シルバーサーファーを主人公にした映画が製作中です。
映画を手がけるのは20世紀フォックス。現在ディズニーによる買収が進んでいますが、買収交渉の終了までに製作される予定です。
シルバーサーファーが映画化へ
ハリウッド・リポーターは「ドクター・ドゥーム」そして「シルバーサーファー」の単体映画をフォックスが製作中であると報道しました。
スーパーヒーローのシルバーサーファーは1966年の「ファンタスティック・フォー」で初登場。2年後には単独のコミック「シルバーサーファー」が発表されました。
シルバーサーファーは今までに2007年公開の「ファンタスティック・フォー:銀河の危機」で一度映画に登場。しかし、「ファンタスティック・フォー:銀河の危機」はあまり評価が高くないので、オリジナルストーリーになる可能性も高いです。
また、「シルバーサーファー」はブライアン・K・ヴォーンが脚本を執筆するようです。
ブライアン・K・ヴォーンはコミック界のアカデミー賞とも言われるアイズナー賞で何度も最優秀脚本家に選ばれているストリーライター。
マーベルからDCまで様々なコミックのストーリーを手がけています。
あらすじ
優秀な天文学者が生まれた星を守るために敵であるギャラクタスの手下になる。しかし、地球に来た時に必死に戦うヒーローたちに感銘を受け、ヒーローとしてギャラクタスと戦うようになるという設定。
シルバーサーファーの乗るボードは光速の99%で移動し、自在に操ることができます。
今までに、ディフェンダーズ、ファンタスティック・フォー、アベンジャーズ、グリーンランタンなどに参加・共闘したこともあります。
サノスとも戦っているので、今後マーベル・シネマティック・ユニバースでアベンジャーズに参戦することもありそうですね。
公開日はいつになる?
ディズニーが昨年の終わりに、フォックスの買収を発表しました。
多くの人が現在フォックスが手がけているX-Menシリーズ、そしてスピンオフ作品がディズニーとの買収交渉でスピードダウンすると考えているでしょう。
しかし、実際は超速で製作スピードを上げているようです。
今我々が知っている情報は、フォックスがX-Menシリーズ(「X-MEN: ダーク・フェニックス」)やファンタスティック・フォーのスピンオフ作品をフォックスが製作中であること。
現在製作中・予定の映画
- デッドプール2
- X-MEN: ダーク・フェニックス
- ニュー・ミュータンツ
- ドクター・ドゥーム
- ガンビット
- X-Force
- X-23
- デッドプール3
- マルチプルマン
- キティ・プライド
そして、ディズニーが買収中であること。
ファンの中には上で挙げた作品がディズニーに買収されることで日の目を見ないのではないかと考えているでしょう。
しかし、実際はディズニーによる買収が完了する前に、これらの映画をフォックスは完成させようと動いているようなのです。
今後のフォックス/マーベル作品の動き
「デッドプール2」は5月16日にアメリカで公開を迎え、「X-Force」は今年の10月に撮影予定。
また「レギオン」「ファーゴ」を手がけるノア・ホーリーが「ドクター・ドゥーム」を製作中。
また、「ガンビット」は監督が決まらず、現在監督を探し中。脚本は執筆中で、製作費もねん出先が見つかったのでおそらく製作されるでしょう。
「ニュー・ミュータンツ」は2019年2月22日に公開が延期されました。映画の完成度を上げるために、新しいキャラクターを登場させて追加シーンを撮影中です。
そして、「X-MEN: ダーク・フェニックス」が2018年10月31日に公開。
それに加え、フォックスはまだ発表されていない秘密のプロジェクトをいくつも抱えており、できるだけすべての作品を早めに製作するようです。
ディズニーによる買収の影響
実際に買収までいくつの作品が製作できるのか。それは買収を終えてでないと分かりません。
「映画製作のプロジェクトが買収の影響を受けることはいかなる状況でさえありえません」。ブライアン・マイケル・ベンディスは、デッドプールの監督ティム・ミラーと一緒にキティ・プライドの映画を手掛ける交渉を結んだ後に、買収の影響を語りました。
事実、フォックスはある意味ビジネスとしては一般的な方策を取っています。
ディズニーの買収が終わる前に多くの映画を公開し、その収益を手に入れるというのは当然の手法でしょう。
「我々は今までにないほど、多くの進行中のプロジェクトを抱えています。ディズニーによる買収でシャットダウンしたプロジェクトはゼロです」ある内部関係者はこう語りました。
ディズニーによるフォックスの買収は2018年末か2019年に入ってから完了すると言われています。それまでにフォックスがいくつの作品を撮れるのか。
今後、フォックスのマーベル関連のニュースがどんどん増えてゆくでしょう。