくったのに。簡単に外人作曲家に任せちゃうプロダクションはどうにかしてるとしか思えない。
上手く宝塚の作曲家とかに任せられなかったのかな… https://t.co/cPbBiGsA9l— ART@28日花組ポーの一族 (@arisugawahana) 2018年2月19日
ミュージカル界隈の反応
本日情報解禁!黒澤明監督の名作映画『生きる』がオリジナルミュージカルとして、今年10月に蘇る!主演の渡辺勘治役は、日本ミュージカル界を長年牽引してきた市村正親と鹿賀丈史がダブルキャストで挑む。作曲はブロードウェイで活躍するジェイソン・ホーランド、脚本は高橋知伽江、演出は宮本亜門! pic.twitter.com/kmlBhJ4tbv
— ミュージカル『生きる』【公式】 (@ikirumusical) 2018年2月18日
今年10月、市村正親&鹿賀丈史がダブルキャストで主演、宮本亜門の演出で黒澤明監督の代表作『生きる』をオリジナルミュージカルとして上演します。会場はTBS赤坂ACTシアターです。ご期待ください! https://t.co/BG7tDPmtzD
— ホリプロ公演事業部 (@horipro_stage) 2018年2月18日
市村さんと鹿賀さんの生きる、これは4月に発表するって話だった世界を狙う日本発のオリジナルミュージカルなのかな別なのかな。
「演出は宮本亜門氏(60)が手掛け、日本発のオリジナルミュージカルとして初の米ブロードウェー進出を狙う。」— ぽー/わかちゃん (@pooonline) 2018年2月18日
さっそく、ミュージカル『生きる』の宣伝流れてた。ラカージュとの差がすごくて気になる。 pic.twitter.com/lkinL5YLAC
— yukie* (@wty0218) 2018年2月19日
ラブネバ再演でファントムがまた鹿賀さん&市村さんだったら、次世代に譲れと怒る人がいるのもわかるけど、
東宝ホリプロが新作ミュージカルで「生きる」を作るなら、主人公はやはりこの2人なんじゃないのかなぁ。年齢的にも経験的にも。— まっきー (@hyuga_kabocha) 2018年2月19日
『生きる』すごく好きな映画だし、あの志村喬は至高だし、ミュージカルにするような作品なのかちょっと理解できないのだけど…
— まさわ (@satomasawa) 2018年2月18日