2019年1月1日より宝塚大劇場、2月15日より東京宝塚劇場で上演の星組公演が決定しました!
ミュージカルはOnce upon a time in Takarazuka「霧深きエルベのほとり」。ショーはスーパー・レビュー「ESTRELLAS ~エストレージャス, 星たち~」。
「霧深きエルベのほとり」は演出に上田久美子(「星逢一夜」「BADDY-悪党は月からやって来る-」)。
レビュー「ESTRELLAS ~エストレージャス, 星たち~」の作・演出は中村暁(「邪馬台国の風」「CRYSTAL TAKARAZUKA -イメージの結晶-」)。
〇宝塚大劇場:2019年1月1日(火)~2月4日(月)
一般前売:2018年12月1日(土)
●東京宝塚劇場:2019年2月15日(金)~3月24日(日)
一般前売:2019年1月20日(日)
「霧深きエルベのほとり」
1963年月組初演の「霧深きエルベのほとり」は今回で4度目の再演となります。
■あらすじ→悲恋もの
ドイツのエルベ河に隣接するハンブルクを舞台に、人間味にあふれた荒くれ船乗りカールと、良家の令嬢マルギットの悲恋を描いた作品です。
■作→菊田一夫
作家は菊田一夫。菊田一夫といえば、東宝の取締役として日本初のブロードウェイ・ミュージカル「マイ・フェア・レディ」の上演を果たした功績で知られています。さらに、「風と共に去りぬ」のストレート舞台化を世界で初めて手掛けたことでも有名。
宝塚歌劇への貢献度も高く、「霧深きエルベのほとり」以外に「赤と黒」「ダル・レークの恋」などを手がけています。
■演出→上田久美子
また、前回の月組公演で自身初となるレビュー「BADDY-悪党は月からやって来る-」を手がけた上田久美子が演出。「BADDY-悪党は月からやって来る-」はストーリー色が強すぎて賛否両論あるレビューでしたが、「星逢一夜」で鮮烈なデビューを果たし、読売演劇大賞・優秀演出家賞を受賞した評価の高い女性演出家。菊田一夫の名作をどう新たに演出するのか楽しみですね。
「ESTRELLAS ~エストレージャス, 星たち~」
■内容→星々の輝きを星組にあてはめたショー
エストレージャスとはスペイン語で星々という意味。星々の輝きを星組生たちに重ねた煌びやかなショーになるようです。
■作・演出→中村暁
ミュージカルの出来は正直あまり期待できない中村暁演出ですが、どちらかというとレビュー演出のスキルのほうが髙いので、ここは期待してみましょう!
少し星組公演の発表が遅かったので、何か大きな動きがあるのかなと思いましたが、現時点では退団などの情報はまだ発表されていません。しかし、ミュージカル「霧深きエルベのほとり」は悲恋ものであり、1967年と83年の再演ではトップ退団公演となっています。
今後、大きな発表がある可能性はまだ残っていますね。