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宙組「群盗」演出・作品の辛口感想と、芹香斗亜・天彩峰里の相性について!!!


先日の土曜日に日本青年館ホールにて宙組「群盗」を観てきました!

その率直な感想(辛口)と、芹香斗亜・天彩峰里の相性についてご紹介します!

 

 

音楽とストーリーのミスマッチ

群盗どうだった?
正直なところ、あまり感想がない、、、
作品としては正直つまらなかったような。
小柳先生がプログラムでこの作品の上演意義を2つ上げていたけど、それを読む限り先生自身も迷っているのでは、と思ってしまった。

意義を一生懸命説明している時点で、あれれ?と。

自信があればわざわざ説明する必要が無いってこと?
お涙頂戴やコメディーにはしたくなかった、と言うことは、エンタメではなく芸術寄りの物を作りたかったのかな。

でも、それならばオリジナル音楽がRPGすぎたし、統一感がなかった。

何度も繰り返して歌われる曲がゲーム『ロックマン』の「エアーマンが倒せない」という音楽のイントロにしか聞こえなかったのだけど。
脚本、音楽、演出、美術などがバラバラに感じてしまった。

色んな要素を組み込みすぎて、中途半端になっていたかもしれない。暗い話ならもっと全体的に暗くして良かった。

現代的な歌や編曲で無理に明るくしようとしたりせずに、もっと美しく繊細な音楽でもよかったのでは?

選曲が世界観をぶった切っていたよね。

あと、ちょいちょい出てきたロリータダンサーはなんだったんだろう?

 

芹香斗亜と天彩峰里のペアについて

あどけない可愛いさ、親しみが持てる顔の天彩峰里。

それに対して、切れ長の美しい目、端正なフェイスライン。この世の者とは思えぬ芹香斗亜。

神々しい美しさの芹香斗亜と、人間らしい天彩峰里。

この対比がまるで宗教画のような構図だった。

ウェディングドレスの天彩峰里は神々しかったよ。
純粋さという天使のような神々しさと、美という神々しさ。二人の世界観をもっと生かした作品にしてほしかったなと。
でも、カールは「正義のため」と称して罪を犯す、キャラクター的には凄く人間らしい役だよね。

一方のアマーリアは純粋で、罪とは無縁の人物。

そんな彼女の死が、カールに本当の正義を気付かせた。

実は、主人公が最後に善人になって終わるところがあまり好きじゃない。宝塚って絶対主人公を悪く描かない。正直物足りない。
そこが感動ポイントなのに笑

正義のために群盗の頭になって、「自分は正義だ」と思っていた主人公が、最後には「悪事を悪事で裁くことはできない」って気づく。

カールが自分が「悪」であると知り、その罰を受ける事こそが「正義」だと悟ったときには、私は涙ではなく笑みが溢れた。

なんか分かる。
「カール良かったね」「正しいことをしたんだね」という気持ちが、「可哀想」などのネガティブな感情を上回ったんだよなぁ。
とりあえず涙は一滴もこぼれなかったわ。

 


 

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