ついに2017年7月に日本初演を迎えるミュージカル「ビリーエリオット 〜リトル・ダンサー」@赤坂ACTシアター。
私もプレビュー公演初日の7月19日に鑑賞!感想・評判、さらにあらすじ・ネタバレをまとめてご紹介します。
0
0
本日も"ディズニーとミュージカルのことならアートコンサルタント"をお読みいただきありがとうございます。
日本中が暑さにつつまれる中、ミュージカルファンのみなさんついにはじまりましたね!ミュージカル「ビリーエリオット」。10月までのロング公演ですよ!必ず一度は観ておきたい作品。
しかし!「果たして面白いのか?」「行くべきかどうか?」など疑問に思う方も多いはず、今回の記事ではそんな疑問を解消できる内容にします!
ビリーエリオットについて超簡単にまとめ
イギリスの炭鉱の町に暮らす少年がバレエの魅力に気づき、ロイヤルバレエ学校を目指す話です。2000年に公開された映画「リトル・ダンサー」を舞台化した作品で、2005年ウエストエンドで初演を迎えました。2008年からはブロードウェイでも上演されています。
今回の日本版は全キャスト日本人です。
海外での評価
ウエストエンドのミュージカルを対象にしたローレンス・オリヴィエ賞では9部門にノミネートされ作品賞&演出賞を含む4部門で受賞を果たしました。
さらにトニー賞では15の賞にノミネート、作品賞&脚本賞含む10個の賞を獲得しています。
評価は間違いなし、ミュージカル好きな私自身心からおすすめできる最高のミュージカルです。個人的な感想を言ってしまえば、笑いも涙もすべて平等につまった超おすすめのミュージカルです。
目次
日本版「ミュージカル ビリーエリオット〜リトル・ダンサー〜」感想・評判
7月19日のプレビュー公演を鑑賞。配役は以下の通りです。
- ビリー:前田晴翔
- お父さん:吉田鋼太郎
- ウィルキンソン先生:柚希礼音
- おばあちゃん:久野綾希子
- トニー:藤岡正明
- オールダー・ビリー:栗山廉
- マイケル:持田唯颯
注目ポイント① イギリスの炭鉱労働者の生きざま、泥臭さが舞台からでているか
この作品の魅力は、一見子役ビリー・エリオットの華麗なダンスだと思われがちだが全然違う。それも一つの見どころだが、一つの見どころに過ぎない。
ネタバレをしてしまうと、映画のように大人になったビリーが白鳥の湖でオデットを踊るシーンはミュージカル版にはありません。アダム・クーパーが演じたあの白鳥は、ミュージカル版には登場しないのです。それはイギリスでも、アメリカでも一緒です。
だから、映画のようにビリーの成長が作品の軸になっているのではないのです。ビリーの成長を軸にすることが映画だとすれば、ミュージカルはビリーを取り囲む大人・社会によりクローズアップされた作品だと言えます。
ミュージカル版で特に重要だと思うのは、マーガレット・サッチャーにより廃止・経営合理化されてゆく炭鉱の町で、自分の仕事=生活がなくなるかもしれない状況に置かれた男たちの生き様です。
バレエに出会ったビリーは、まるでバレエの世界とは華やかさで違う炭鉱の男たちの「男らしい男社会」中で暮らしてきたのです。
この男らしい男たちがミュージカルという踊り・歌を披露するところが「ビリーエリオット」の魅力です。男らしい男たちがいるからこそ、バレエという華やかな世界、ビリー、そしてあらためて歌って踊るミュージカルの素晴らしさが引き立つのです。
おそらく、ウエストエンド版の炭鉱労働者たちはミュージカル俳優ではないと思います。きっとストレートプレイで活動する役者たちが出演しているのでしょう、ミュージカルを得意としない年のいった俳優たちが必死に踊る、歌う。その必死さが生きる必死さにもつながっていて、ビリーに固執しない良い作品になっています。
特に、炭鉱労働者のアンセム的な音楽が最高にいい。民営化に反対しストライキする労働者、民営化に素直に従う労働者。
どちらも生活のために必死に生きている、ミュージカルの最後には仕事に命をかける男らしさが伝わってくる。そういうのを日本版にも期待しています。
日本版感想
めちゃめちゃ稽古しているのではないでしょうか。アンサンブルに欠点がほとんどない。多分、上手さは帝劇だとしてもクリエみたいな粗さがないし、警官&ストライキたちの迫力と足並みのそろいかたが上手い。
ウエストエンドのような人間的な迫力はしょうがない。それでもかなり良い味だしてますよ。
注目ポイント② ビリーの友人マイケル
マイケルの友人超重要人物です。ミュージカルのデザート的存在。ビリーや父、トニー、炭鉱労働者、警官たちがメインディッシュだとすればマイケルがデザートです。
物語の筋とはあまり関係しませんが、それでもストーリーに笑いを提供する素敵な役です。マイケルが上手くない、つまり食事の最後に出るデザートが上手くない、満足できますか?
