2017年10月も東京ではたくさんのミュージカルや演劇が目白押し!そこで、東京で上演されるおすすめミュージカル&演劇公演、そして今月の私の観劇予定をご紹介します。
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今日は、東京に暮らす私の10月観劇予定を公開したいと思います。
「あっこれ観に行きたいかも!!!」と一度でも劇場に足を運ぶきっかけになれば見つかれば幸いです。
2017年10月東京注目ミュージカル・演劇&私の観劇予定
観劇順に並べています。
中川晃教コンサート2017
注目ポイント
久々の帝劇公演(「ビューティフル」)を終えたアッキーの今の声が聴ける最高のライブ。明治座という空間との化学反応にも注目です!
- 劇場:明治座
- 期間:10月1日
- 出演:中川晃教
あらすじ・内容
俳優としてもシンガーとしても常に挑戦し、進化し続ける中川晃教。
そのハイトーン・ヴォイスを自在に操り、シンガーソングライターとして挑戦する2017年のLIVE ACT。
トロイ戦争は起こらない
注目ポイント
久々にどっぷりと演劇が観たいなと思って予約したジャン・ジロドゥの作品。新国立劇場の中劇場。2017〜2018は宮田慶子演劇芸術監督のラストシーズンなんですね!今作の演出は栗山民也。
- 劇場:明治座
- 期間:10月5日〜22日
- 出演:鈴木亮平 / 一路真輝 / 鈴木杏 / 谷田歩 / 江口のりこ / 川久保拓司 / 粟野史浩 / 福山康平 / 野口俊丞 / チョウ ヨンホ / 金子由之、他
あらすじ・内容
ジャン・ジロドゥ不朽の名作。演出は栗山民也。 小説家、劇作家のほか、フランス外務省の高官としても活躍したジロドゥが1935年、ナチスドイツが台頭する中、戦争に突き進む人間の愚かしさをあぶり出し、平和への望みをかけて書いた作品。
フェスティバル/トーキョー17「わたしが悲しくないのはあなたが遠いから」
注目ポイント
今年のフェスティバル/トーキョー17は合計4作品を観劇予定。まずは東京芸術劇場で上演される劇団「ままごと」を主宰の柴幸男による「わたしが悲しくないのはあなたが遠いから」。柴さんは音楽と演劇を組み合わせるのが上手くて、まるで童謡で遊んでいるような気分になります。
シアターイーストとシアターウエスト公演どちらもチケット買いました。しかも、先行割引がかなり安かった!こういうのは、普段演劇から遠ざかっている人を戻すのにも良い仕組みだと思います。
- 劇場:シアターイーストとシアターウエスト
- 期間:10月7日〜15日
- 出演:大石将弘 / 岡田智代 / 串尾一輝 / 椿真由美 / 野上絹代 / 端田新菜 / 藤谷理子 / 森岡光
あらすじ・内容
劇団「ままごと」を主宰する柴幸男が、価値観の異なる他者や未経験の出来事とどのように関係を築くのか、「距離」をテーマに創作した新作。
どれだけ通信や交通手段が発展しようと、遠く離れた場所で起こる事件や災害に関心を持ち続けることは難しく、一方で近づけば近づくほどに分かりあうことは困難になる。様々な出来事や人と人との間にある距離を、隣り合った2劇場を使い、同時刻にバージョンの異なる作品を上演することで表現する。「遠く離れていたとしても、他者と遠いまま出会う方法はないのか」という問いを本作で投げかける。
スーパー歌舞伎II『ワンピース』
注目ポイント
前回は観られず、今回初鑑賞。市川猿之助演じるルフィがサーフィンしながら宙乗り・・・面白くないはずがない。ちなみに、若手公演の特別マチネ【麦わらの挑戦】も観ます。
こういう若手公演をこなしてゆくことで、まだまだ新人の歌舞伎役者も育ってゆくのであって、ぜひ東宝やホリプロにも1公演に2〜3回はこういう機会をつくってほしいですよね。
- 劇場:新橋演舞場
