映画「アーリー・マン」ネタバレ・あらすじ
ネタバレ
ここは石器時代。先史時代の生き物や原始人が大陸を移動している。ボブナー族長(ティモシー・スポール)はある谷に暮らす小さな部族のリーダー。その谷でウサギを狩っていた。
ある夜。ヌース(トム・ヒドルストン)というリーダー率いる青銅器を使った武器を持つ部族により、ボブナー族長の部族はその谷から追い出されてしまう。ヌースたちは石器時代は終わった。青銅器時代が来たんだと言う。
そして、ボブナー族長の部族は谷から離れた火山の荒れ地に住まざるを得なくなる。
若い原始人、名前はダグ(エディ・レッドメイン)は仕返しをしようとするものの、かごの中に落ちてしまう。それを知らずにヌースの軍はダグを青銅器時代の新しい都市へ運んでしまう。ダグは都市から逃げようとするものの、ヌースの兵から隠れなければいけない。
ダグはサッカーの公式試合の選手と間違えられ、ピッチに出ざるをえなくなる。
ヌースとスタジアムの観客の前に登場するダグ。彼はノースとある契約をする。もし、ダグのチームが勝てば、谷へ戻れると。もし、ダグが負ければ、彼らはノースのために鉱山で働くと。
ダグはあることに気付く。彼の祖先がサッカーを発明したことを。しかし、部族のみんなはそれを知らなかった。あんまり実りのない無駄なトレーニングをした後、彼らの練習場は何者かにひどく荒らされ、ボールはパンクさせられてしまう。ダグとペットのホッグノブは青銅器時代の町へこっそりと侵入し、いくつかのボールを盗もうとする。
彼らは地元の商人グーナ(メイジー・ウィリアムズ)の助けもあり、なんとか盗むことに成功する。
実は、グーナもサッカーをするのに憧れていた。しかし、チームは女性を受け入れていなかったのだ。
代わりにグーナはダグのチームに加わり、コーチとしてみんなを助けることに。グーナはヌースのチームは才能にあふれた選手が多いものの、チームワークに難があるという情報を伝える。
ダグのチームは試合が近づくにつれ大きな向上を遂げる。
ヌースはオーフィーファ女王の送った伝書鳩からダグのチームを侮るなかれと伝えられる。
ヌースは、ダグの祖先がサッカーを悪巧みに使った過去を利用して、ダグのやる気を削ごうとする。そして、ダグに裏取引を持ちかけるのだった。
さて、とうとう決戦の日。
オーフィーファ女王(ミリアム・マーゴリーズ)も試合を観戦。ダグが現れ、試合をすると思いきやヌースの取引を受け入れると伝える。それは、彼が鉱山で働き、残りの部族は荒れ地で暮らし続けるという案だった。
しかし、彼以外の部族が会場に到着し、ダグに取引を受け入れないよう説得する。
試合開始。最初に1点決めたものの、次々と点を取られ前半で1-3。しかし、後半、前半の悪かったところを改善し、同点にまで持ち込む。
これを嬉しく思わないヌースは審判を交代させ、自分のチームに偏ったジャッジをして都市チームはペナルティキックのチャンスを得る。
ゴールキーパーとして試合に出るボブナー族長は怪我をする。ダグはペットのホッグノブを試合に出さざるを得なくなる。
ホッグノブはペナルティキックをセービングし、試合はそのまま進む。
試合が終わろうとするとき、ダグのチームは一点を取り、4-3で試合終了を迎える。
オーフィーファ女王は勝ったダグ達を讃え、褒美として、谷での暮らしを許す。ヌースは逃げようとするが、止められ、しかもお金を盗んだ罪が明らかになる。
最後のシーンでは、グーナが狩りに参加している姿が見られます。
基本情報
「アーリー・マン」はイギリス製作のストップモーション映画。監督は「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!」でアカデミー長編アニメーション賞を獲得したニック・パック。
脚本はマーク・バートンとジェームズ・ヒギンソン。
キャラクターの声を担当したのは、エディ・レッドメイン、トム・ヒドルストン、メイジー・ウィリアムズ、ティモシー・スポールら豪華ハリウッドスターたち。
「ひつじのショーン」シリーズで知られるアードマン・アニメーションズ、英国映画協会が製作。
イギリスでの公開日は2018年1月26日。アメリカでは2月16日。日本での公開日は未定です。