日本版感想
マイケル最高、ファニーさも、笑いのタイミングの取り方も、ダンスも上手い!持田君のマイケル当たりです。
注目ポイント③ 柚希礼音のウィルキンソン先生
日本版感想
柚希礼音の「Shine」きた!
柚希礼音ファンの皆様、絶対に観るべきです!ウィルキンソン先生あたり役。宝塚時代の柚希礼音から、さらに女性としての魅力を備えた一段演じ手として進化した「今の柚希礼音」が見られます。
でもカリスマ性やオーラは柚希礼音なんですよね、お客をミュージカルにノラせる力もやっぱ上手い、最高。
キャスティング面は、ハスキーで、若干タバコでやつれた感じの役どころがぴったし。ウィルキンソン先生演じる柚希礼音、舞台中活躍しまくりますよ。
カーテンコールのチュチュ姿。可愛いさと美しさが見事に融合していて凄い!凄すぎる!!柚希礼音のチュチュ姿見れただけでも満足できる作品かなと!
注目ポイント④ 前田君めっちゃ良い
日本版感想
ビリー役の前田晴翔君、歌やダンス以上に舞台に馴染みまくってる。歌やダンスが綺麗すぎず、汚すぎず、とにかく自己表現と、空気のつかみかたがいい!さすがはニューヨーク仕込み。
明らかに成長しても栗山廉にはならないよな…という演出&配役面での違和感はありましたが、あと前田君で5回くらい観たい。
注目ポイント⑤ 基本ウエストエンド版に忠実
日本版感想
日本版では時事ネタとか日本ネタ入れてくるかなと思ったら、そんなとこで勝負しない。ストレートに笑いとりにいくし、実際に笑わせてきます。
どれだけ直球かって?Electricityの訳「電気」だからね、直訳すぎでしょ!っていう。
オーディションの場面は大きな変更がありました。
注目ポイント⑥ 島田歌穂の歌唱力よ!
優しいウィルキンソン先生
さすが!と言わんばかりの歌の上手さ。歌唱力はずば抜けていますが、今回は歌唱力以外にも注目です。演技力も高く、ウィルキンソン先生の一つ一つの動き、そしてセリフに深い意味が込められているのがわかります。
演劇でもミュージカルでも、一つのシーン毎に目的みたいなものがあります。その目的に向かって役者の行動全てが奉仕されるのです。役者が上手いと物語のシーンの意味や目指すところがとてもよく分かってきます。島田歌穂のウィルキンソン先生は、「ビリーエリオット」という物語を、演出家や脚本家が込めた意味をさらにわかりやすく、深く理解することができるでしょう。柚希礼音のウィルキンソン先生はダンスとオーラ−それはまるで柚希礼音のショーを見ているみたいな幸せな気分になる−が特徴的で、感情を隠しながらビリーを支える姿が非常にかっこいいのですが、島田歌穂はとても愛情あふれる優しいウィルキンソン先生でした。
またダンスの得意な柚希礼音のウィルキンソン先生とはダンスシーンの演出が異なっていました。二人の違いを見比べてみるのも楽しみの一つですね。
注目ポイント⑦ 未来和樹君、出だしから感動させる
ビリーは最初の集会の場面から歌います。つまり最初に観客がビリーという人なりを、ビリー役の力量を見極めるのは「歌」なのです。歌はダンスとともにいつしかキャラクターの一要素となり、また個性となるので上手いからビリー役が良い、下手だからダメにはなりません。
しかし、未来和樹君は歌が上手いので、出だしから観客を安心させます。
ダンスは前に見た前田晴翔の方が体を大きく動かせるのでアングリーの場面も躍動感があるのですが、未来君もとても日本人らしい、綺麗で美しく整った踊りでした。歌重視なら未来君で見るべきです!
ちなみに、エレクトリシティーの場面もビリー役で振付が違って、前田君はバク転からのバク宙がありましたが、未来君にはその振付がありませんでした。
感想を一言でまとめると
感想一言でまとめると、
絶対これ観たほうがいいやつだ!
