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演劇

舞台 十二番目の天使 × 井上芳雄 シアタークリエ 2019年上演決定! あらすじ解説


井上芳雄 × 十二番目の天使

 

2019年3〜4月。シアタークリエにてオグ・マンディーノの小説「十二番目の天使」を井上芳雄主演で上演することが明らかになりました。

 

 

オグ・マンディーノ

オグ・マンディーノは「この世で一番の奇跡」「あなたに成功をもたらす人生の選択」など自己啓発系の小説作品を書くことで知られる作家。

1923年に生まれ、「この世で最も偉大なセールスマン」で作家デビュー。ビジネスマンとしても活動しながら、3500万部以上の発行数をほこる小説家としても名を残しました。

 

「The twelfth angel」は1993年に執筆された作品です。

 

 

スタッフ

「十二番目の天使」は小説として書かれており、今回の上演のために台本化されます。

今回の台本を手がける笹部博司は演劇製作会社「メジャーリーグ」を設立し、またりゅーとぴあの演劇部門芸術監督として活躍するプロデューサー、脚本家、演出家。

また、演出には「ヘンリー6世」「廃墟」などで数々の賞を獲得している鵜山仁。

 

 

チケット

2019年3月からの公演なので、東宝ナビサーブの抽選は2018年12月、一般発売は1月頃になるでしょう!

 

 

「十二番目の天使」のあらすじ

30代で大手コンピューター会社の社長に登りつめ、ビジネス界で大成功をおさめたジョン・ハーディング。しかし、妻と子が高速道路で事故に遭い、亡くしてしまう。人生の目的を失ったハーディング。故郷にいる幼馴染のビルの依頼でリトルリーグ・エンジェルスの監督を務めることになる。

そのチームで十二番目の選手となったのは、試合で全くヒットの打てないティモシー・ノーブル。ティモシーは息子のリックと瓜二つだった。ティモシーの成長を支えることでハーディングも立ち直ってゆく。

しかし、ティモシーには誰も知らない秘密を隠していた。

 

 

ネタバレ

ネタバレが気になる人もいるでしょう!

一応、書いておきますね。

 

試合で打てないティモシー・ノーブル。

しかし、ティモシーはポジティブに自分を励まし、必死に練習に打ち込みます。

打てなくても必死に練習しつづけるティモシーの言動、ハーディングは知らぬ間に勇気づけられてゆきます。

 

また、チームメイトたちは、そんなティモシーを責めることなく、むしろ自分たちが強くなれば良いのだと同じく練習に励みます。

ティモシーと共に強くなってゆくチーム。

 

ティモシーは最後の夏の試合で見事にヒット!

そして、仲間のタイムリーで帰ってきたティモシー。

チームは大会で優勝します。

 

夏が終わり、ジョンは仕事へと戻ります。

 

ある時、ジョンの元に故郷の医師からティモシーが病気であることが明かされます。

最後の大会が始まる前、脳腫瘍が見つかり、医師からはすでに寿命を宣告されていたのです...

それでも、ティモシーは「必ず試合でヒットを打つ」と心に決め、野球を続けていました。

ポジティブなティモシーの言葉には、大きな秘密が隠されていたのです。

 

病が進行し、車椅子に乗ったティモシーに何度も見舞いに行くジョン・ハーディング。

しかし、ティモシーはヒットを打った最後の試合から1年経たずに亡くなってしまいます。

 

ティモシーのお墓にはこう書かれていました......

 

「I never, never, never gave up!(私は絶対に、絶対に、絶対にあきらめなかった!)」

 

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