ミュージカル版「サンセット大通り」がスクリーンに登場します!
製作はパラマウント・ピクチャーズ、主人公には3度のトニー賞獲得経験を持つベテラン女優グレン・クローズ。
1994年初演から、2017年リバイバル公演までブロードウェイ公演の主役を演じ続けています。
この記事では、ミュージカル映画「サンセット大通り」の最新情報をご紹介します。
アンドリュー・ロイド=ウェバーによりミュージカル化
1950年に公開された映画「サンセット大通り」は1993年にアンドリュー・ロイド=ウェバーによりミュージカル化され、ロンドンで初演を迎えました。
脚本と作詞はクリストファー・ハンプトンとドン・ブラック。
ブロードウェイ公演ではトニー賞11部門にノミネートされ、作品賞を獲得しています。
2012年日本初演
2012年に日本でも上演され、主人公ノーマ・デズモンドを元宝塚男役トップスターの安蘭けいが演じました。
ミュージカル「サンセット大通り」といえばグレン・クローズ
グレン・クローズは1994年ブロードウェイ公演で主人公ノーマ・デスモンドを演じ、3つめとなるトニー賞の主演女優賞を獲得。
2017年2月のブロードウェイリバイバル公演でも同役を演じました。
海外情エンタメ誌のThe Wrapによれば映画版ではノーマ・デスモンドに現在70歳のグレン・クローズが起用されるようです。
ブロードウェイでは2017年6月まで同ミュージカルが上演されていました。
つまり1994年からブロードウェイ公演はグレン・クローズが主役を演じ続けてきたわけですが、20年経ってなおキャラクターに新鮮さをもたらすことができるのはブロードウェイを見渡してもグレン・クローズぐらいでしょう。
1950年、ビリー・ワイルダー監督の映画に初めて登場したノーマ・デスモンドを再び演じることになったグレン・クローズは、「年々良い演技になっているのではありません。豊かな経験を得ているのです」とPlaybillに語っています。
グレン・クローズ
1947年アメリカ生まれ。今までにトニー賞とエミー賞を3度受賞。代表作に「危険な情事」フォレスト役、アレックス・「101」クルエラ役などかあります。
ミュージカル「サンセット大通り」の映画化が初めて報道されたのは2016年1月のこと。本ミュージカルの脚本を作詞を手がけたクリストファー・ハンプトンは「パラマウントと映画化の話をした」と語りました。
つまり、すでに2016年ウエストエンド・リバイバル公演でグレン・クローズがノーマ・デスモンドを演じる時には話が進んでいたことになります。
また製作開始は2018年を見込んでいます。監督やグレン・クローズ以外のキャストに関してはまだ情報がありません。