ウエストエンド版に負けてませんよ。
あらすじ・ネタバレ
1幕
The Stars Look Down
イギリス北部ダラム、炭鉱の町
舞台はイギリス北部の町ダラム。時はさかのぼること1984年から1985年、サッチャー政権は採算の取れなくなった炭鉱の閉鎖・合理化政策を打ち立てます。その政策に反対した全国炭鉱労働組合は無期限ストに突入するのです。ビリーの父親も兄トニーもストライキに参加していました。
「The Stars Look Down」は炭鉱労働者たちのアンセム的ソングで、このミュージカルのトップを飾るのにふさわしい男くさい、かっこいいソング。
「Through the dark and through the hunger...」今までに直面した困難をくぐり抜け家族のために生きてきた炭鉱で働く男たちの熱い歌う姿が自然と涙をさそいます。
Shine
バレエとの出会い
母親を亡くした11歳になるビリーは、ボクシングを習っていたがあまり乗り気ではない。ボクシング教室の後に同じ場所で開かれるバレエ教室の先生ミセス・ウィルキンソンに鍵を渡すために残っていたビリー、しかしビリーはバレエ教室に参加させられてしまう。
バレエなんて女性のやるものだと思っていたビリーでしたが、自分の思いとは裏腹にバレエの楽しさにはまってゆく。
Grandma's Song
おばあちゃん思い出を語る
バレエ教室に参加したことを知っている唯一の祖母は、30年ともに過ごした亡き夫との思い出を語る。
Solidarity
ストライキと警官の衝突
ビリーの兄も父も、そして隣人たちもみなストライキに参加し、警官たちと衝突していた。ビリーは相変わらず家族に秘密でバレエ教室に参加している。
ストライキの暴力性とバレエの優雅さがコラボした「Solidarity」を思いついた演出家・脚本家たちに賛辞の言葉を贈りたい。全く異なる世界を組み合わせてキャッチーな場面にしたクリエイティビティーは、他の場面を秀でています。
Expressing Yourself
ビリーとマイケルの自己表現
とうとう、ビリーは父にバレエクラスへ参加しているところを見つかってしまいます。そしてビリーはバレエを禁止されてしまうのです。
ウィルキンソン先生はビリーの才能に気づき、そしてビリーにロイヤルバレエ学校への受験を奨めます。先生はビリーのためにオーディションに向けた無料のプライベートレッスンをします。
ビリーはまだバレエ学校のオーディションを受ける実感が湧きません、そんな時ビリーは親友マイケルのアドバイスをもらいに彼の家へと訪れます。
ビリーが訪れると、マイケルは女性のドレスを着ていました。マイケルはビリーに女装する楽しさを教えます。そして、炭鉱労働者たちの凝り固まったコミュニティを軽蔑するのでした。
ビリーとマイケルがタップダンスを披露する「Expressing Yourself」。女装した子役二人の可愛く、しかも華麗なタップが魅力的なシーンです。
Dear Billy (Mum's Letter)
亡くなった母との約束
ビリーは初めてのプライベートバレエレッスンを受けに教室へと着きます、ウィルキンソン先生はビリーの感情を引き出すために、ビリーが大事にしているものを家からいくつか持ってこさせました。
その中にあった、一つの手紙。ビリーの母親が18歳になったビリー宛に書いた手紙です。ビリーは18歳になる前にその手紙をすでに読んでしまっていました。
手紙を読むウィルキンソン先生の声に合わせ、ビリーの母親が登場します。涙なくして見られない印象的な場面です。
Born to Boogie
オーディションへ向けた特訓
さてオーディションへ向けたダンスの特訓です。ビリーはウィルキンソン先生、アシスタントのブライトバイテと一緒に踊りだします。
太ったブライトバイテの意外なダンステクニックが披露されるコミカルで楽しい場面です。
一方で、父と兄トニーの抗議活動は血も流れるくらいの激しさを増してゆきます。労働組合給与もほとんどもらえず、今後もストライキを続けてゆくことに暗雲が差し込みます。
Angry Dance
夢ついえる
ついに、ロイヤルバレエ学校のオーディションの日が来ました。しかし、警官たちが村を取り囲み、トニーは怪我をします。ビリーがやってこないのを心配したウィルキンソン先生は、ビリーの家へと向かいます。