- 期間:10月6日〜11月25日
- 出演:市川猿之助 / 市川右團次 / 坂東巳之助 / 中村隼人 / 尾上右近 / 坂東新悟 / 市川笑也 / 平岳大
内容・あらすじ
2015年10・11月に新橋演舞場で初演。
大秘宝ワンピースを探す大いなる航海の次なるステップ・新世界への入り口となるシャボンディ諸島での海軍との戦いの中で、麦わらの 一味は散り散りになってしまう。一人になったルフィは兄エースの処刑宣告の知らせを聞き救出に向かう。侵入不能の海底監獄を 突破するルフィだが、エースは海軍本部に移送されてしまった後。そしてついにその海軍本部を舞台に、エースを救おうとする海賊団や、ルフィと海軍との間で壮絶な決戦が繰り広げられる。
レディ・ベス
注目ポイント
帝劇「レディ・ベス」は花總まり/平野綾ダブルキャストのどちらも観に行きます。安定の花總まりに、ブロードウェイでミュージカルの勉強をしてきた平野綾、どちらも注目ですね。
そして、まだまだ若いのに東宝から重宝されている石川新太にも注目です。
- 劇場:帝国劇場
- 期間:10月8日〜11月18日
- 出演:花總まり・平野綾 / 山崎育三郎・加藤和樹 / 未来優希・吉沢梨絵 / 平方元基・古川雄大 / 和音美桜 / 涼風真世 / 山口祐一郎 / 石川禅
あらすじ・内容
約45年もの長きにわたって英国女王として繁栄をもたらしたエリザベス1世。偉大な父王ヘンリー8世の娘として生れながらも、女王即位への道のりは決して順風満帆なものではありませんでした。
そんな若き日の“レディ・ベス”の異母姉メアリー・チューダーとの相克、処刑された母アン・ブーリンへの想い、そして唯一の安らぎであるロビンとの恋を壮大な音楽とストーリーで描き出します。
ミヒャエル・クンツェとシルヴェスター・リーヴァイの二人が手掛ける世界初演の作品を「エリザベート」「モーツァルト!」でタッグを組んだ日本ミュージカル界のヒットメーカー小池修一郎が演出。
劇団四季 ソング&ダンス65
注目ポイント
ジャンルやタイプにとらわれないミュージカル作品の有名ソングを一挙に聴ける素敵なショー。
- 劇場:自由劇場
- 期間:10月5日〜11月26日
- 出演:劇団四季
あらすじ・内容
劇団四季の代表的なミュージカルナンバーをメドレーでつづった『ソング&ダンス 65』。 ダンサーとシンガーが次々にナンバーを繰り広げる舞台は、まさに夢の宝石箱。劇団四季のこれまでの歴史が凝縮されたようなひとときをお楽しみください。
フェスティバル/トーキョー17「パレスチナ、イヤーゼロ」
注目ポイント
イスラエルの女性作家、演出家によってイスラエル軍とパレスチナに暮らす人々との関係が明らかにされる社会的演劇。一番前の席でじっくりと見ます。
- 劇場:あうるすぽっと
- 期間:10月27日〜29日
- 出演:ジョージ・イブラヒム / ガッサーン・アシュカル / アムジャド・バドル / ハウラ・イブラヒム
あらすじ・内容
イスラエルで活躍する女優で人権活動家でもある作家、演出家のイナト・ヴァイツマンがアラブ・パレスチナ人の俳優を起用し、イスラエル軍によるパレスチナ人の家屋破壊を取材、創作した話題作。
舞台は老年の建物鑑定士の事務所。イスラエル軍に破壊されたパレスチナ人の家を調査・記録したファイルを元に、様々なケースを紹介していく。過去20年分に及ぶ被害統計データは、観客に圧倒的な現実を突き付ける。作品後半では役者本人の半生が語られ、国家の中で翻弄されながら必死に生きぬくパレスチナ人の今に触れながら、民族共存のあり方を問う
まだチケットの残っている公演もあります。ここで紹介した公演は、まず間違いなく面白いので、ぜひ皆さまも劇場に足を運びましょう!
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