すると、ビリーや家族、ストライキのメンバーが集まる家にウィルキンソン先生がやってきます。ウィルキンソン先生はロイヤルバレエ学校受験のためにビリーにバレエを教えていたことを告白します。このことは父や兄のトニーを当然驚かせ、余計なことをするなとウィルキンソン先生に詰め寄ります。
トニーはビリーにみんなの前で踊ってみろと命令しますが、ビリーは踊りません。
すると、警察がビリーの家に近づいてきたことがわかりストライキのメンバーはみな家から去ります。ビリーは去り際に父に向かってお母さんなら踊らせてくれたと言いますが、父は「お前のお母さんは死んだんだ」と返します。
ビリーの底から湧き上がる怒りの感情、それがダンスになったのが「Angry Dance」。
2幕
Merry Christmas, Maggie Thatcher
クリスマスショー
2幕は6ヶ月後、ビリーはあの一件があってからバレエから遠ざかっていました。
年に一度のクリスマスイベント、炭鉱夫の大人達と子供たちによるマギー・サッチャーをディスるショーのはじまりです。
実際に、数多くの炭鉱を廃止したマーガレット・サッチャーは多くの失業者を生み出しました。かつての炭鉱の町や、出身者にはサッチャーに対して今でも批判の声を持つ人は少なくありません。
職をなくし、若者の夢を奪う環境の中で、まさかのロイヤルバレエ学校に入学する。ミュージカル「ビリーエリオット」は現実社会と深くリンクしたミュージカルなのです。
Deep Into the Ground
父の悲しみ
ビリーの父は酒に酔い、昔のフォークソングを歌いだします。亡き妻を思い出し、いつもは平然としている父も涙を流します。
コミュニティーセンターにひとり残されたビリー、マイケルはビリーに気があることを伝えます。しかし、ビリーはバレエは好きだけど、ゲイではないとマイケルに説明します。
マイケルはビリーに踊って欲しいと言いますが、ビリーの悲しみはまだ消えず、踊る気にはなれません。
Swan Lake
踊ることへの感情が再び湧き上がる
マイケルはそこから去りますが、音楽プレイヤーから鳴り続ける音。ビリーはオーディションを中止されたあの日から初めてダンスへの感情が再び沸き起こります、そしてダンサーとして成長した姿を夢に見るのです。
ここで、大人になったビリー初登場です。日本盤では大人になったビリー役に栗山廉(Kバレエ カンパニー)と大貫勇輔が配役されています。ダンスのジャンルが異なる二人、どちらとも観てみたいですね!
ビリーの夢に気づいた父
バレエを踊るビリー、偶然にも父はビリーを見つけ、踊る姿を影から見つめます。
その姿に感動した父は、色々な感情を振り切り、ウィルキンソン先生の自宅へ向かい、ビリーのダンサーとしての才能について問います。ウィルキンソン先生はビリーの才能を認めますが、ロイヤルバレエ学校のオーディションに受かるかどうかは確証できないと伝えます。
ウィルキンソン先生はロンドンまでの交通費を援助するとビリーの父に伝えますが、父はそれを拒みます。
He Could Be A Star
ビリーの夢を支える炭鉱労働者たち
ビリーの父は、ビリーの目標を叶えるために今まで共に戦ってきた仲間を裏切り、また自分のプライドを捨てて仕事に戻る決意をします。
兄のトニーは父がスト破りをする姿を見かけます、トニーは怒り、トニーと父は何が大切なのかを議論します。鉱山労働者の結束なのか、それともビリーの夢を叶えることなのか。
鉱山労働者の一人がこの争いを厳しく非難し、一番重要なことは少年の未来だと語ります。そして、鉱山労働者一人一人がオーディションへの旅費を出しあいますが、ロンドンまでのバス代にはまだ足りません。
すると、スト破りの一人がやってきて、ビリーの旅費代として100ポンド置いてゆきます。
腹を立てたトニーは彼の寄付を避けようとしますが、他の皆はトニーの行動を黙って見ているだけです。トニーは様々な感情でいっぱいになり、その場を去ります。
Electricity
夢再び:オーディション
スト側、スト破り側からの援助もあり、ビリーと父はロイヤルバレエ学校のオーディション会場に到着します。
ビリー一人で臨むオーディション、しかしトラブルにも見舞われどうなるやら...
会場の外で待つ父は偶然出会ったバレエダンサーに、自分自身は父からバレエをサポートしてもらうことがなかったと伝え、ビリーの後押しをするよう言いその場を去ります。
あまり上手くいかなかったオーディションのためビリーに落ち着きがありません。次は父親と二人での面接です。
会場にいる面接官たちはウィルキンソン先生からビリーの育ってきた背景や状況、そして踊る時どんな感情になるのかを聞いて欲しいと書かれた手紙を受け取っていました。
ビリーは面接官から質問され、情熱的なダンスを見せます。
オーディションの結果
ダラムに戻ってきたビリーと父、家族が手紙がいつくるかとそわそわする中、ついにビリーはロイヤルバレエ学校からの合否通知を受け取ります。ビリーは通知を見るとゴミ箱に捨てます、落胆する一家でしたが、トニーがゴミ箱から通知を拾いもう一度見てみると、そこには合格の文字。この舞台で一家が初めて喜びに包まれる場面です。
同時に、ストライキが失敗に終わったことが伝えられます。
ビリーはウィルキンソン先生の教室を訪れ、今まで先生がしてくれた全てのことに感謝を伝えます。
Once We Were Kings
家族・故郷との別れ
ビリーはロイヤルバレエ学校へ入学するための準備をし、失業した鉱山労働者たちに別れを伝えます。
Dear Billy (Billy's Reply)
母親との別れ
ビリーは、また彼の亡くなった母にも別れを告げます。
街を去るビリーの前にさよならを告げようとするマイケルが現れます。ビリーはマイケルの頬にキスをして、スーツケースと共に明るい未来へと旅立ってゆくのでした。
カーテンコール
Finale
幕が閉じた後に、全てのキャストが登場し、フィナーレを迎えます。
「ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~」
公演日程
プレビュー公演
7月19日(水)~7月23日(日)
東京公演
7月25日(火)~10月1日(日)
大阪公演
10月15日(日)~11月4日(土)
キャストスケジュール
チケット
料金
- 東京公演:S席13,500円/A席9,500円
- 大阪公演:S席13,500円/A席9,500円/B席5,500円
プレイガイド
キャスト
ビリー
加藤航世/木村咲哉/前田晴翔/未来和樹/山城力(5キャスト)
お父さん
吉田鋼太郎/益岡徹(ダブルキャスト)
ウィルキンソン先生
柚希礼音/島田歌穂(ダブルキャスト)
トニー
藤岡正明/中河内雅貴(ダブルキャスト)
おばちゃん
久野綾希子 /根岸季衣(ダブルキャスト)
ジョージ
小林正寛
オールダー・ビリー
栗山廉(Kバレエ カンパニー)/大貫勇輔(ダブルキャスト)
マイケル
古賀瑠/城野立樹/持田唯颯/山口れん(クワトロキャスト)
アンサンブル
森山大輔/家塚敦子/大塚たかし/加賀谷真聡/北村毅/佐々木誠/高橋卓士/辰巳智秋/橋本好弘/羽鳥翔太/原慎一郎/丸山泰右/横沢健司/木村晶子/小島亜莉沙/竹内晶美/三木麻衣子/秋山綾香/井上花菜/出口稚子
デビー
香好/佐々木琴花/夏川あさひ(トリプルキャスト)
バレエガールズ
遠藤美緒/大久保妃織/小野梓/久保井まい子/佐々木佳音/高畠美野/近貞月乃/並木月渚/新里藍那/堀越友里愛
トールボーイ
小溝凪/笹川幹太/山城力(トリプルキャスト)
スモールボーイ
岡野凜音/菊井凜人/桜井宙(トリプルキャスト)
子役ビリーの今後にも注目!
実は、ミュージカル「ビリーエリオット」ウエストエンド版のビリー役が8月に日本公開される映画に出演しています。
お気付きの方もいるでしょう!
マーベル・スタジオ「スパイダーマン:ホームカミング」で主人公ピーター・パーカー/スパイダーマン役を演じるトム・ホランドはビリー/マイケル役を演じていたのです!!!
BETM - TheSkyKid.Com
tomhollandnews.tumblr.com
トム・ホランドはジブリ「借りぐらしのアリエッティ」翔の声も吹き替えています。
日本版のビリー役にも将来有望な子役が抜擢されています、彼らの今後にも注目ですね!
ビリー・エリオットのDVDについて
ミュージカルを観に行った方で、あの感動をもう一度味わいたい人は1,000円で海外公演のDVDが発売されています。ビリー役の少年が美しく、またマイケル役が最高にファニーという素敵な内容になっています。
海外との違いを比べてみてはいかがでしょうか。
※また、ウエストエンド&ブロードウェイ作品の版権は相当厳しいので、今回の上演がDVDで発売されることはないでしょう。
【ミュージカル&演劇チケット発売日カレンダー】